あまりにも有名な涸沢の紅葉、見たーい! 実は添乗員時代に添乗で紅葉の涸沢に来たことがあり、あまりの素晴らしさに感動。それがきっかけで自分でも山を登るようになったわけですが、個人では紅葉の季節に涸沢に来たことがありません。来たくても山小屋の混雑がイヤで来られませんでした。が、今年はどこの小屋もコロナ対策でぎゅうぎゅう詰めにすることはありません。ダメもとで電話をしたらなんと予約がとれてしまいました。
⏰ 歩行時間:約5時間50分
⏰ 5:50 上高地バスターミナル(1504m)🚻 ~ 6:00 河童橋(1505m)🚻 ~ 6:10 小梨平🚻 ~ 6:50 明神館(1530m)🚻 ~ 7:45-8:25 徳澤園(1562m)🚻 ~ 9:40-45 横尾(1620m)🚻 ~ 10:50-11:10 本谷橋(1780m) ~ 11:50 大崩落地(1995m) ~ 12:50 涸沢ヒュッテ(2309m)🚻
💰 🚌バス運賃 新宿バスタ→上高地バスターミナル¥7,700(Web割で¥400引) 🏠涸沢ヒュッテ1泊2食付¥10,000-
9/30 22:25 新宿バスタ発 運賃¥7,700(Web割で400円引) バスはほぼ満席。登山客の中に観光客がちらほら数名いらっしゃいます。
上高地
10/1 5:15 上高地バスターミナル(1504m)着 5:30でもこんなに真っ暗、しかも雨降ってるし。天気予報では曇りのち晴れだったのに本当に今年の私は雨女。
5:50 雨やまないかなーとモジモジしていましたがまったくやむ気配がなく、まわりもしらじらと明るくなってきましたので出発。
6:00 河童橋(1505m) 穂高は見えません、当然。
ノコンギクももう終わり。8月から咲いているからご長寿さんですね。
6:10 小梨平 いつもはテントでカラフルなキャンプ場もクマ襲撃で一部閉鎖しているようです。
6:50 明神館(1530m)
もちろん明神岳はガスの向こう
明日のお昼はここで岩魚定食もいいな
潤っているコケ丸くん
雨でいいこともちょっとはある。
雲の切れ間から青空が。いいぞ、このまま晴れてー
徳澤園・みちくさ食堂でモーニング
7:45-8:25 徳澤園(1562m) ここで朝食にします。今日のピークは涸沢ヒュッテ、どんなに私がのろまでも日暮れまでには涸沢に着けばいいので寄り道も豪快に。
前回私の勘違いで食べられなかった徳澤園の朝ごはん、リベンジです。
1年越しの朝定食ついに! オムレツはフワフワ。左の枝豆の下にあるものは炒めたじゃがいもです。やっぱり徳澤園のご飯はおいしいなー
特にきゃらぶきがおいしい。母と徳澤園の個室に泊まったとき、母がとてもきゃらぶきを気に入り「販売してないのですか?」ときいていたっけ。私も好きです。隣のテーブルのカップルもお気に召したようで、店員さんに売っていないのか尋ねていました。中高年だけではなく、若者にも人気があるとは。販売したら名物になりそうです。
ゆっくりしていたら外の雨はあがっていました。川が澄んでいます。
9:40-45 横尾(1620m) ここまではほぼ平らでしたがここからは山道、いよいよです。
橋から梓川
橋の下では、お兄ちゃんがテントの撤収作業。雨がやんでよかったですね。
キノコ団地
アキノキリンソウ
アレチノギク 荒地野菊そのまんまの名前
ガマズミ
雪の季節の難所(?) アイゼン装着してない人たちが滑って転んでいましたっけ。
ヤマハッカ
スギゴケ
10:50-11:10 本谷橋(ホンタニバシ 1780m) 何度通っても、モトヤバシ?あれ、なんて読むんだっけ?となる私。
傾斜が増していく中、ツアーのみなさんには道をゆずっていただきました。しんがり担当がしっかりしているツアーはこちらも持ちよく歩くことができます。
11:50 大崩落地(1995m) 景色がいいので足をとめたくなってしまいますが、長居をしてはいけません。
北アルプスに来たんだなーという景色 まぁ上高地だって北アルプスなんだけどさ。
涸沢
涸沢ヒュッテの吹き流しが見えてきました。あともうちょっと!
あとほんのちょっと!
ほんのちょっとがちょっと長い
紅葉には少し早かったようです。
12:50 涸沢ヒュッテ(2309m)到着
受付をし、荷物を置いたらお昼です。もちろんお昼は涸沢ヒュッテ名物のアレ。
私が食べたいものは味しみしみ大根とホクホクじゃがいもなのですが、盛り合わせ¥1000-しかありません。前はバラでも注文できたのになー
名物のおでん、盛り合わせには大根、じゃがいも、しらたき、たまご、さつま揚げ、ちくわが入っています。ではお楽しみの大根から。。。ん?んん? まったく味が染みていません! お湯に浸かっていたのか、汁に5秒前に入れたのか、ただの水っぽい大根です。しどい!これはしどい!!(わが一族は時折「ひ」が言えずに「し」になります。例)五木ひろし→五木しろし)
テラスから北穂方面を眺めながら思う、北穂小屋泊まりたいなー。北穂小屋に行き、涸沢岳経由ザイテングラードで下りてきたことはある。登るのはいいが、下りられない可能性が。。。イモト方式でヘリ下山ならいいのだけれど、そんなの登ったことになるだろうか。
ぶらぶら散歩しながらお隣さんの涸沢小屋まで行こうと思います。ヒュッテおでん→小屋おはぎのフルコースです。
あら、こんなところに農鳥フォント、でも「ウケケケ」ではない。
この季節にチングルマ? まさかね。果穂にもなっていないことなんてあるだろうか。
涸沢小屋到着
上高地食堂のうなぎメニューにも驚きましたが、うなぎはなんと2350mまであがってきました。
きなこにするかあずきにするか、はたまた揚げ餅にするか悩ましい。水っぽい大根食べずにここで全種類食べればよかった。
夕食が近いので1個だけ。このカップ、かわいいですね♡ きなこおはぎ¥300-、コーヒー¥500-
中にあんこが入っています。(スプーンで切りました、歯型ではありませんよ)
景色を見ながらおやつタイム。紅葉は数日後が見頃になりそうです。
冷えてきたのでヒュッテに戻ります。
振り返って涸沢小屋。絵になる小屋ですね
夏っぽい花があると思ったらイワツメクサ?
涸沢ヒュッテ
今日の寝床はこちら。涸沢ヒュッテには今まで2度泊まったことがありますが、2回とも談話室で置いてあった寝袋に入って寝たので、もしかしてヒュッテにはお布団がないのではないかという疑惑がありました。が今回はしっかりお布団が、コロナ対策の不織布もありました。
不織布を用意してくれていますが私は念のため持参のシナモンシュラフ。コロナ前はどうだったのでしょう。このカプセルホテル仕様は今だけでしょうか、入り口にはカーテンがかかりとても快適です。この小さい部屋にはコンセントがありましたが、使用していないので充電できるかはわかりません。
小説を読みながらゴロゴロ、ご飯待ちです。部屋は個別になっているといっても遮っているのは薄い板。となりのおじちゃんの「よいしょ、よいしょ」がうるさい。ザックを開けるにも何かを取り出すときにも「よいしょ、よいしょ」
17:35 夕食 席は前に隣に人が座らないように設置、入り口では外したマスクを入れておくための袋まで配布してくれています。
おかずには直前までカバーがかけられていました。3回転するので、食事時間は30分以内で済ませないといけません。では張り切って、いっただきまーす。
売店にはいろいろグッズが揃っています。手ぬぐいだけでもこんなに種類が。これは困りますねぇ。この時間には売店は閉まっていたので明日の朝までゆっくりどれにしようか考えることにします。→結果買い忘れてしまいました。
売店横に充電コーナーがあるということは、部屋のコンセントは使えないってことかな?
平日なのでテント数は多くありませんが、それでもキレイ。
ハミガキをしながら他の人を観察。5人中1人が歯みがき粉を使用していると結果になりました。この割合はいいのか悪いのか? 私はミントのガムを噛んで、そのミントの残り香(?)で歯をみがきます、歯みがき粉は使いません。もっとさっぱりする方法はないものだろうか。
「よいしょ、よいしょ」にイライラしながらおやすみなさい💤
zzz
「よいしょ、よいしょ」 え、もう朝? と思ったらまだ夜中の2時すぎ。よいしょおじさん、うるさいよ、もう! 便所くらい黙って行け!
1泊2食付: ¥10,000-
食事時間:
トイレ : 洋式ぼっとん 紙は箱へ 便器のなかで小と大とに分かれています
携帯電波(docomo): 入りません
消灯 : 21:00
お湯・お茶の用意はありがたい
2日目へつづく
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