JR東日本の新幹線・特急が半額ですって、これは遠くに行かなくちゃ。本州最北端の県、青森に行きますか。青森は今まで意識していなかったので、はてどんな山があるのかなという無知な状態。こんなときの百名山、私は百名山ハンターではありませんが岩木山と八甲田山に登れば間違いない、はず。
⏰ 歩行時間:約4時間
⏰ 11:05 八合目駐車場🚻 ~ 11:35 九合目分岐 ~ 11:45-55 鳳鳴ヒュッテ(1470m)🚻 ~ 12:20-45 岩木山(1625m)🚻 ~ 13:10 鳳鳴ヒュッテ🚻 ~ 14:00-20 八合目駐車場🚻 ~ 15:50 羽黒温泉分岐(533m) ~ 16:05 嶽コース登山口(460m)🚻
💰 🚌バス運賃 新宿バスタ→弘前駅¥5,500(3列シート) 弘前駅→嶽温泉前バス停¥1,060- 八合目行スカイラインシャトルバス¥1,000- 🏠嶽温泉山のホテル1泊2食付お腹山頂プラン¥17,600- 入湯税¥150-
10/10 22:20 新宿バスタ発 ¥5,500- 新幹線で行くと乗換えが必要で、朝早く弘前に到着したかったので往路はバスにしました。いくら新幹線が半額といっても夜行バスのほうが安い。その分豪華にも3列シートのバスを予約。カーテンで区切られているし、3列シートがこんなに快適だったとは!
途中のサービスエリアで改造車が集まってバフンバフン騒音をたててました。令和にもこういう人たちいるんだ。。。 バルルルと去ったあとにバスの扉が開きトイレ休憩。
10/11 7:35 弘前駅城東口 弘前って比較的大きな町だと思っていましたが、駅前は何にもありません。こんなさみしい所なの?
赤い~リンゴにくちび~るよせて~♪ 戦後になってしまいました。
駅の反対側は栄えていました。
嶽温泉行きのバスまで時間があるので、カフェでモーニングとします。
cafe LIBERO(カフェ・リベロ)
弘前駅から徒歩約10分、8:00オープンです。
弘前って雪深く寒い所よね。このお店ガラス張りのテラスのようで雰囲気いいのですが、冬は寒くないのかな。
モーニング¥600- コーヒー¥450- トーストは厚切り、たっぷりイチゴジャムをつけて。コーヒーはマグカップにたっぷり。ミネストローネが具たっぷりでおいしい、体も温まります。
食べているとぞくぞくとお客さんがやってきます。人気店? 山で食べようと持ち帰りで焼りんごワッフル¥180-を購入。
弘前駅に戻る途中、町中なのに無人直売所が、しかも安い!特にリンゴ! 最終日だったら買うのに。
9:08 弘前駅前発 枯木平行バスに乗車 車窓から見る岩木山はすっぽり雲に覆われています。
雲に覆われているというより、雲にむぎゅ~と押しつぶされているようです。今日の天気予報は悪くはないはずなのに。。。当初は台風が来る予報でしたが奇跡的に台風がUターンしたので、登れるだけマシと考えるべきか。
車窓から岩木山神社、ここから登りたかったのですがスタートが遅く時間がないので断念。
9:58 嶽温泉前バス停着 ¥1,060-ICカードは使えません。ここで八号目行きのスカイラインシャトルバスを待ちます。
バス停の前に嶽きみ! 嶽きみってとても甘くって、生でも食べられるというトウモロコシよね! 夏だけだと思っていましたが、この時期でも食べられるなんて。
さすがに生はありませんでしたが、焼きとうもろこし¥250- 甘くておいしい!
10:20 嶽温泉前バス停発 ¥1,000-ICカードは使えません。道中、車窓から見られる紅葉がキレイでした。
10:50 八合目バス停着 すでにガスガス。雨は降っていませんが風が強いのでレインウェアを着ていると、観光客のおじいちゃん「こんな天気で山に登るの?! 登ってもなにも見えないでしょうに何で登るの?」 何でと言われても。。。答えに困っていると、おじいちゃん「ごめん、登った人にしかわからない何かがあるんだろうね」 何か?そんな深いものはありませんが、何で登るんだろう?
駐車場にある建物にはトイレ、休憩所があります。売店はコロナ対策のため営業していません。
岩木山
11:05 八合目駐車場スタート
よくある山道です。下りてくる人は濡れています。私「上は雨なんですか?」「雨は降っていないんだけどガスでしっとりよ」
ガスで何も見えないのでもくもくと登ります。登りながら考える、この天候でなぜ登るのか。①山頂に着くころには晴れているかもしれないという希望 ②はるばる来たからには一応登っておこう ③山に登らずに私ごときが美味しいものを食べて温泉に入るだけでは罪悪感を感じる というところでしょうか(③にいたっては、ほとんどの観光客がそうなのだからいいではないかとも思わないでもない)。
11:35 九合目分岐
ガスで何も見えないし、風は強いし、こりゃまいったね。
11:45-55 鳳鳴ヒュッテ(1470m) ヒュッテといっても避難小屋、ここでちょっと休憩。外は風がうなっています。
ナナカマド
キジムシロ? イワキンバイ?
こんな天気に登る物好きな人がいっぱい。ここは上りと下りに道が分かれています。
12:20-45 岩木山(1625m) なんにも見えないのに日曜日だからか山頂は満員御礼です。この黄色とピンクの配色、ヤダヤダ。
おやつは今朝買った焼リンゴワッフル。頂上はなぜか風が穏やかです。
となりの山ガールの話を聞いていると晴れるのを随分前から待っているようです。晴れるかなー
山頂避難小屋 イガグリーズ、ワチャワチャじゃれあっていて見ているこちらまで楽しくなります。
岩木山神社奥宮 岩の上でタイタニック?するイガグリくんたち。
この後ぞくぞくとイガグリーズが風吹く岩の上にあがり上半身裸に。「寒い寒い」と騒ぎだすイガグリーズのパフォーマンスに笑ってしまう山頂の観客。景色は何も見えませんでしたが、楽しませてもらいました。
私は先が長いので晴れるのを待たずに下山します。
13:10 鳳鳴ヒュッテ(1470m)
鳳鳴ヒュッテ横、岩木山神社へはここから下りていきます。
陽気な関西弁のおばちゃんたち。この辺りは溶岩石のようです。
道を間違えました。人が来るほうに進んでいたらリフト乗り場に着いてしまいました。
正解はこちら。もちろん歩いて下ります。
んん? 晴れてきました。後ろから「おおー、きれー」という声が。イガグリーズ、「やべぇ」ではなく「きれー」という言葉を使える高校生、新鮮です。「こんにちは」「こんにちは」と礼儀正しく私を抜かしていきました。
紅葉にはもう遅いと思っていましたが、こんな景色が見られるなんて。
14:00-20 八合目駐車場 もこもこしたパッチワーク、最後だけでも晴れてよかった。
違う方面にはなんという山かわかりませんが、青森の山並みが。
ほとんどの人がここ八合目からシャトルバスで下りますが、私は嶽温泉へ歩いております。嶽コースの入り口はリフト乗り場の横にあります。
紅葉の中へ入っていきます。
バスに乗らずによかった。
紅葉というより黄葉
まったく人がいないので不安になってきました。熊鈴熊鈴。。。ない!いつも入れているところに熊鈴がない! 仕方がないので歌をうたって歩きます。口からでるのは♪森のくまさん♪
鮮やかな世界の後はブナの森を歩きます。
遠くから鈴の音が聞こえる、よかった、クマ払いをお願いします。
熊鈴の音はこの方たちからでした。後ろから会話を聞いていると、若い人のはわかりますが、おじいさんの言っていることがさっぱりわかりません。添乗員の時、青森のドライバーさんの言っていることが理解できなかったっけ。
15:50 羽黒温泉分岐(533m)
16:00 嶽温泉神社(487m) 山道を下りた先に泊まる温泉宿があるなんて、最高のシチュエーションです。
16:05 嶽コース登山口(460m)でゴール 登るというよりほとんど下山の山歩きでした。
山のホテル
登山口からすぐの山のホテルにお世話になります。入り口には登山靴をあらう水場とたわしの用意があります。
入り口下にある薪。冬に来るのもいいですね。
チェックインをし、「みずばしょう」のお部屋へ。
方言ってあたたかくていいですよね、話せる人がうらやましい。
お部屋になんと囲炉裏があります。
アメニティ。
浴衣はここのマスコットのタヌキ柄です。こんな風にはぁーっとしに、タヌキ柄の浴衣を着てお風呂へ。
お風呂は2つあり、1つはまだ外来入浴中ということなので宿泊者専用のお風呂へ入ります。あらステキ、なんと畳です。
ちょっと熱めなので、最初は足だけ、徐々に肩までつかります。硫黄泉なので少し臭います。あー、じんわり気持ちいいい~ はぁ~ 浴衣のたぬきの表情になります。
夕食のオプションメニューは食事前に事前に注文します。熊肉を食べてみたいけれど、きっと夕食豪華よね。残したらもったいないからやめておこう。
18:30 夕食 食前酒:山ぶどう酒 小鉢:左からつるつる昆布、畑しめじ鴨肉汁、きのこ南蛮漬け
前菜:左から帆立香焼き、さざえ旨煮、鰻巻玉子。
いつもは節約・節酒の私ですが、温泉で気持ちよくなってしまいお酒を注文してしまいました。一合は飲めないかもしれないので瓶の藏子にしました¥800- この藏子、新青森駅で¥407で販売していました。造里:鮪、かんぱち、甘えび
蒸鉢:嶽きみ茶碗蒸し 嶽きみが甘いのはもちろんのこと青森の茶碗蒸しは甘い、青森の茶碗蒸し大好き。焼物:林檎クリーム焼き デザートがきたのかと思ったら焼物にりんごのグラタンですって! さっすが弘前🍎
ニクー(≧▽≦) このトウモロコシもとっても甘い❤
人生2回目の舞茸の土瓶蒸し。こんな贅沢をしてバチがあたりそうです。後から気が付いたのですが、私は少しお値段お高めのお腹山頂プラン¥17,600を予約していました。私なんてお腹8合目プランでいいのに、都民なのでGoToトラベルで予約できなかったのになんて太っ腹、予約時寝ぼけていたのかなぁ。
が、これでは終わりません。ここの名物、マタギ飯登場。テーブルの上で、釜に火をつけ25分、蒸して10分。鶏肉、舞茸、竹の子、ごぼう、人参、三つ葉、糸こんにゃくが入っています。おいしい! 私、これだけでよかったんじゃない?
すみません、お腹が山頂でどうしても1口食べられず残してしまいました。デザートはぶどうとメロン。メロンは味がしませんでした、残念。結局お酒も飲み干しもう極楽浄土。
いいかんじで酔ってしまい、このまま布団にバタンキュー。2日目へつづく
いい時期にずいぶん遠くまで行きましたね。岩木山!懐かしい。ここには二度ほど、ネズミを捕りに行って、オコジョを捕まえた経験があります。
KAZ090313様 コメントありがとうございます。オコジョって捕まえていいのですね。
あんな可愛い動物を捕まえてはいけません!たまたまネズミ目的(研究用)のライブトラップに入っただけ。すぐ放しました。