熊野古道中辺地 2日目 滝尻王子・古道の社あんちゃん~近露王子~継桜王子・ゲストハウスムイMUI

おはようございます。猫女将・みゃあちゃんのおかげでとてもよく眠れました。顔を洗い、部屋で準備をしているとみゃあちゃん登場。起きたか確認をしに来てくれたのでしょうか。え、寝ちゃうの。ひざの上で寝てくれるのはとってもうれしいのですが、朝の支度が進まないじゃないか。女将失格ですぞ。

このまま午前中はみゃあちゃんと遊んで、予定の行程は途中までバスで行ってもいいような気がしてきました。こたつとネコは私をダメ人間にする魔力があります。

 

⏰ 歩行時間:約7時間

⏰ 7:35 滝尻王子🚻 ~ 7:50-8:00 乳岩 ~ 8:05 不寝王子 ~ 8:30 剣山(371m) ~ 8:40 飯盛山(341m) ~ 9:30-40 高原霧の里休憩所🚻 ~ 10:20 大門王子 ~ 10:50-11:15 十丈王子🚻 ~ 12:50 大坂本王子 ~ 13:05 道の駅中辺路 ~ 13:25 牛馬童子 ~ 13:45-14:15 近露王子🚻 ~ 15:20-50 ケーキ休憩 ~ 16:00 継桜王子🚻 ~ 16:15 ゲストハウスMUI🚻

💰 🏠ゲストハウスMUI1泊二食お弁当付¥15,100-(クレジットカード不可)


6:55 朝食 和食もいいけれど、洋食はテンション上がります。やっぱり朝はコーヒー飲みたいし。

 

みゃあちゃんはお見送りはしてくれないのか。。。と思ったらスタンプ設置押印所横のベンチにいるじゃん! 人間の女将さん曰く、以前はスタンプ台の下に座っていたのですが、人がみゃあちゃんに気付かすスタンプだけ押して行ってしまうのでベンチの上にスタンバイするようになったそう。えー、本当?! みゃんちゃんさすがです!!

みゃあちゃんは12歳、人間でいえば定年を迎えて再雇用というところか。ばいばい、みゃあちゃん、元気でね。ちなみにみゃあちゃん、外もテリトリーなのに毛皮はやわらかく、肉球もぷにぷにです。

 

滝尻王子~牛馬童子~近露王子

7:35 滝尻王子スタート 神社の後ろに山へ入る道があります。

 

7:50-8:00 乳岩(胎内くぐり) 穴をくぐらずに横の道を登っていけば進むことはできますが、せっかくですので胎内くぐり。入口はザックを背負ったままでも入れました。

出口はせまく、背負ったままでは通れません。ザックのみを押し出そうとしましたがうまくいかず、とりあえず私本体のみ出ました。手を伸ばして引っ張りあげようとしましたがムリ。なので、横の道を下って入口から出すことにしました。

ん?ザックが増えています。「ピンクのザックの方ですかー?」と出口の外から声がします。穴の中で、黒いザックを下から押し上げて、外から引っ張り上げてもらうことで黒ザックは脱出完了。私はピンクのザックを背負って、穴は通らずに横の道を登りました。

出口外には黒ザックのお姉さん「ありがとうございました。」といいながら下ろうとします。私「そっちは滝尻に戻りますよ」 穴から出たところだと進行方向がわからなくなるのかもしれません。

 

8:05 不寝王子(ねずおうじ)

 

500m毎に番号標識が設置されていてありがたいです。

 

石段から根っこ坂へ、まぁいつものパターンです。

先に出発していたおじちゃん達を追い抜きます。「お先でーす。またあとでー」「おー」 今日のお宿も一緒ですからね。昨日とは違い今日の私は体がとても軽い、みゃあちゃんのおかげです。(調子がよいと言っても、これでやっと人並みですが)

 

8:30 剣山(371m) 経典を入れた壺が埋められていたところで、その壺が滝尻の古道館に展示されているとのこと。昨日もっとしっかり見ておけばよかった。

 

あの黒ザックのお姉さんが「道がない」と言いながらウロウロしています。落ち着いて見ればあります。たまに見る「熊野古道ではありません」看板がこちら↓

 

熊野古道から外れて飯盛山展望台に向かいます。外れてといっても、ちょこっとです。

8:40 飯盛山(341m) 展望台からの景色、集落が見えます。

 

9:05 針地蔵尊

 

9:15 夫婦地蔵

仲よし♡

 

進行方向に人里が見えてきました。

高原エリアにもいくつかお宿があります。

 

家具屋さん? 家具だけでなく、写真立てやまな板などもあります。今どきの人はフォトフレームやカッティングボードって言うのでしたっけ。いずれにしても使われている木がとってもよさそう。

 

ケーキ休憩にしよう!と思ったら定休日でした、残念。

 

9:25 高原熊野神社

 

9:30-40 高原霧の里休憩所 トイレ、自動販売機あり。ベンチに座り、昨日紀伊田辺駅で買った梅干しを食べながらちょっと休憩。

ここからの眺めが。。。棚田! これは外国人観光客が喜びますね。

水車もあります。

 

休憩終了。山道ではないのに何気に坂がきつい。横からの(たぶんこ「コーヒーけやき」の女将さん)「その坂を上がってちょっと行くとラクになりますよ」の応援に押されながら、沈丁花の香りただよう坂を上がります。

 

10:10 山道を歩き高原池

 

歩いていてとても気持ちのよい道です。

 

10:20 大門王子 ベンチはありません。

 

まっすぐ。古の道へ引き込まれていくみたい。

 

10:50-11:15 十丈王子 ベンチがあるのでここでお昼ご飯。

奥に見える建物はトイレかな?

宿で作ってもらたお弁当。うまいニャン! この炊き込みご飯がとっても美味!! 近露王子あたりのお店でお昼をと思い、お弁当をキャンセルしようとしたのですがじゃらんで申し込んだため直前でキャンセルできず。。。キャンセルしなくてよかった! これはおいしい。トマトもフルーツかと思うほど甘かったです。

反対方向から来たおじさん「近露が桃源郷ならぬオウゲンキョウでしたよ」 オウゲンキョウ? あぁ、桜で桜源郷ね。遠山の金さんの桜吹雪ってとこかな?

 

11:25 小判地蔵 飢えと疲労で小判をくわえたままここで倒れたんですって。お金があっても山の中じゃあねぇ。

11:30 悪四朗屋敷跡 悪四朗。。2F一族か? 悪四朗の「悪」は、悪者のことではなく勇猛で強いというような意味と説明書きがあるので2Fではないですね。

 

もうツツジの季節

 

12:50 大坂本王子 黒ザックのお姉さんがいました。地図見ながらまごまごしています。

説明書きによると、1201年10月14日に後鳥羽上皇と藤原定家がここを参拝しているとのこと。もやしっ子だと思っていたけれど、平安貴族も歩いたのね。まだお姉さんまごまごしてる。平安時代からの踏み跡があるというのに、なぜ。まごまごしているところを追い抜き、わかりやすい道で追い抜かれるというパターンができてきました。

 

川沿いに熊野古道

 

13:05 道の駅 中辺路

 

13:25 中辺路といえばこのお方、牛馬童子、花山法皇のお姿とも言われています。花山法皇って。。玉座でねぇ。。アレよ。この像は頭が切断されたり、とれたりしたこともあったという波瀾万丈の花山法皇。

 

「血か露か」(by花山法皇)の近露エリアに入りました。確かに咲いています。

十丈王子でおじさんが「桜源郷」と言っていたのも納得

 

13:45-14:15 近露王子 この横にトイレあります。

 

CABELO coffee

近露王子の近くにあるカフェ。甘いものが食べたいな。ケーキかなにかあるでしょ、と思って入りましたがコーヒーのみのガチなコーヒー専門店です。かわりに食べ物の持ち込みOKです。

コーヒー専門というだけありおいしい。氷も透明のキレイな氷です。オシャレな珈琲店ですが、近所の人たちがコーヒーを飲みながらくつろいでいたり、後ろでここのお嬢さん?が宿題をしていたりほのぼのとした空間です。そのお嬢さんが宿題の合間に牛乳を持ってきてくれました。

お客さんの1人がが町の外れまで案内してくれて、古道歩き再開。

桜が似合う学校です。

 

近露王子~継桜王子

中央奥の山「半作峰(はんさみね 894m)」は「乙女の寝顔」と呼ばれているとのことです。鼻らしきものはありますが、どっちがおでこでどっちがアゴなんだろう? それよりも阿蘇の根子岳に見えます。

 

15:05 比曽原王子 どうしてこんなにブレちゃってるの、もう飽きてきちゃった? 白神山地33湖めぐりした時も、後半はどうでもよくなっちゃったしなぁ。

 

森の中はあまり花はありませんが、集落にでると春爛漫

 

15:20-50 ケーキ発見!

基本テイクアウトですが、ここでもいただけるということで休憩です。・・・・注文してから早15分。まだかなー ここから継桜まであと少しだったので、寄り道せず進めばよかったかな。

急に暑くなったので、まだ氷がないとのこと。南フランス出身のご主人が苦戦して淹れてくれたアイスコーヒーとオレンジケーキ。バターを使用せずオリーブオイルで作ったケーキだそう。

小さい器の白い物体はヨーグルト、後からオレンジジャムをかけてくれました。ケーキは南仏の味がするような? 味も食感もさっぱりしていてこの暑さに合います。寄り道してよかった。

食べていると何か視線を感じる。。。いた!やっぱり! 奥さま「この子はうちの招き猫なのよ」 はい、招かれました。

 

16:00 継桜王子 階段がつらいが本日のクライマックス

 

桜がまだ咲いていてくれてよかった。

 

安倍晴明の腰かけ石 一応説明書きはありますが、ありがたみがイマイチ。

 

ケーキを食べたところで「真っすぐ行って突き当ったら右」と言われましたが、右に行ったら方向としては戻るようですが。。。グーグルマップを見ながら歩きスマホをしていると、白い物体がぬぅっと、「わぁっ!」びっくりしたー

16:15 「こちらですぜ、セニョリータ」


ゲストハウスムイMUI

「こんにちはー」何度か呼ぶものの応答なし。外にはClosedの看板があるけれど、わたし予約したよね? おじちゃん達もここに泊まるって言ってたけれど。。。しばらくヤギと遊びながら待ちます。親子かと思ったら、兄妹なんですって。

しばらくして離れから宿のご主人が現れました。

まず館内説明の動画を見ます。泊まり客の多くが外国人ということもあり英語、しかも「靴を脱ぎましょう」からです。

私「今日ここに泊まるおじさん2人とは、昨日の宿でも一緒だったんですよ」 ご主人「それがですね。。。」 なんとおじちゃんは足を痛め、なんとか牛馬童子手前の道の駅まで下りてきてもらい、そこまでご主人が車で迎えにいくのだそう。木の根っこにでもつまづいたかな?

熊野古道と並んで「道」の世界遺産、スペイン・サンティアゴ巡礼(カミーノ)のお話もしていただきました。↓熊野古道とサンティアゴ巡礼の2つを歩いた共通巡礼証明書(Dual Pilgrim)。

スペイン巡礼ではこのホタテとひょうたんを持って歩くのだそう。ピンクの小粒のコーラッコはホタテのポシェット持っていましたが、巡礼者?

サンティアゴ、聞いたことあるし口にした記憶もある。私は若かりし時に現地マドリード集合のツアーに参加し(参加者は世界各国から)、スペイン、ポルトガル、モロッコを2週間回っているのですが、たぶんサンティアゴは行っているのでは? 跪きずりずり礼拝堂へ前進するのは。。。あれはポルトガルのファティマか。ファティマに行っているならサンティアゴにも行っているはず。宿にあったカミーノの本には、遮るものが何もない道の写真が。こんな道を歩いたら気持ちいいだろうなー

 

リビング 窓の外にヤギのハルくんたちがいます。

これかわいい!八咫烏のダルマ。最終日に本宮近くのお店で並んでいましたが、一番小さいものでも2000円ほどしましたので諦めました。10cmくらいで1000円前後のダルマがあればなぁ。

フリードリンク

 

お風呂は自分でお湯をためて、終わったら栓を抜きます。私は面倒なのでシャワーで済ませました。明日は温泉だしね。

 

おじちゃん達は自力で道の駅まで下りてくることができず、救助要請したそうです。大丈夫かな? 火打山のおじさんのようにしょんぼりしてないだろうか。

18:00 夕食 少しずついろいろ、和洋折衷がうれしい。右下はクスクスのサラダ、タブレ、ぶどうも入っています。左上はナスの南蛮漬け。右上は高野山のお豆腐です。左下はキャロットラペ。私が作るキャロットラペより断然おいしい。私が作るのはラペではなくニンジンの何かなのだろう。

 

食前酒は梅酒。その他にアルコールを1杯無料で作ってくれます。

 

梅酢で云々、ワサビごまだれ云々の鶏肉。説明してくれても食べているうちに忘れてしまいます。ブログにするならメモを取るべきなのでしょうが、食事のテンポがあるし、何よりもおいしく食べたい。

お野菜は地元のものを。原木しいたけ、大きい! おいしい、おいしいと食べていると、ご主人「家庭料理ですよ」 これが?! 料理した奥さまはその道の専門ではないとか。これが家庭料理とは。なるほど、ご主人のお腹を見ると毎日おいしいもの食べていると推測されます。

 

蓮の実のご飯。私、これだけでも十分なんですけど! ご主人と奥さまの、スペインなどの楽しい話もおかずです。

デザートでほっと一息ついていると、おじちゃん達到着。なーんだ、ケロリンパしてます。転んだなどではなく、いきなり足が痛くなったのだとか。肉離れか何か? 救助の人に背負ってもらい山を下りたそうです。おじちゃん、大きいから救助の人もさぞかし大変だったでしょうね。トイレに行くにもスタスタ歩いていますし、大丈夫そう。

 

歯みがきをしながら風呂場を見てみると、お湯があふれそう。蛇口をしめようにも靴下が濡れてしまう。「おじちゃん、お風呂もう入れますよ」 「お、いい感じかな」 だいぶね。今日は大変でしたね。ゆっくり休んでください。

窓が昭和レトロのガラス。昔、実家にもありました。今あらためて見てみるといいですよね。

おじちゃん達のことより、自分の心配をしよう。明日20kmも歩けるだろうか、心配で眠れない。。。。。ぐぅぐぅ。3日目へつづく


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