山は九重山でもう登りたくなくなってしまったので(九重は悪くない、天気と私が悪い)、今回は観光です。茨城の友人に「遊びに行ってもいい?」とメールすると、「いいよー」
駅まで迎えにきてもらい、車で笠間工芸の丘へ向かいます。笠間は栗でも有名で、以前栗フレンチのトルテュ(Tortue)でランチをしたことがあります。
私はどこでもよかったのですが、友人が笠間焼やってみたいということで笠間工芸の丘の陶芸体験へ。陶芸体験の参加人数に対して、駐車場・敷地内には人が多かった気がします。陶芸をしなくても公園風の敷地をブラブラしたり、カフェもあるのでゆったり休日を過ごせる場所です。まだ6月なのに空と雲がすっかり夏です。「北」関東だから涼しいかと思いきやここ茨城も猛暑です。
登り窯 飾りかと思ったら使われているようです。
カフェラウンジ
まずはカフェで腹ごしらえ。店内は満席だったので、外のテラス席へ。茨城ならではのメニュー、美明豚(びめいとん)ハンバーグを注文。友人がごちそうしてくれました。
ここで使われる食器は笠間焼です。ますますおいしくなっちゃう。ご飯がのっているお皿は、¥3,080-で販売されていました。
陶芸体験 手ひねり
お腹が満たされたところでいよいよ陶芸体験です。ロクロ、手ひねり、絵付けの3種類があり、ロクロは難しそうなので手ひねりにしました。予約要で、時間も決まっています。
粘土を渡され、インストラクターがササッと説明して、あとは放置状態です。お世辞にも親切とは言えません。
道具もそろっていますが、説明がないのでテキトーに使います。
カップルで来ていた彼氏のほう、ほぼ出来たところでダメ出しをくらい、作り直していました。そうなる前にアドバイスしてあげればいいのに、インストラクターは花瓶の水かえで忙しそうです。
私はとりあえず持ち手をつけてみましたが、重くて落ちそう。
若いショートカットのインストラクター(放置インストラクターとは別)「もうちょっと持ち手を細くしてみましょうか」 私としてはもうどうでもいいのですが、一度持ち手をとって細くします。が、粘土が乾きつつあるのでうまくいきません。四苦八苦していると、同じ量のしっとりした粘土をもってきてくれました。
友人はうまくできました。表面もなめらかです。
水で表面をなでてなめらかにするのですが、私はやる気をなくし指のあとべったべたです。
最後に色を選びます。
出来上がるまでに2カ月かかり、受け取りにくるか、または発送になります。陶芸体験¥2,640-、送料¥1,100- 手ひねりとロクロ、どちらが人気かと聞いたら半々だそう。ロクロ体験をする人は大人が多く、小さい子やファミリーには手ひねりが人気とのことでした。
ギャラリーカフェ
陶芸体験のあとは、ショップ兼ギャラリーを楽しみ、最後はギャラリーカフェへ。笠間なのでマロンアイスコーヒー¥550-。うまいニャン! 甘いのですが、甘ったるいということはなくとてもおいしい。ここでは私がごちそうするね。
ロクロより簡単そうだから手ひねりを選びましたが、なかなか難しかったです。私が芸術的センスが皆無だったのと不器用なのとで陶芸体験はイマイチでしたが、コロナでしばらく会えなかった友人が元気そうだったのがなによりでした。
そしてすっかり手ひねり体験のことなんて忘れた2か月後、ブツはやってきました。色つけて焼いたら少しはマシになるかと思っていましたが、野暮ったいものはそのまま野暮ったいままでした。焼いたらひと回り以上小さくなるとのことでしたが、でかい。しかも重い。一応マグカップ、でもこれで飲んだら指が疲れてプルプルこぼしてしまいそう。
なので玄関の靴箱の上において、シャチハタ・鍵入れになりました。
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