今年は雪解けも桜も早く、高尾山の桜も散り始めました。桜は諦め桃の花を見に行く?
⏰ 歩行時間:約2時間45分
⏰ 7:40 石和温泉駅🚻~ 8:15 山神宮 ~ 9:05 大蔵経寺山(716m) ~ 9:50-10:20 展望台 ~ 10:35 大蔵経寺山登山口 ~ 10:50 石和温泉駅🚻
💰 🚃電車運賃 京王線新宿駅↔石和温泉駅¥1,709×2=¥3,418- ♨石和温泉深雪温泉入浴料¥1,100-
4:55 京王新宿駅発
6:08-14 高尾駅 ¥367- 京王線からJR中央本線へ乗り換え JRのみよりも¥600-ほど安い
7:35 石和温泉駅着 ¥1,342- 改札をでるとピアノの音。誰でも弾けるピアノがありますが、公共の場ではつっかえつっかえではなく完成されたものを聞かせて欲しいものです。山梨の手土産といえば信玄餅。改札前のコンビニでは鬼滅の信玄餅が店頭に並んでいました。なんでもかんでも鬼滅鬼滅ってヤダヤダ。信玄餅屋としてのプライドはないのかしら。会社の同僚は家族で好きでプレゼントをもらいに回転ずしに通っているとのことですが、くだらん。
駅前には足湯がありますが、朝早いのでお湯はまだ張ってありません。
ジャスコ、ではなくイオンの横を通り、八重桜を見ながら線路沿いに歩きます。もう八重桜かぁ、本当に今年は早いなぁ
線路をわたり、大通りにでて東へ。
お宅の庭先、よく手入れされています。春ですねー
大蔵経寺山
これ、道あってます? しかも奥で軽トラくんが道?をふさいでいます。働く車だし、軽トラだし仕方がない。
不安な細い道から1分のところにイノシシ用の柵、道は山へと続いているようです。柵の向こうには神社が見えます。
ブドウ畑を歩きます。
またイノシシ用の柵です。
柵を開けて進んでいくと鳥居がありました。ということはこの上に神社があるのですね。
アオダモがわさわさ
8:15 山神宮 「山やってるから階段なんて平気でしょ」 いや、そんなことはありません、
山神宮の横、キレイなアオダモに魅かれてそちらに向かってしまいましたが、この道ではありません。
山神宮の横で二股に道はわかれていますが、こちらの細い道へ進みます。
大きな石がゴロゴロしていて、しかも傾斜がありなかなか登りごたえがあります。
ロープの箇所もありますが、たいしたことはありません。
道がなだらかになってきました。もうすぐ山頂の雰囲気です。
9:05 大蔵経寺山(716m) 木々に囲まれて眺望はありません。
がっかりした人を励ますように「展望台」の案内が山頂にあります。
山神宮側の山道は登山でしたが、こちらのコースはおだやかでハイキングにピッタリです。
ここが展望台でしょうか。座るのによさげな岩もありますが。。。ちょうどよいところにおじさんが上がってきました。「ここから下に展望台ってあります? おやつ休憩しようと思っているのですが」 「あるよ。眺めもいいし、ベンチもあるから休憩にちょうどいいよ。車道があるところ」 車道? それはもう下界では?
桜の木が多くなってきました。満開過ぎですが、満開よりもこのいきいきした緑とピンクの組み合わせが桜餅のようで一番好き。
9:50-10:20 ここですね、展望台は。おじさんが教えてくれた通り、眺めもよくベンチもあり、アスファルトの道はここから始まっています。
やっと朝食です。チーズとオレンジピールが入ったパンとカフェオレ。シンプルですが、桜の木の下での朝食は贅沢です。
展望台の桜は満開です。
展望台からの眺め、イオンが存在感あります。
どこぞの山小屋で写真を撮っておいた山雑誌の大蔵経寺山の記事には「4月に桃が開花すると甲府盆地がピンクに」と記載がありましたが、うーん、遠すぎるのか、霞がかっているからかよくわかりません。富士山もここから見られるはずですがいずこ。
続々とハイカーが登ってきます。人気の山なの? ある女性は長野からわざわざ来たそう。長野のほうがいい山たくさんあるでしょう。え、蓼科山の近くに住んでる? なんともうらやましい。スイス人が日本に登山をしに来るようなものでしょうか。
さて下山。駐車場も桜が満開です。
あぁっ! 桃色ピンクになってる!
こっちも! 空気が澄んでいたらもっとピンクに見られるのかもしれません。
大蔵経寺山の案内地図がありました。山神宮横で二股に分かれていた道の一方はここにつながっていたのですね。大きな石がゴロゴロしていたのは古墳群だったようです。
桜だけではなく、アオダモや山吹も
10:35 大蔵経寺山登山口
上から見えた登山者用駐車場
10:50 石和温泉駅でゴール スタートは石和温泉駅南口でしたが、北口に帰ってきました。駅の2Fの窓にはピアノを弾いている人が見えます。今度は上手だといいなー
冬の日本海のような荒々しいドビュッシーのアラベスクが響きわたっていました。おもしろい解釈だったので拍手。
石和温泉駅観光案内所
駅の1Fにある観光案内所で日帰り温泉についてきいてみましょう。前に並んでいたおばちゃん2人が桃のお花見スポットへの行き方について尋ねています。事前の予習で不可能と判断していた私ですが、耳をダンボにして聞きます。やっぱりムリみたい。桃源郷と言って大々的にポスターを宣伝している割には公共交通機関がないのです。車がなければタクシーに乗るしかありません。おばちゃんたちせっかくきたのだからタクシーつかまえればよいのに。2人だったら一人3000円あれば回ってもらえるんじゃない? 私はここから歩いていける範囲の日帰り温泉、またその特徴を教えてもらいました。お姉さん、とても親切です。
そしてここの観光案内所、なんとワインの試飲コーナー(有料)があるのです!
16種類から選ぶことができ、ワインの種類、量によって金額が変わります。とりあえず春限定のものを。
喉を潤した後はお風呂へ。
石和温泉 深雪(みゆき)温泉♨
石和温泉駅から徒歩10分強。ここを選んだのは観光案内所で源泉かけ流しと聞いたからです。循環・加熱・加水・塩素滅菌一切なし、100%かけ流しだから完熟の湯ですって。入浴料¥1,100-
脱衣所には鍵付きロッカーはなく、貴重品はフロント横でダイヤル式ロッカーに入れます。
惜しげもなくお湯が湯船からドバドバ流れ出ていきます。
露天風呂は内湯の向こう、内湯をざぶざぶ通って外に出ます。
お湯はアルカリ性でお肌に優しい。写真右にある2つの湧出口は、温度の違うお湯が流れだしており、浸かる場所を移動して好みの温度を楽しみます。本当に気持ちよく、ふやけるまで入っていました。
公共の湯船に浸かったあとは成分を洗い流すのはもったいないと思いながらも、通常シャワーで最後に流しますが、ここはなんと洗い場の蛇口、シャワーからも温泉がでているのです。石和温泉は富士山が近いこともあり、かの国の人が大挙して押しかけるところであまりよいイメージは持っていませんでしたが、実にすばらしい温泉でした。
川沿いを歩いてほうとうを目指します。
しんとみで馬肉とほうとう
石和温泉駅から徒歩5分ほど。正面入口の写真を撮りたかったのですが、玄関横の喫煙所?で絶えずお客さんがタバコを吸っていたので撮れませんでした。
店内はテーブル席とお座敷があります。お座敷ではグループが会食、というより宴会をしていました。お酒入るとマスクしないよねー
お食事メニューはこちら。基本のほうとうか、馬刺定食が悩ましい
迷ったあげく、単品で馬肉小サイズ¥700-とほうとう¥1,150-にしました。馬肉がきました。なにこれ、めちゃくちゃおいしいんですけど! 柔らかく甘みもある。焼酎が欲しくなりました。
ほうとうは白味噌味で上品に仕上がっています。当たり前ですが、お店によっていろいろなほうとうがあるのね。
食べている時に何かが物足りないと思っていたのですが、このブログを書いていてその足りないものがわかりました。鉄鍋です。過去、小作(甲府駅前店・双葉バイパス店)、不動、海馬、完熟屋、七福のほうとうを食べてきましたが、どこもほうとうは鉄鍋で出されました。大事なのは中身ですからどんぶりでもいいのですが、テンションの上り具合が違ってきますね。
ごちそうさまでした。お会計を。。。ない!お財布がない! 落ち着いて記憶を辿ってみよう。温泉の貴重品用ロッカーだ。iPhone以外を人質に残し、深雪温泉へ戻ります。
バカはこうやって時間も労力もムダにするのです。いえ、ムダではありませんでした。川沿いでお食事中のニャンズに会うことができました。このためにお財布を忘れたのでしょう。かわいいニャー
温泉でロッカーからお財布を取りだし、再びしんとみへ。まだニャツラいるかなー いるニャン!
お腹まで触らせてくれます。冬、頑張って生きたね。しばらく遊んでいたいけれど、食い逃げ未遂の身なので早々に切り上げほうとう屋さんへ戻りお支払い。
三たび石和温泉駅、後ろには大蔵経寺山。が、まだ終わりません。次はどのワインを飲もう。ほうとう屋さんで焼酎を飲まなかったのはこのためです、財政的に。
計5種類のワインを試しました。頻繁にはこない電車の待ち時間にも最適、こんな素晴らしい観光案内所はじめてです。
車窓から桃の花。山から桃は思ったようには見ることはできませんでしたが、桜が咲いていたのでお花見ゆる登山を楽しむことができました。
これで終わればよい一日だったのですが、そうは問屋が卸さない。途中の駅で、熊鈴を鳴らしながら2人乗車してきました。こっち来んなよジジイ、と思っていたら私の前に座りやがった。熊鈴をうっかり外し忘れたのではなく、わざとですね、意図的にならしています。ブルブルうるさいバイクみたい。私は山以外での熊鈴の音と屁こきバイクがが大嫌い。が、熊鈴どころの話ではなく、なんとマスクもしていません。おまけに保冷バッグからビールを取り出しプシュ―、ぷはー。おつまみを食べだし、指まで舐めてる。私が氷点下の冷たい視線を向けていると、飛沫とばしながらジジイ「拡散されちゃうかなー、ガハガハガハ笑」 もうサイテー、そもそもオマエの画像データなんて保存したくないわい! 胡蝶しのぶ様、このクソジジイに効く毒はありませんか?
くだらんと言っておきながら買っちゃいました。
コメントを残す