三頭山、雪の至仏山、そして大菩薩と連日の登山です。もう山バカですが、5月後半から山靴の修理でしばらく登れなくなるので今のうちに登れるだけ登っておきます。
交通の便もよく日帰り登山で人気の大菩薩。そこをあえて泊まりで登るのがゆる登山の真骨頂である。
まずは予約の電話です。私「5/1に一人泊まりたいんですけど」 ご主人「5/1は荷揚げで下に下りるからねぇ」 私「では4/30は空いてますか?」 ご主人「一人なら空いてるよ」 私「そんなに混んでいるんですか!」 ご主人「いや、おかずがない。。」 ということで、大菩薩・丸川荘に泊まってきました。
⏰ 歩行時間:約3時間30分
⏰ 10:20 上日川峠バス停(1584m)🚻 ~ 10:45-50 福ちゃん荘(1705m)🚻 ~ 11:00 富士見山荘 ~ 11:05 勝縁荘 ~ 11:40-45 大菩薩峠(1897n)🚻 ~ 12:00 親不知ノ頭 ~ 12:40 雷岩(2040m) ~ 12:50 大菩薩嶺(2057m) ~ 14:00 丸川峠・丸川荘🚻
💰 🚃電車運賃 京王線新宿駅→JR甲斐大和駅¥1,357- 🚌バス運賃 甲斐大和駅→上日川峠バス停¥1,000- 🏠丸川荘1泊2食付¥7,000-
泊まりで余裕があるので早朝ではなく、少しゆっくりの出発です。
7:08 京王線新宿駅発
7:56-8:02 高尾駅 ¥367- 京王線からJR中央本線へ乗換え JR一本より600円ほど安い
9:04 JR甲斐大和駅着 ¥990-
9:30 甲斐大和駅出発 時刻表では9:20のバスですが、バス停には登山客が列をつくっており増発便の9:30に乗りました。道中長いのでバスではみんなが座れるように配慮してくれているようです。運賃は現金払いで¥1,000-
大菩薩
10:20 上日川峠(かみにっかわ)バス停着 ロッジ長兵衛をのぞいたり準備をしたりまごまごタイム
10:25 出発(1584m) 時間に余裕があるのでいつにもましてゆっくりゆっくり歩きます。みんな、私を抜かしていくのだー
10:45-50 福ちゃん荘(1705m) あっという間に福ちゃん荘に着いてしまいました。意味もなく5分程休憩をとります。名物のほうとうは2人前からで、1人¥1,000- 1人前だと¥1,500- 45分かかるそうです。
11:00 富士見山荘 使われていない山荘、いい味だしているのにもったいない。
11:05 勝縁荘 なかなか風流な建物、中里介山氏が「大菩薩峠」を執筆したそうです。
すぐ近くに川が流れています。冷たくて気持ちいい~
11:40-45 大菩薩峠(1897n) 介山荘にはいろいろ売ってます、ワインまで!
ここでも意味もなく5分ほど休憩。
笹の原っぱ、このような景色はめずらしい。
12:00 親不知ノ頭 大菩薩嶺は見晴らしがよくないということなので、ここらへんで写真を撮っておきます。なんとも幸せな構図! パパさん「〇〇ちゃん、幸せだねー」と話しかけてます。はい、こちらも幸せな気持ちになります。でも〇〇ちゃんはそんなことよりとても寒いらしく、ブルブル震えています。パパさん気づいてあげて!
↑寒がっているのを気づいてもらって何かにくるまれている〇〇ちゃん
12:40 雷岩(2040m) この先から木立の中に入ってしまうので、富士山の雄姿を見られるのはここまでです。
12:50 大菩薩嶺(2057m) 山頂ですが木々に囲まれ、何も見えません。
開けた笹の原っぱではなく、コケのある道を歩きます。
14:00 丸川峠 丸川荘が見えてきました。
最近は山小屋もどんどんキレイで快適になってきましたが、ここは。。。本来山小屋というのはこのようなものでありましょう。
小屋の横で一人の男性が大興奮でわめきちらしています。電話で話しているのか、独り言なのか、ちょっとヘン。小屋の中に入っていきご主人と話しているのが聞こえます。どうやら泊まるところがなくてここに泊まりたいらしい。えっ、おかずはあるのかしら。 「素泊まりならいいよ」ということで泊まり客が増えたました。この人と二人っきりじゃないよね? かなり不安です。
小屋内はとても小さく、普通にお布団をひいたら10人くらいの収容人数でしょうか。建物自体はボロッちく見えますが、お布団は清潔でした(薄暗くてよく見えなかったのかもしれません)
ザックをおろしたらお楽しみのコーヒーです。ご主人が豆からひいてくれます。この時期は洗うための水がないのでプラスチックのカップですが、いつもは陶器でだしてくれるそうです。コーヒー¥400- マイカップを持っていると¥50引き、なぜ今日に限って持ってこなかったのか。しかもICIスポーツのメンバーズカードを持っていると1杯無料だそうです。なんで今日に限ってカップもカードも持っていなかったのかと悔やまれます。(1杯無料は宿泊者だけの特典です)
ここのご主人、木彫りでマグカップなどの小物や仏像の制作・販売もしています。マグカップが欲しかったのですが、なんと¥4,500なり! ¥3,000以内なら買おうと思っていたのですが、予算オーバーで断念。手ぬぐいのみ購入しました。ご主人といろいろおしゃべり。いいお歳だろうにお肌のツヤがとてもよくハリもあります。まさかパックしたりお肌のお手入れ頑張ってるとは思えないし、うらやましい。ここから5分程柳沢峠方面に行くとコケがたくさんありバイカオウレンも咲いているというので、日暮れまでに時間はあることですし散歩することにしました
バイカオウレンとヒメイチゲ
コケの道
もとは岩だったとは思えないほどコケでふかふかです。
バイカオウレンが咲いていました。
たくさん咲いています。かわいいですね。
ヒメイチゲも
丸川荘
再び丸川荘。寒いので薪ストーブをつけてくれました。
トイレは外にあります。ぼっとんですが臭くはないです。ペーパーはおいていないので持参です。壁画?や手作り消音器?など遊び心満載の工夫がされています。
常連客のTさんが加わりました。これであのヘンな人と二人っきりではなくなりました。よかった。丸川峠は山に囲まれていて天然のコンサートホールだそうで、外でTさんがオカリナを吹いたりギターを弾いてくれました。すっごい響きます!! 8月にここでコンサート宴会があり、Tさんは丸川荘のギターを使って演奏するそうです。今回は丸川荘にあるギターの様子を見に来られたとのこと。ギターは長い間放置されていただめか弦を張り替えたり、チューニングが大変そうでした。私もギターに挑戦♪
この後、若いお兄ちゃんたちが加わりました。もとワンゲルと本日山デビューのお二人、すれている感じがまったくありません。いい子たちだー
お待ちかねの夕食です。炊き込みご飯、おいしそ~
いただきまーす! お味噌汁にはキャベツと仙台麩。ホイル焼きはトマト味でキノコやナスなどがたくさ入っています。このホイル焼き、薪ストーブの上でじっくり熱が通っているのでおいしいに決まってます。鮭にもホイル焼きにも香草が使われていておしゃれ感もあります。ランプの灯りがやさしいく照らします。
食後はTさんのギターを聴いたり、ご主人も一緒にお話ししたりであっという間に就寝時間となりました。Tさん、お兄ちゃんたち、ご主人とゆるゆるしたとてもよい時間を過ごしました。外から鹿の鳴き声が聞こえます。
1泊2食付: ¥7,000-
食事時間: 夕食 テキトー 朝食 テキトー(泊まり客がテキトーだったから)
水 : ありません
トイレ : ぼっとん(臭くない)、紙は持参、使用済の紙は持ち帰り(宿泊者は捨てられます)
携帯電波: 場所によってはつながります
携帯充電: なし
消灯 : 20:30
おやすみなさいzzz(あのヘンな人は山小屋到着後からずっと寝ていました) 2日目へつづく
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