初夏に歩いた京都一周トレイルの続きです。寄り道が多く予定通りに進まなかった夏の陣を反省し、余裕をもって秋はたっぷり5日も用意しました。さすがに5日もあればノロマで雨女な私でもコンプリートできるでしょうし、どこかでキレイな紅葉を見られるかもしれません。
京都一周トレイル
今回も京都一周トレイル公式マップは使用しません。エリアごとに¥500-は高い。前回同様、Webから印刷したおおざっぱな地図と、ヤマレコのGPSと、現地での標識を頼りに歩きます。新たに用意したのは図書館で借りた「京の絶景と名所旧跡めぐり」、京都一周トレイル用ではないのですが、歩く道が重なっているのでエスケープルートやどこの登山口から入るか調べるときに役に立ちます。
⏰ 歩行時間:約4時間30分
⏰ 7:35 大原戸寺バス停 ~ 8:10 江文峠 ~ 8:50-55 静原神社🚻 ~ 9:30 薬王坂(377m) ~ 9:55 鞍馬寺仁王門🚻 ~ 10:05-10 由岐神社 ~ 10:25-30 洗心亭🚻 ~ 10:30 鞍馬寺本殿 ~ 10:50-55 木の根道 ~ 11:10-20 奥の院魔王殿 ~ 11:35 鞍馬寺西門 ~ 11:40-13:00 貴船神社エリア🚻 ~ 13:45 二ノ瀬駅 ~ 14:00 市原バス停
💰 🚌バス運賃 新宿バスタ→JR京都駅八条口¥3,900- バス・地下鉄一日乗車券¥900- 🎫鞍馬寺愛山費¥300- 🏠ゲストハウス・コンパス1泊朝食付¥2,925-(GoTo利用で¥1575引) 宿泊税¥200-
11/21 22:15 新宿バスタ発 ¥3,900- 連休ということもあり満席ですが、くっちゃべる人もなく飲み屋より安心。
11/22 5:05 京都駅八条口着 とりあえず八条口の反対側に出てみました。もちろん外は真っ暗、電車も動いていません。
地下鉄のシャッターが開きました。
地下鉄・バス一日券¥900-を購入、もとをとれるはず。
5:41 地下鉄京都駅発
5:54 三条京阪駅着 (¥260-)
聖護院 早起亭
歩きだす前にまずは腹ごしらえ。前回行ったいまりの朝食(おいしかった!)や有名なイノダコーヒーのモーニングなどいろいろありますが、今回はうどん。そもそもこんな朝っぱらから営業しているお店なんてめったにありません。
6:10-30 早起亭 夜が明けてきました。
こんなに朝早いのに店内は満席です。
このビニールカーテンの中の席はこれだけ、カーテンの外にイスとテーブルがいくつかありますがうどん待ちの観光客で埋まっていました。カーテンの中の若造たちは京大生、トレーナーそう書いてありました。
安い! 観光地京都で安すぎる! はなまるうどんのぶっかけ中だって400円するのに!
お店のおじちゃんはまさしくこんなかんじ。うどんだけでなくおじちゃんの笑顔にも温かくなります。卵とじ用の卵を溶くリズミカルな音が聞こえます。
ほわわ~ おかあちゃんのうどん¥400- めちゃくちゃおいしい! もちろんだしベースの汁ですが、しっかり味です。玉子はご覧のようにふんわり。
私が食べ始めるころには京大生は帰るだろうと思っていましたが、食べ終わってもくっちゃべってどかないので、私は立って食べました。もうすでに上級国民ですかね。
とてもおいしかった! 来てよかった、これは幸先いいぞ。記念におじちゃんのステッカーをもらいました。もらったものの、どこに貼ろう?
6:57 川端二条バス停発
北山東部コース(大原~鞍馬寺~貴船神社~二ノ瀬)
7:31 大原戸寺バス停着 (¥480-) 久しぶりの大原、懐かしい。。。 なんだか前に見たことのあるようなワンちゃんが。。。ワンワンワン!吠えられる私、謝る飼い主。これはデジャヴだろうか。6月にもきっとあのワンちゃんに私会ってる。
7:35 北山コース24 靴の紐結んだりまごまごタイム後スタート
7:40 北山25 標識が「川を渡れ」って言ってる、標識頼りです。
紅葉の名残り。
7:41 北山26-1 山に入る前の町では標識が多く丁寧に案内してくれます。 7:41 北山26-2
7:45 北山27
コケー! コケココー! 鶏の声でなんともにぎやか。それもそのはず養鶏場がありました。八起庵って鶏料理のお店、飼育からしているのね。
7:51 江文神社鳥居
7:55 北山28
7:57 北山29 まっすぐ進むと江文神社(トイレあり)がありますが戻ってくるか抜けるにしても遠回りになるので省略し江文峠方面へ。ここで林道から山道になります。
8:10 江文峠/北山30 こんなところから人が出てくるとは思っていないのか、かなりのスピードで車がビュンビュン走っていきます。京都トレイルには危険箇所はありませんが、あるのだったらこのようなところで車にはねられたりしそう。
横断した先に北山31
北山31から振り返ると北山30の横に金比羅さん。先ほどの江文神社を抜けると琴平新宮経由でここに下りてきます。
崩山ですって。京都トレイルのコースよりだいぶ南の山です。
8:18 北山32
だらだら歩いてまだ疲れていないので休憩はパス。
ミステリーだとこんなトンネルで強盗にあったり襲われたりする。そういえば京都は殺人事件が多いよね、ドラマで。
のどかな静原地区にでました。
大原でもこのようなとびだし注意看板がよくありました。このあたりのちびっ子がわんぱくで飛び出してしまうというのではなく、のどかなわりに車がスピードだして走るので大人でも危ない。因みに近くに小学校があります。
このような景色大好きです。晩年は里歩きだな(もはや里山でもない)。
放火しそう。
静原山など山がたくさんでおもしろそう。
8:40 北山34
8:43 北山35-1 薬王坂を目指します。
8:47 北山35-2
静原神社
8:50-55 静原神社 なかなか雰囲気のよさそうな神社、お参りをしていこう。
ケガなく京都の山を楽しめますように
阿吽(あ・うん)ですが、笑ってる?
やっぱり笑ってる!
観光スポットにはない落ち着いた神社でした。左に見える公園にはトイレがあります。今日は日曜日、地元の人が何人も掃除をされているのでお掃除日のようです。
8:59 北山36
9:01 北山37
9:03 北山38
9:05 北山39-1 9:06 北山39-2
まわりに家や畑は見られなくなりました。
本日はじめての山らしい坂です。
標識がない所ではヒラヒラの黄色のトレイルテープが誘導してくれます。
9:30 薬王坂(377m)/北山40 昔、薬王が現れたということですが、この案内板の数を見るととても重要な場所らしい。ホント? ここからは鞍馬を目指します。
9:32 北山41
9:50 北山42 すぐ近くに八幡宮 このあたりから観光地のにおいがぷんぷん。
京都トレイルではここから鞍馬駅方面へ行き鞍馬線・鞍馬川沿いに二ノ瀬駅へ進みますがそれではあまり面白くなさそうなので、遠回りにはなりますが鞍馬寺と貴船神社を観光して二ノ瀬駅を目指します。
鞍馬寺
9:55 鞍馬寺、というより鞍馬山 愛山費¥300-、拝観料ではないのね。
10:05-10 由岐神社 有名な「鞍馬の火祭り」はここ由岐神社のお祭りです。
観光地としてはハードな階段が続きます。歩くことが大変な方にはケーブルカー(片道¥200-)もあります。このおばちゃんたち地元の方のようで、〇〇寺の前のお店のスイーツがおいしかったとかそんな会話してました。楽しそう。
10:25-30 洗心亭(お休み処) ずっと上り階段で熱くなってしまいました抹茶モナカアイスを食べよう。宇治のお茶屋さんの抹茶ですって、いいねー
山小屋でもないのに手ぬぐいが! 私の手ぬぐいコレクションに加えよう。なのでアイスは我慢。アイスを我慢しなくてよいほどのお金持ちになりたい。。。
ポリアンナではないけれど良かった探し。今だけのお花が生けられた手水舎。今だけと思いたい。
紅葉を撮ったら、おばちゃん3人が写っていました。ブログを書いていて気が付きました。
右手前:竜王岳 中央奥:比叡山 比叡山前のうっすら写っている山が瓢箪崩山
10:30 鞍馬寺本殿 並びたくないので外れたところからそっと手を合わせます。
なんとも風流な事務所。見た目はとてもいいけれど、ここでのデスクワークは大変そう。
砂山を撮ったらここにも3人娘。
東京から移築された与謝野晶子の書斎。お弟子さんたちが書斎をプレゼントしたんですって。
義経公息つぎの水
義経公背比べ石
10:50-55 木の根道 ベンチでバナナ休憩。木の根はこの周辺のみ。若かりし時、貴船から鞍馬にこの道を歩いたことがありますが、もっと広範囲で根っこがボコボコしていて非常に歩きにくく、美輪明宏仙人(NHK大河「義経」byタッキー)が出てきそうなミステリアスな雰囲気をしていましたがこんなんだったっけ? みんなに踏まれて木の根がなくなった? 陣馬高原下バス停から陣馬山までの道のほうがよっぽど木の根道です。
11:05 義経堂
11:10-20 奥の院魔王殿 ベンチで休憩をしているとまた3人娘、結果ずっと一緒だったみたい。
貴船へ下りる道は山道というより遊歩道
11:35 鞍馬寺西門
西門を出ると思いっきり観光地です。
貴船神社
11:40 貴船神社 ちょっと覗いてみましたが、境内も非常に混んでいるのでパス
貴船神社は本社、結社(中宮)、奥宮と三社に分かれています。創建された地は奥宮なので奥宮まで行ってみましょう。今では川沿いにアスファルトの道路が走り、お食事処がたくさん並んでいますが、平安時代って↓のようなかんじだったのよね! 本当に山の中、ここに和泉式部がお参りに来たのですよ! 牛車だって入れなかっただろうしきっと歩いたはず。夜は真っ暗だし、想像するだけで楽しい。
11:55 結社(ゆいのやしろ) 厳かにお参りができました。祭神は磐長姫命。嫁いだけれど返されてしまい「人びとに良縁を授けん」とここに鎮座された優しい女神がいらっしゃいます。
ネズミの国のクリッターカントリー風
結社と奥宮の間にある相生杉。「夫婦共に長生き」を意味しているので私には関係ありませんでした。
12:10 奥宮 貴船手作り市が開催されていました。奥宮の見どころの龍穴は、日本三大龍穴の一つでパワースポットとなっています。
鳥居茶屋で鮎茶漬け
お食事処はたくさんありますが、貴船らしいものが食べたいので鮎茶漬けにしてみました。待っている間、↓のイスに座ったら「ここに座らないでください」と注意されてしまいました。おそらく外で団子を食べる人のスペースだったのだと思いますが、そう言ってくれればいいのに。
鮎茶漬け¥1,580- この界隈ではお値段はお手頃です。鮎は冷たく、茶漬けの茶は「お茶」であり出汁ではありません。こういうものなんですかね。朝食べた早起亭の¥400のうどんが食べたいな。
隣の人が食べていた貴船そばが、下段にそば、上段に薬味や具の入った2段になった器で、とろろもついておいしそうでした。
13:00 二ノ瀬駅に向かって再スタート 貴船川沿いに歩きますが、車とうるさいバイクで渋滞しています。
貴船川が鞍馬川に合流しました。
歩行車と自転車はトンネルに入らず右の道を進みます。
13:35 北山46 数時間ぶりのトレイル標識。今日のゴールの二ノ瀬駅方面へ。明日は夜泣峠方面へ歩きます。
13:36 北山47
北山46と47の間にかかる橋は銀杏橋と言われるだけあり、銀杏の落ち葉で周辺は黄色です。
13:45 二ノ瀬駅 駅は見えるけれどどうやってあそこまで行けばよいのやら。ちょうど通りかかったお散歩中のおじさんに聞くと「え、いま電車ないよ」 なんと土砂崩れで手前の市原駅までしか電車が動いていないとか。そういえば夏にそんな記事を見た記憶がかすかにありますが、大観光地なのにまだ復旧していないとは相当崩れたのでしょう。
おじさんが市原バス停まで案内してくれることになりました。↑の付近はいつもなら紅葉の中を叡山電車が走り見どころとなるそうです。
14:00 市原駅前バス停到着 市原駅から叡山電車に乗ることもできますが、宿を京都駅近くにとっていることを伝えると、バスで国際会館にでてそこから地下鉄に乗った方がよいというおじさんのアドバイスに従うことにしました。今思えば、地下テス・バス1日券を持っているので叡山電車に乗らなくてよかった。おじさん、ありがとう。
14:21 市原駅前バス停発
14:40 国際会館駅着 (¥230-) ここから地下鉄に乗車。おやつの時間だ、何かおいしいものを食べよう。お店を検索し烏丸御池駅へ(¥290-)
茶寮翠泉
15:00 茶寮翠泉 烏丸御池駅から徒歩5分ほどのところにある和スウィーツのお店。前回6月の京都一周トレイルでやり残したこと「抹茶パフェとにしんそばを食べる」、抹茶パフェはここで攻略します。
順番待ちのお客さんがたくさんいらっしゃいます。マツコさんの番組で紹介があったということですが、それだけではなさそうです。店内は空席もあるのですがまったくまわってません。ホールスタッフは一人で、配膳はもちろん、会計、電話、テイクアウト、売店すべて担当しています。これは大変そう。そんなそぶりをまったく見せずできた人だなぁ。16:00には新規受付を終え、それ以降に来たお客さんはテイクアウトで抹茶ソフトやわらび餅を買って帰っていきました。待つにも座るところは満席でないので、山用のざぶとんをひき小説を読みながら気長に待ちます。
もちろん翠泉パフェ¥1,243- 5カ月越しの抹茶パフェです! 抹茶ソフトが濃い!おいしい! 抹茶三笠(右のどらやきみたいなやつ)はもちもちしっとり。抹茶わらびもちも入ってます。下にはあっさりとした寒天が入っていてバランスが取れた抹茶づくしのパフェです。飲み物は水が出されます。ふつうでいいので温かいお茶が飲みたかった。
が、2時間待ったかいはあったかな? 待ち時間1時間くらいで食べたかったです、もう晩御飯の時間ですし。そしてこのブログを書いていて知ったのですが、なんとこのお店新宿にもあったのね、なーんだ(2020/7/1open)。でも京都で食べるからこそ意味がある、と自分に言い聞かせる。
晩御飯か。。。ここは烏丸御池、旬菜いまりに歩いていけるじゃん。
旬菜いまり
烏丸御池駅から徒歩10分ほどのところにあるおばんざい料理店。前回6月には夜と朝ごはんをいただきましたので、今回で3度目の来店となります。予約でいっぱいということでしたが、一人なら席があるということでカウンター席のはしっこに滑りこみセーフ。お一人様でいいこともある。
冬メニュー、おでんがあります。夏のとまとのお浸しもおいしかったし、季節ごとに来たいお店です。
京都ですもの京都のお酒で、蒼空¥880- 岩手遠征からすっかり日本酒を飲むようになってしまいました。財政的によくないのはわかっていますが、旅先ではついつい飲んでしまいます。
おいしいお酒においしいおばんざい、来てよかった。飲んで食べている間、予約の電話がじゃんじゃんかかってきます。しかも満席で断ってます。明後日の朝ごはんも断っています。そんなに人気のお店だったのか。3回もここでいただくことができるなんて私ついてる。おばんざい盛り合わせ五種¥1,250-、ふき煮、南瓜鳥そぼろ煮、小花良、なっぱと湯葉の炊いたん、ポテトサラダ。小花良って「おから」って読むのね、知らなかったー
白味噌おでん盛り合わせ三種¥500-、おいしい! 涸沢ヒュッテの味のない水っぽい大根と違って、しっかり味しみしみです。
前回感動した赤だし¥380-をもう一度、いい香りがします。あれから私はほんだしだけではなく、にぼしでとった出汁とほんだしで味噌汁をつくるようになりました。
本当はもっといろいろいただきたかったのですが、抹茶パフェがまだ胃に残っていてこれ以上は入りませんでした。お通し¥300-で計¥3,310- ごちそうさまでした、大変おいしゅうございました。
四条西洞院バス停→西大路七条バス停(¥230-) 本日のお宿、ゲストハウス・コンパスにチェックイン。一服して近くの梅小路公園へ出かけようとしたら雨が降ってきました、うそーん。
梅小路公園 朱雀の庭ライトアップ
京都駅から徒歩15分ほどのところにある公園。朱雀の庭は京都駅から見て一番奥まったところにあるので徒歩20弱かかります。雨だから人が少ないかも、と良い方向に考え梅小路公園の朱雀の庭へ。朱雀の庭入場料¥400- 入ると下に池が見えます。なんとも幻想的です。
今日歩いた山では紅葉はほぼ終わりでしたが、ここはキレイじゃないですか! 朱雀の朱色に見えなくもない。いつのまにか雨がやんでいました。
散策をしていると係のおじさんが「こっちこっちー」と呼んでいます。そこは写真スポットでした。確かにいい場所です。ただ三脚がなくカメラが固定されないので私の腕ではうまく撮れません。。。
呼ばれて撮影スポットに集まる人たち
水面はまるで鏡、ずっと見ているとフラフラ~と引き込まれそう。
広いので人も分散しゆっくり散策でき、お寺の紅葉ライトアップよりも入場料(拝観料)は安いのでここ朱雀の庭はおススメです。
明日の地下鉄・バス一日券を求めて京都駅へ。ゲストハウスコンパスではいつもあるのにちょうど切れていました。帰りの地下鉄で買っておくべきでした。いや、そもそも一日ではなく二日乗車券を買うべきでした。バカはこのようにお金も時間もムダにするのです。
地下鉄・地下鉄一日券¥900-を今日一日使いましたが、使わなかったとすると¥1,720-かかっていたのでだいぶ得をしました。
京都駅→七条御前通バス停(¥230-) 本日のお宿へ
ゲストハウス コンパス
「ただいま~」 んん?ガラス戸越しになにか動く黒い毛玉が。。。これはもしや!
ネコちゃんがいたとは! 知らずに予約していました、なんてラッキー☆ 前回泊まったひつじ庵にまた泊まると言っていたがどうしたのか。ひつじ庵に連泊しようと思っていたのですが予約が取れませんでした。ひつじ庵のサイトやじゃらんでは予約できるのですが、楽天トラベルでは11月10日を過ぎても更新されなかったのであきらめました。なぜここにしたかというと、オーナーご夫婦の奥さまが元スチュワーデス(今でいうキャビンアテンダント)で、そしてその後は元ホテルのゲストリレーションズをされていたということだったので。ゲストハウスは元バックパッカーがオーナーであることが多く、他とは違う経歴のオーナーが経営するゲストハウスに興味を持ちました。
町屋の造りなのでもちろん中庭があります。夜のお庭と朝のお庭。
写真右側に浴室とトイレ、複数あります。冬はトイレ行くのも寒くないだろうか? 確かひつじ庵も中庭の横にあったはず。町屋は不思議なつくりだなぁ。
ダイニング上の吹き抜け
模様の入ったガラス、実家に昔あったなぁ。最近見かけなくなりました。
近くに銭湯もありますが、もう疲れてしまってここのお風呂に入ることにしました。ママ「寒いからお湯はってね」 浴槽にお湯を入れていいとは! ゲストハウス=シャワーと思っていたのでうれしい。水がもったいなし長湯してしまいそうなので浸かりはしませんでしたが。お風呂上りにアイスを食べよう。フリードリンクやフリーお菓子もあり、なんと冷蔵庫に入っているアイスも食べてよいとのこと。
アイスを食べようと思っていたら、なんとママからゲストにお手製甘酒がふるまわれました。うれしい!
リビングにいた他のゲスト、男性3人とおばさん1人に加わり甘酒をいただきます。生姜がきいていて体があたたまります。ゲストハウスはアクリル板を設置したり対策をされていますが、このゲストどもときたらマスクをしていません。意識が低い人たちかというとそうでもない。コロナについて熱く語っているのですもの。私の横に座っている先生(学校の教師をしているとのこと)は「毎朝検温をしている」と言っていますが、検温してアゴマスクなんですかと突っ込みたいところ。言ってやろうかと思いましたが、先生と呼ばれる人は政治家を筆頭に口が達者で形勢が悪くなると論点を外すことに長けた人たちですからやめておきました、私絶対に負ける。私にむかって飛沫どころかつば飛ばされても困りますし。私がコロナに感染したらきっとコイツのせいだ。
リビングの本棚には旅人が見たくなるような本がたくさん並んでいます。そして鬼滅の刃まであります。最新刊の22巻を手にとってみるとまだビニールで閉じられていました。オーナー自らは読まないけれど、ゲストが読んでくれたらということでしょうか。そしてここに泊まったゲストがみないただける「一期一会」。コピーではありません、ご主人が一枚一枚書いてくれたようです。(みかんはつきません)
ゲストハウスなので高級ホテルのような設備はありませんが、おもてなしは本当に素晴らしい。オーナーご夫婦は本当に人が、もてなすのが好きというオーラが出ていてます。元スチュワーデスだったというママは、良い意味で客室乗務員の雰囲気はなく、気さくで明るく陽気な方です。ここはさすがにコロナ禍でも大丈夫だろうと思いましたが、やはり平日の予約はないとのこと。インバウンドがないと難しいか~。ご主人の定年退職を機にはじめたゲストハウス、このようなゲストハウスは残っていってほしい。
23:00 一応消灯(しばらくは電気がついていました) 二段ベットがある女性用ドミトリーへ。今日は一日とても長かったー、つかれたー、おやすみなさい💤 5日目へつづく
ぐれぶさん、京都ツウですね!おばんざいや抹茶パフェにうどん良いな~夏と秋で京都一周トレイル凄すぎです❗
秋編で5日も休めるなんて羨ましい
いりくん様 コメントありがとうございます。5日休みといっても週末と祝日を含めての連休ですので。。。とにかく休み中に仕事を代わりにしてくれていた会社の同僚たちに感謝です。