船窪小屋で小屋締めのお手伝い 2日目 荷揚げ

おはようございます。縦走するわけでもないのでテキトーな時間にダラダラ起きます。山小屋で今までこんなにゆっくりしたことがあるでしょうか(けっこうある)。

昨日の話では、荷揚げの受け取りを登山道9カ所に分かれてするということでした。え、せっかく登ってきたのにまた上る・下るの? 私、一番近いところがいいな。。。なんて思っていました。


ヘリは今日飛べるのか、囲炉裏のまわりでグダグダしながら待ちます。

ヘリの荷揚げが決定。さっそく船窪乗越組が出発です。「乗越なんてすぐそこだ。ちょっと行ってくる」かっこいい~ いってらっしゃーい

山小屋より下の受け取りポイントには、下から登ってくるトレラン組が担当です。

 

遅れて私も出発。山小屋から15分くらいのところにあるテン場、すぐそこです。因みに水場は崩れて行けません。

 

まず降ろすポイントを確認しにヘリが飛んできました。

船窪乗越はヘリがホバリングすることでどこかわかったのですが、「ちょっと行ってくる」という距離じゃないよ。

 

下のポイントから荷揚げ。荷物を降ろして戻っていったと思ったらすぐに次の荷物をぶら下げて飛んでくるヘリ、まったく無駄がありません。

いよいよ私たちがいるテン場の番です。「ザック、木に引っ掛けたほうがいいですよ。飛んじゃうんで。」 一緒にテン場担当の若い彼は北穂小屋でバイト経験があるので頼りになります。

ヘリ来たーー

荷物到着

言われたとおりヘリからの風が強く、私は尻もちをつき雪の上ののたうち回っていたので写真は撮れなかったのですが、ヘリパイロットが手を振ってくれていました。おばさんのハートを鷲づかみ、かっこよすぎます。

畚・モッコ(網)とブルーシートをはがし、中の木材をテン場の邪魔にならないところに重ね、

はがしたモッコとシートを持って帰るというのがミッションです。外側の白いモッコは重いので置いてきてもよいとのことでした。私は上まで持ち上げることができなかったので、おそらく30kg近くあるかと思います。

が、若い彼はブルーシートだけではなく、白モッコも担ぎましたよ! 私は緑モッコをザックに入れて下山。

 

もうね、息子を見守る母の心境です。

小屋に戻り外のベンチで一服していると、若い彼は背負子を準備しはじめました。もしや? 「乗越までモッコ取りに行ってきます!」 前世はお馬さんかな? 


本日のお昼ごはん。小屋番さんの私物のサバ缶にマヨネーズをあえたものを、お客さん?ボランティアさん?が置いていったフランスパンにあえて焼きました。賞味期限? そんなことを気にする人はここにはいません。カップ麵は売れ残り、食べ放題です。

あまった食材がたくさんあり片づけるために満腹になるか、またはあまり食材がなくてひもじい思いをするか。どっちかというと後者でした。いや、米はあるのでひもじくはなかったのですが。。。あとじゃがいもと玉ねぎがたんまり。

キッチンは狭くて普通の家のよう。よくこのキッチンで20人分の食事をつくっていたなぁと感心しちゃう。狭いけれどなかなか味のあるキッチン、似ているというわけではありませんが雰囲気が「舞妓さんちのまかないさん」にでてくるようなのキッチン(つまり京都のゲストハウス錺屋さんのキッチン、今はもうありませんがとってもステキなの!)をもっと素朴にしたものです。写真? いや、企業秘密とかコンプライアンス(山小屋にそんなのあるのか?)などいろいろ厳しい世の中なので、室内で写真は一切撮っていません。企業秘密。。。キッチンに盛り付けのメモがあったなぁ

午後はシンボルの鐘と看板を外します。タルチョがボロボロ、おつかれさまでした。

 

荷揚げで山小屋には何が届いたのか。プロパンガスとビール1箱など。ビールは打ち上げで飲んでね、というご厚意です。私は苦い炭酸を飲むかわりに売れ残りのりんごジュースをがぶがぶ。残しても次のシーズンが来る前に賞味期限が切れるしね。賞味期限が切れたら、雲ノ平山荘のように安く売ればいい。

そのビール、りんごジュースを飲みながら今日も囲炉裏を囲んで山話。レベルの高い話ばかりでまったく参考にならない、私の山にまったく影響を及ぼさない話ですが興味深い。特に若い彼のアパラチアントレイル完歩の話はおもしろかった。小屋番さんの、遭難者対応の話は明日は我が身と受け止めました。3日目へつづく


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