今日のゆる登山は箱根です。昨年の同じころ、金時山に登り、登山後は黄金に輝く仙石原のススキを見ました。今回はちょっとだけススキを見るコースです。
6:35 バスタ新宿 高速バスに乗り出発 高速バスは男女がとなりにならないように席を決めてくれることが多いですが、隣におじさんが来ました。前の席も、男性と女性が他人同士で座っています。通常私は話しかけることが多いのですが、隣のおじさんは乗車する時、並ばすに割り込みをするのをしっかり私は見ていましたよ。そんな人とは話したくないのであいさつだけして無視。しかも足広げて座って、おじさん、私のテリトリーにはいってますが。運賃¥1,770(ネット割引適用)
8:50 金時神社入り口バス停 予定より10分ほど遅れて到着。金時山メインの登山でしたら手前の乙女峠バス停で降り登り始めたほうが面白いと思います。このコースは前回通ったので、今回は少しだけ距離が短い金時神社入り口から登り始めました。バス停付近にはゴルフの建物があり、そこにトイレがありますが使用することはできません。少し歩くと公時神社手前にトイレがあります。
8:55 公時神社 神社を正面に右へ進みます。バス停や山は「金時」なのに神社はなぜか「公時」。
9:15 奥の院 右の脇道にそれてほんの2~3分で奥の院へ。大きな岩があり、前回はその岩を見て終わってしまいました。が、この岩の上に大きなマサカリがあることを後から知り昨年からの宿題となっていました。これがそのマサカリです。
9:20 金時宿り石
ゴルフ場が見えます。
9:45 公時神社分岐 ここから道が狭くなり混雑しはじめます。特にロープ箇所では順番待ちです。。普段山を登っている人にはたいしたことはないですが、スニーカーで来ているような人は大変そうです。いつもポンコツだなんだと言われている私もここでは先輩です、えっへん!
10:05-35 金時山山頂 登山道もたくさんの人でしたが、山頂はさらに居場所がないほどです。富士山は雲をかぶったり少し頭をだしたりで、これがマックスです。はい、ひょっこりはん。金時山山頂には茶屋が2軒あり、昨年は金太郎茶屋でマサカリ―うどんをおいしくいただきました。今日は金時茶屋です。
看板娘の金時娘、かなりのご高齢だと思いますが見ていてハラハラしてしまいます。注文とりとレジを担当していますが、注文を間違えたり、お金に関しては良心的なお客さんばかりだと祈りたい。これからもお元気でお疲れのでませんように。
注文したのは、きのこの味噌汁¥500と御殿場ホイップあんぱん¥200。具だくさんでおいしいのですが、量がとっても多い! 器がお椀ではなくてどんぶりですもの。値段¥300くらいにして量を控えめにしてくれたらいいのに~ 日帰りゆる登山ではめったに道中トイレに行かない私ですが、汁をたくさん飲んだので念のためトイレに行きました、¥100。みそ汁には合うとはいけませんが、このアンパンとってもおいしい。
金時山から明神ヶ岳を目指します。仙石ヶ原がススキ色でわかります。きっと観光客でにぎわっていることでしょう。
11:10 矢倉沢峠 トイレあります。ここから笹の道です。
笹の道はずっと続きます。
ガサガサの笹の道も離れてみると、ふわふわしたモスグリーンの草原に見えます。左に登山道が線となっているのが見えます。とんがった山が金時山。
まだまだ笹の道は続きます。
笹の道が終わるとよくある樹林帯、その後はススキの道です。
ススキだけを楽しみたいのであれば、下界の仙石原のススキのほうがおすすめです。
遠くの山肌に、温泉の煙が見えます。
このあたりで後ろから来る人に道を譲ったら、バスで隣だった割り込みおじさんでした。おじさんは乙女峠でバスを降りたので追いつかれたようです。
13:00-13:10 明神ヶ岳山頂 ちびっ子も含め、たくさんの人がお昼を食べています。私もおやつ休憩。頂上からの景色、金時山が右にぽこっと見えます。こう見ると、ゆる登山といえども立派な縦走ではないですか!
山頂から少し下ると遠くに海も見えます。
もくもくと下ります。
登山口が終了すると、宮城野バス停・勘太郎の湯の案内がところどころにあり導いてくれます。
宮城野温泉・勘太郎の湯
13:55 宮城野温泉・勘太郎の湯へ到着なんだか、見た目古そうだけど大丈夫でしょうか?
受付で入浴料¥800-を支払い、脱衣所へ。棚にかごがあり、横の貴重品用のロッカーがあります。ロッカーはコイン式であとで100円返ってきます。
ここはなんとシャワーも温泉がでているとか。なのに私のところだけなのか、ぬるーいのしか出ないんです。たまたまだったのでしょうか? 洗い場は5か所で、隣との間隔が少し狭めです。
洗い場は少し狭いですが、お風呂は広めです。しかも人が少ないのでのびのびゆっくりできました。内風呂2つ、そのうち一つはジャグジーです。露天風呂は東屋風の岩風呂。この季節の露天風呂は本当に気持ちいいですね。露天風呂の奥に大理石風呂の入り口があります。この大理石風呂は日によって男性用女性用と変わります。お風呂はそれほど古さを感じませんでした。
箱根の日帰り温泉でこんなに空いていてゆっくりできるところはあまりないのではないでしょうか。
宮城野バス停は、勘太郎の湯をでて道を渡った左前方です。来たバスがなんと観光客でいっぱいです! なんとか一組のご夫婦が乗れただけで、私を含む他の人は残されました。何人かは強羅駅まで歩いくと行ってしまいました。次のバスにぎゅうぎゅうでなんとか乗車。しかもバスが渋滞でなかなか進みません。ドライバーさん曰く、箱根湯本駅は大混雑で入場制限をしているとか。とんでもない日に来てしまいました。
箱根湯本駅到着 さすが大観光地、どこも人でごった返しています。なにか箱根っぽいものを食べたい、黒たまご以外で。
湯葉丼・直吉
箱根湯本駅から徒歩5分ほど、にぎやかな道路から一本後ろに入った道にあります。途中にあった焼肉屋にも心魅かれながら直吉さんへ。
玄関が広くて、中に待ちスペースたっぷり。登山の恰好で入るにはちょっと恐縮です。
中はカジュアルで、登山客でも浮くことはありません。湯葉刺しも食べたいし、梅ワインも飲みたい。奮発して¥2,000の湯葉丼ご膳にしました。グループ登山後に飲むことを考えたらリーズナブルかもしれません。
丼といってもはじめからのっているのではなく、あつあつの状態で土鍋に入っている、卵でとじた湯葉を自分でご飯の上にのせます。だしが少し濃いめですのでしっかりご飯のおかずになります。個人的には鶏肉でも入っていればいいのに、と思いましたが、だったらなか卯に行って親子丼でも食べればと自分でツッコミをしました。湯葉刺しがとってもおいしい!女子が喜びそうなとってもヘルシーなご膳です。私も女子なのですが、足りない。。。 量はいいのですが、舌が物足りないのです。ごめんね、豆腐、あなたじゃ満足できないの。近くの焼肉屋の方がよかったかな?などと思っていると、デザートの湯葉ぜんざいがきました。これでやっと胃も舌も落ち着きました。
となりの登山ウェアのお兄ちゃん、湯葉丼のみでお店をでていきましたが、牛丼屋に行ったりして。
駅の混雑も少しは落ち着いたようですが、ロマンスカーの切符売り場には長い行列ができていました。私はもちろん鈍行です。箱根登山鉄道で小田原へ、小田原からは小田急線です。
日帰りなのに、登山(一応縦走)、箱根でお風呂、大混雑のバス、観光地の雰囲気、湯葉、てんこ盛りの充実した1日でした。