4:55 おはようございます。涸沢の朝の名物といえばモルゲンロートです。きれいなピンク、令和はいいことありそうだ。
⏰ 歩行時間:約4時間40分
⏰ 6:00 涸沢小屋(2350m)🚻 ~ 7:25 本谷橋(1780m) ~ 8:30-40 横尾(1620m)🚻 ~ 9:35-10:10 徳澤園(1562m)🚻 ~ 10:50 明神館(1530m)🚻 ~ 11:25 河童橋(1505m)🚻
💰 🚌バス運賃 上高地バスターミナル→新宿バスタ¥7,700(Web予約で¥400引) ♨上高地温泉ホテル入浴料¥800-
5:25 朝食 シンプルなのに食は進みます。
山岳救助隊のお兄ちゃんのありがたいご注意つき。食は進んでいたはずなのに、お兄ちゃんに見とれてしまいお箸はとまってしまいました。しかもうんうん頷いていたわりに何を言っていたのかまったく覚えていません。信州テレビだったか、撮影のテレビカメラも入っていました。
思っていたほど混んではいないテン場。前日がとても混んでいたそうです。
涸沢小屋のテラスで撮影中のお兄ちゃんたち。
涸沢
6:00 涸沢小屋出発(2350m) といっても周辺散策です。昨日テラスでおしゃべりしたおじちゃんも、同室のもおばさま方も「上にあがってみて。10mでも5mでもいいから、景色違うから」 そりゃ方向かわれば景色は変わるでしょうけれど。。。すでに満足なんだけれどなー 人生の先輩でもあり山の先輩でもある方々のアドバイスは素直に聞いておいた方がいい、としぶしぶ5mほど登ることにしました。
テン場が浮いているようです。天空のテン場ですね(燕だって甲斐駒だってそうなんだけどさ)。
期待して後ろを見ると。。。それほど景色は変わりませんでした。
先輩方たちの言うことをきいて、少し登ってよかった。やっぱり涸沢っていいなー
6:30 涸沢出発 さようなら、涸沢。また来まーす!
後ろを振り返り振り返り、遠くになっていく穂高をさみしく思いながら下ります。登りはしんどい道のりでしたが、下りは私でさえサクサク進みます。
7:25 本谷橋(1780m ほんたにばし) あっという間に本谷橋。
本谷橋すぐ下はもう雪が溶けて川がのぞいていました。
アイゼンを履いていない人には難所?
その難所を過ぎたところでほとんどの人がアイゼンを外していました。私も。
あとは緩やかな森歩きです。雪はあったりなかったり。昨日から1日でだいぶ雪はとけていました。
雪の上を歩くのも今シーズンこれが最後。
横尾
おいしそうなふきのとうがゴロゴロ。
8:30-40 横尾(1620m) 今日は子供の日でした。
橋から見た川は淡い水色でした。
横尾山荘で水色に黄色いお花の手ぬぐいを購入¥1,000-
もくもくと歩きます。
徳澤園が見えてきました。
徳澤園 みちくさ食堂でトースト
9:35-10:10 徳澤園(1562m) 昨日食べそこねたトーストはあるかしら? ない、やっぱりない!
後ろの人だかりを見てみると、ジュークボックスかと思いましたがお食事券売機でした! 前はなかったのに文明化されていました。昔はカウンター上にメニューボードがぶら下がっていたので、まさか券売機があるとは!
お目当てのブルーベリートーストだけではなく、朝定食(オムレツ)まであるではないですか! 昨日の朝、この券売機を見つけて朝定食を食べていたら涸沢まで軽く歩けたかもしれません?
ようやくブルーベリートーストにありつくことができ、ほっと一息。トースト¥550- コーヒーは槍ヶ岳クッキー付き¥550- ブリ―ベリーの甘酸っぱさといい、パンの厚みといい、おいしいなぁ。コーヒーもたしかドイツ製のコーヒーメーカーで淹れたこだわりのコーヒーだったような。トーストの下の紙ナプキンには登山家が描かれています。
私がなぜこんなにトーストと騒いでいるかというと、昨年のお正月に餅を焼いている時にオーブントースターが壊れ、こんな機会でないとトーストは食べられないからです。餅はフライパンで焼けるけれど、トーストはねぇ。
ここでも手ぬぐいを購入。色の種類が豊富です。私はからし色を選びました。
縦長のピッケルの手ぬぐいは前回宿泊時に買いました(自慢ですけど個室泊!)。
徳沢を出発し、明神へ。途中おサルさんがいっぱい。お母さんザルと子ザルがチュウしてる♡
10:50 明神館(1530m) このあたりから観光客でにぎわいます。
11:25 観光地・上高地到着(1505m) 清水川は今日もとってもキレイ。夏に梅花藻を見た記憶がうっすらと。。。
山道では狭くても道をゆずりあって気持ちよく歩けたのに、上高地は。。。歩道はとても余裕がある幅なのになぜ観光客は広がって歩くのか。
上高地温泉ホテルで日帰り入浴
上高地にはいくつか入浴施設がありますが、温泉に入ることができるのは上高地ルミエスタホテルと上高地温泉ホテルです。河童橋から歩いて約20分、帝国ホテルから約10分。
上高地温泉ホテル ¥800- 12:30~15:00
上高地ルミエスタホテルの入浴料は、はうっ!なんと驚愕の¥2,100!! 源泉はお隣さんの上高地温泉ホテルと一緒よね? 11:00~13:00 お得なランチコースは本日のランチ¥3,000-に入浴がついて¥3,800-
さぁ、どうする私? ルミエスタのランチは昨年の夏に¥5,000のコースを食べたしなぁ。しかもすでに11:30をまわっています。ランチのラストオーダーは13:00。高いお金を払ってルミエスタの温泉に入ってもゆっくりできなさそうです。というわけで上高地温泉ホテルのお風呂にしました。そもそも昨日徳澤園で朝ごはんを食べられていたら、今日徳澤園で長居をせず11:00頃ルミエスタに着いたはず。バカはこうやって人生をムダにしていくんだよ。
といっても上高地温泉ホテルのお風呂オープンまで時間があるので、川でアイゼンを洗ったりしてうだうだしていました。下界の水道で洗われるより気持ちいいでしょ。次の冬もよろしくね。
入浴券は足湯近くの自動販売機と一緒に並んでいます。入り口はこの自動販売機エリアの横にひっそりとあります。ホテルの玄関ではありません。靴を脱いですぐのところにザックを置く棚があります。
一番風呂かなーと思ったらなんともう数人先客が! まだ12:20だというのに何時にオープンしたのでしょう。脱衣所に返却コイン式の貴重品ロッカーあります。
さすがホテル、リンスインシャンプーではありませんでした。内湯も窓が大きくて開放感があり気持ちいいのですが、やっぱり露天風呂でしょう。樽風呂2つと岩風呂です。樽風呂の1つは屋根の下なのですが、もう一つの樽風呂と岩風呂はこの時間は日陰が少なくさんさんと太陽が降り注ぎます。私は運よく日陰を陣取れたのでよかったのですが。。かかしがかぶるような笠があります。お湯もいいけれど、素っ裸の肌に上高地の風があたっているのがなんともうれしい。
お風呂に入ったらお腹が空きました。ルミエスタのお風呂に入らなかった分、お昼ご飯は贅沢してもいい気分です。上高地ホテル白樺荘の玄関前でメニューを見ていると、スタッフは観光客のファミリーには声をかけるのに、私はシカトかいっ! 登山客はお金がないと見えるのか、私がそう見えるのか。河童橋を渡って五千尺キッチンへ。うーん、どうも食べたいものがない。。。
することがないので川におりてみました。河童橋から川を撮るのは定番なので、川の気持ちになって川から河童橋を撮ってみました。
川の気持ち。。。わかりませんでした。
バスターミナルでおやきでも買おうかな。
上高地食堂
おやきのお店の前に立ったところで、そういえば2Fって行ったことなかったけ、とふと思い2Fへ。バスターミナルの食堂だしあまり期待はしていません。
ザックは入り口前、ベランダに置きます。左に食堂、右にお土産売り場。このようなところはきっと食券に違いない、券売機を探していると、「お食事ですか? 空いてるお席にどうぞ。カウンターが景色がよいですよ」 さきほどの高級ホテルのスタッフとは違い、笑顔がまぶしい。ネットでここの求人募集を見ましたが、きっとここで働くのが楽しいんだろうなぁ。よどんだ空気のオフィスで働いている身としてはうらやましいかぎりです。
席からみた景色。ビジターセンターの向こうに穂高が見えます。
岩魚の天ぷらそば(うどんも可)、珍しいしおいしそう。「なんと贅沢、岩魚まるまる一匹の天ぷら。そばと天ぷら、ほんと相性抜群。そしてお値打ち、もう間違いなし!」すごい自信です。
岩魚と迷いましたが信州サーモン丼にしました。サーモンといっても信州サーモンはマスです。と安曇野のホテルで働いていた時に教わりました。
長野といえばもちろん野沢菜。真ん中を陣取っております。サーモンはもちろん、わさびがおいしい。私はお寿司はさび抜きなのですが、このわさびはつーんとするだけではなくほんのり甘味もあります。タケノコまでついてレベルが高い。上高地のホテルなら¥2,800-くらいででてくるんじゃない?
添乗員時代も含めて上高地は数えられないくらい来ていますが、なんで今まで来なかったのだろう。上高地食堂、混んでいないし穴場でした。次は岩魚の天ぷらうどんを食べよう。
15:00 さわやか信州号に乗車し¥7,700(Web割で¥400引)、上高地バスターミナルを出発。お土産は大好きなこけももジャム¥570-、上高地に来るといつも買います。
→この2ヵ月後に購入したマンションには魚焼きグリルがついていたので、こんがりトーストを食べられるようになりました。
山のてっぺんではありませんが、涸沢は何度来てもいい。さすが聖地・涸沢。
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