矢倉岳は正直どうでもよく、下山したところにあるうどん屋さんがターゲットです。冬の寒い時にふぅふぅ言いながらアツアツのうどんを食べたいと思っていましたが、緊急事態宣言で引きこもっていたため桜も散った今となってしまいました。暑くなる前に温かいおうどんを食べに行かなくっちゃ。
⏰ 歩行時間:約3時間45分
⏰ 8:40 矢倉沢バス停🚻 ~ 8:50 白山神社 ~ 10:05-40 矢倉岳(870m) ~ 10:55 山伏平 ~ 11:55 足柄万葉公園バス停 ~ 12:05-10 足柄峠 ~ 13:10 万葉うどん🚻
💰 🚃電車運賃 小田急線新宿駅→新松田駅¥786- 大雄山駅→小田原駅¥280- 小田急線小田原駅→新宿駅¥891- 🚌バス運賃 新松田駅→矢倉沢バス停¥536- 地蔵堂バス停→関本バス停¥460-
6:31 小田急線新宿駅発
7:55 新松田駅着 ¥786- 駅構内の窓に「ここから富士山が見えます」とあり、ほんとだ、富士山がよく見えます。矢倉岳からもきっと見られるぞ。
新松田駅前からは富士急湘南バスと箱根登山バスがでています。以前鍋割山へ登った時はここから富士急湘南バスに乗りましたが、今回は箱根登山バス地蔵堂方面行に乗車します。
8:10 新松田駅発 車窓から金時山がおはようございます。
8:40 矢倉沢バス停着 ¥536- 山側へ歩いていきます。
トイレがあるようです。中央手前の緑の山は上ノ山、その奥の冬色の山が矢倉岳。ずいぶん遠いけれど大丈夫かな。。。
とりあえず里山さんぽコースを進みます。
矢倉岳への標識が現れました。
個人宅よね?
普段なら通り過ぎてしまうような花たち、ムラサキサギゴケ、シロツメクサ、タンポポ。
看板後ろにはお茶畑
8:50 白山神社 今日のゆる登山の安全祈願といきたいところですが階段があるのでパス。体力温存です。
のどかな里山さんぽです。
涼やかな竹林、山道の入口によくあるパターン
シャガ
桜ももう終わり
ムラサキケマン
道が二股に分かれている箇所、一つはもみじ山へ、もう一つは矢倉岳へ。
茶畑の向こう奥には丹沢の山々
イノシシ用の柵を通ります。
可憐なスミレ、タチツボスミレ
しっかり山道です。
あちこちにスミレ
ぐんぐん登って、やっとほぼ平らの山道でほっと一息
再びぐんぐん登ります。前を行く姐さんの足取りも重くみえます。
頂上が近づいてきたような。前を行く姐さん、勝手にペースメーカーになってもらいました。この方がいなかったらもっとダラダラ歩いていたと思います。
頂上が見えてきました。
10:05-40 矢倉岳(やぐら 870m) 朝はクリアに見えていた富士山ですが、残念、雲がかかっています。左には愛鷹山。
山頂は広くベンチもありますが、あいにく埋まっていたので下に座布団を敷いて朝ごはんです。先週の大蔵経寺山での朝食とほとんど変わりはありませんが、今日はふるさと納税でもらったイチゴが加わりました。
箱根の山々を眺めながら食事。中心は箱根駒ケ岳・神山のようです。この山に登りたいのですが噴火で一部立ち入り禁止になっているんですよね。無視して歩いている人もいるようですが、早く解除にならないかな。
足元にはキジムシロ
広々としているのでビニールシートを広げて昼寝をしている人もいます。気持ちよさそう。
下山開始。またスミレが咲いていましたが、上りに見た可憐さはなく違う種類のスミレかな?
10:55 山伏平
万葉公園・足柄峠方面に進みます。
おじさんで隠れてしまっていますが、標識には「←地蔵堂 足柄万葉公園→」とあります。うどん屋さんは地蔵堂にありますが、時間がまだあるので足柄万葉公園へ。
お水休憩中のワンコ 山にお散歩うれしいね
振り返って矢倉岳、ところどころに桜のピンク。それにしても電線が。。。
木をまたいで橋を渡ります。バランスの悪い私はビビります。
崩れた斜面を横切るところも。ヤダヤダ
カノコソウ、別名ハルオミナエシ
再び振り返って矢倉岳、あの電線も見えます。
万葉公園の万葉広場、歌碑がいくつかあります。
11:55 足柄万葉公園バス停 駐車場もあります。
静岡県に入ります。明日からまん防で「県をまたいではいけません」なんてことになるのですが、聖火の日本縦断や国またぎはいいらしい。
立派な公衆トイレ
足柄関所跡 ここの手前に足柄古道への入口があります。
足柄といえば、もちろんこのお方
12:05-10 足柄峠 見晴らしのよいところに来てみました。わざわざ矢倉岳に登らなくても同じような景色が見えます。中央奥に金時山。富士山は雲をかぶったままでした。
先ほどの足柄関所まで戻り、その先の足柄古道に入ります。
しばらくは石畳で古道の雰囲気です。
暖かくなるとわいて出てくるもの、蚊、ダニ、ゴキブリ、バイク。車道は古道に近い所にずっとあるので、視覚的には趣のある古道でも聴覚的にはバイクの騒音がほぼずっと聞こえて台無しです。
その屁こきバイクが通る車道を横切ったり、車道にそって歩いたりします。↓の写真では道の向こうに山道の続きが見えます。道を渡る時は気をつけて。
↑ここはガードレールの切れ目、標識があるのでわかりやすい。
騒音がなければよい山道です。
足柄古道終点。ここからは車道を歩きます。車道ではもちろん端を歩きますが、バイクはまさかこんなところに人が歩いてくるとは思わないので、スピードをあげて走り、私を見るとびっくりしてハンドルがぶれる人も。こっちも怖いです。私が山でケガをするなら、山そのものではなくバイクにはねられてだと思います。
ヤハズエンドウ
キケマン
前方に矢倉岳。歩道があるのがありがたい。
お茶畑が見えてきたらもううどん屋さんは近くです。バス停もうどん屋も歩いてきた車道沿いにあるのではなく、細い道を奥に入ります。
13:10 万葉うどんでゴール
万葉うどん
矢倉岳を後ろにお店をかまえる万葉うどんさん。建物は江戸末期に建てられたのだそう。
おうどんそのものを味わうなら湯うどんかザルうどんを食べるべきなのでしょうけれど、お店はカレーうどんを推しているようです(単価が高いからかも)。
うどんにはこの力水が使われているようです。この説だと金太郎さんってお坊ちゃんだったのね、なのに腹掛け一枚。。。
お店は満員御礼でお客さんで混み合っていたので店内はこんな天井メインの写真しか撮れませんでした。この神棚の下にセルフサービスのおでんコーナーがあり、人気で絶えず誰かがおでんをお皿にのせていきます。
注文したカレーうどん。カレーがつゆに溶けているのではなく、上にラグビーボール状のドライカレーがのっています。このようなカレーうどんははじめて、へー。まずはだしを。。。よくある和風だしではなくトマトの味がします。スパイシーなカレーの塊を混ぜていただきます。おうどんはもっちもち。あえて言うならば、この上にのったカレーも温かければよいのに。でも来た甲斐がありました、ごちそうさま。
Myお箸を持参するとうどん1玉サービスがあります。持ってくるべきでした。予習はしっかりと。
地蔵堂バス停は、この地蔵堂の斜め後ろにあります。
14:25 地蔵堂バス停発
14:45 関本バス停着 ¥460- 関本バス停から大雄山駅までは徒歩5分ほど。
15:02 大雄山駅発 大雄山駅近くには、送迎バスあり(予約必要)の日帰り温泉施設「おんりーゆー」があります。料金が¥2,200-とちょっとお高め。ハンモックなどでゆっくりしながら長時間リラックスするのによさそうなところで、下山後にざぶんと入るにはもったいない施設に思いました。もう少し早く下山できたら利用していたかも。
大雄山駅前にも金太郎さん。熊のお尻を押すタヌキ、それに冷めた視線を向けるウサギ、われ関せずの金太郎さんと熊、なにこれ。
15:23 小田原駅 ¥280- 小田急線に乗りかえて新宿へ
日帰り温泉へ行かずお金が浮いた分、小田原駅で駅弁・小鯵の押寿司¥1,029-を購入。お酒のお供にぴったりです。金目鯛と小鯵の押寿司¥1,350-もありましたが、ケチらずに金目にすればよかったなぁ。買って後悔より買わずに後悔の方が圧倒的に多い私です。
明日からまん防ですって。ウ―ハッ!マンボマンボ♪
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