青森さ行くべ 3日目 酸ヶ湯温泉♨~八甲田山(毛無岱~大岳~ロープウェイ)~三内丸山遺跡

おはようございます。名湯酸ヶ湯温泉ですもの、もちろんお目覚には朝風呂です。5時すぎにはヒバ千人風呂も玉の湯もけっこう人がいました。みんな気合い入ってます。お湯が目に入ると沁みると注意書きにありましたが、本当に痛い、目を開けていられません。涙を流しながら治まるのを待っていました。

 

⏰ 歩行時間:約5時間45分

⏰ 8:10 酸ケ湯温泉(900m)🚻 ~ 9:15 下毛無岱休憩所 ~ 9:45-50 上毛無岱休憩所 ~ 9:55 毛無岱分岐(1220m) ~ 10:40-11:00 大岳避難小屋(1440m)🚻 ~ 11:20-25 八甲田大岳山頂(1585m) ~ 11:45 大岳避難小屋🚻 ~ 12:05 井戸岳(1550m) ~ 12:15 赤倉岳(1548m) ~ 12:30 赤倉岳分岐 ~ 13:15 田茂萢湿原 ~ 13:30 八甲田ロープウェー山頂公園駅(1300m)🚻

💰 🚅新幹線料金 新青森駅→大宮駅¥8,360-(50%引)  🚌バス運賃 八甲田ロープウェー駅前→三内丸山遺跡バス停¥1,120- ねぶたん号¥300-  🚋八甲田ロープウェー片道運賃¥1,250-  🏠酸ケ湯温泉湯治棟1泊2食付¥6,793-(GoToトラベルで¥3,657引) 入湯税¥150-  🎫三内丸山遺跡観覧料¥410-


朝食 6:45~8:00に食堂へ 6:35分くらいに行きましたがすでに食堂の前には長い列です。が、食堂が広いためすぐに入ることができました。以前はバイキングだったようですが、今はコロナ対策でテーブルの上に準備されています。

海苔のパッケージにお湯の種類が書いてありますが、ふかし湯なんてあったっけ? →酸ヶ湯温泉近くにある温泉施設。天然蒸気が噴き出す上にヒバのベンチを設置、そこに腰かけて温まるとう温浴。

チェックアウト。親切にもGoToトラベル適用に変更してくれ、宿泊料¥10,450(税込)+入湯税¥150-が¥6,943-になりました。35%引きの計算のはずですが、それ以上安くなってるような? とにかく安くなった!よかった! クーポン券2000円分もいただきました。この得した分は青森におとして帰ります。

どんよりとしていますがお昼から晴れの予報です。

 

八甲田山

酸ヶ湯温泉周辺がいちばん紅葉していました。

8:10 スタート(900m)

まだ頑張って咲いているノコンギク? もう少しでお疲れさまでした、ですね。

 

酸ヶ湯温泉の駐車場が紅葉越しに見えます。

 

紅葉の中を進みます。

もう下りてくる人がいます。驚いて声をかけると毛無岱湿原だけ見てきたとのこと。ほうほう、それだけでも見る価値がるのですね。

階段が多いです。

 

毛無岱(けなしたい)湿原

森を抜けたら目の前に湿原が開けました。

池塘も

 

9:15 下毛無岱休憩所 休憩所があるっていうことはこのあたりからはいい景色が見られるってことじゃない? 早く晴れないかなー

 

また階段です。

 

おうおうおう、晴れるどころか雨が降ってきましたよ。曇りのち晴れの予報だったのに、私の雨女パワー恐るべし。

 

9:45-50 上毛無岱休憩所 テンションが下がる黄色のレインウェアを着用。北八甲田連邦がババーンと見えるようです。見られず残念。

 

9:55 毛無岱分岐(1220m) 酸ヶ湯とロープウェイの矢印はありますが、大岳への矢印はありません。

酸ヶ湯とロープウェイ方面ではない木道に進むと大岳への矢印がありました。

今までとは雰囲気の違う山道です。

昨日青森市内で会った男性に会いました。「せっかく遠くから来たのに。。。」とブツブツ。激しく同意します。

アカモノ?

 

八甲田大岳

牧場にありそうな柵

次はベンチがたくさん

10:40-11:00 大岳避難小屋(1440m) ガスの奥から避難小屋が現れました。

中は満員御礼、入れません。ガイドさんらしき人が「ザックはイスの上におかないで、つめて」 おかげで座れましたが恐ろしく密です。ここでおやつ休憩。

親切にもお箸の用意があります。忘れた時のショックもこれで解消。

 

強風の外へ出て大岳へ、と思ったらロープウェイ方面から歩いてくる人がいたので「ロープウェイ動いているんですね。昨日は強風で運休だったそうですよ」 「ロープウェイのあたりは風あまりなかったよ。これから大岳? 最近整備されたから歩きやすいよ」とのこと。よかった、ロープウェイ方面へ下山できそうです。

 

大岳へと登ります。

 

最近整備されたとはこのことですね。階段が新しくなっています。

古い階段の残骸

前から黄色のレインウェアのおじさん、しかも私と同じモンベル、お仲間です。「レインウェア、一緒ですね」 奥さま「黄色は目立つから見つけやすくていいわ~」 そうですねと言ったものの、私を探してくれる人はいないことに気づきました、あら~

 

11:20-25 八甲田大岳山頂(1585m) 今日も何も見えなーい! 「八甲田山」は連峰の総称で、八甲田山に登るというのは、通常ここの大岳を登ることになります。

と思ったら看板の後ろにお兄ちゃん、風が吹いてこんな寒いところでコーヒー!? 何かの儀式か、彼にとっては意味があることなのでしょう。

もしロープウェイが動いていなければここから酸ヶ湯温泉へ下山します。念のためロープウェイに確認の電話「もしもし? ロープウェイ動いてます? いま大岳で2時間くらいでそちらに着きます(なので止めないでね)」

 

11:45 大岳避難小屋(1440m) 大岳から避難小屋まで下りてきました。次は赤倉岳方面へ進みます。

 

池があるようです。今日晴れる予報だったよね?

どんな景色が広がっているのでしょう? せっかくこのブログにきてこの記事を読んでくれているアナタ、いつもこんな写真でスミマセン。。。

 

12:05 井戸岳(1550m) 噴火口が見えるらしい。

 

見えるのはナナカマドくらい

 

12:15 赤倉岳(1548m)

 

?? 日の丸の旗

 

ロープの向こう側は切れているようです。

12:30 赤倉岳分岐

 

だいぶ下ってきました。本日3種類目の赤い実、これはミヤマシキミ(深山樒)かな?

 

下界の雰囲気

観光地にでました。でもこんな天気の中歩いている物好きな観光客はいません。

13:15 田茂萢(たもやち)湿原

 

13:30 八甲田ロープウェー山頂公園駅(1300m) 本当に何にも見えません。観光客のみなさんもちょっと歩いて湿原を見にいくのをおすすめしますが、木道がすべりやすいので気をつけて。

片道運賃¥1,250- GoTo トラベルのクーポンは下の山麓駅乗車券売場では使用できますが、山頂駅では使えません。15~20毎の運行、乗車時間は約10分。売店には酸ケ湯温泉にもあった八甲田山の手ぬぐいが飾られていましたが売り切れでした。昨日買っておいてよかった。

乗車してすぐは真っ白で何も見えませんでしたが、いきなり視界が開けました。紅葉の時期も終わりになりかけた、この茶色でもオレンジでもない。。。茶トラのネコ色? 日本では茶色と表現されていますが海外ではオレンジのネコって言われている、そんなかんじ。観光客も「うわー、きれー」と歓声を上げていたから、上ってくる時は見えなかったのでしょう。

バスまで約1時間もあるので、売店のテーブルでココア¥300-を片手に本を読みながらバス待ち。

15:03 八甲田ロープウェー駅前バス停発 みずうみ5号は立っている人がいるほど混んでいます。と思ったら後ろに増発便が続いていました。

途中岩木山展望所というバス停がありバスアナウンスも聞こえていたのですが、夢うつつで目が開きませんでした。

このまま新青森駅に早くついても何もないので、三内丸山遺跡で下車することにしました。

15:49 三内丸山遺跡バス停 バス運賃¥1,120-


三内丸山遺跡

三内(さんない)丸山遺跡、非常に立派な施設です。観覧料¥410-

縄文時代の集落跡で、遺跡や復元された建物を見ることができます。駆け足でパパッと見よう、と思っていましたが広いです。下山して気がぬけてしまっているのか足が重い。そしてなんでしょう、この天気の良さは。

 

竪穴建物(復元) 表札には「縄文の家づくり 〇〇小学校六年生」とあります。青森の小学生は縄文の家をつくってしまうのか! 中に入れます。

掘立(ほったて)柱建物(復元)

大型竪穴建物(復元) 中に入れます。

大型掘立柱建物(復元) 重機もない時代にこの高さの建造物、縄文人ってすごい! 出雲大社だって昔は48mあったと言われているし、本当すごいわー

左のドーム型の建物では大型掘立柱建物跡(本物)、右には埋設土器(子供のお墓、本物)を見ることができます。

南盛土 いわゆるゴミ捨て場

時間がないので屋外のみを見学しましたが、この他にもさんまるミュージアムでは縄文人の生活の再現や出土品を展示していたり、れすとらん五千年の星(すでにこの時間には閉店していました)ではなんと縄文食材の料理が楽しめるとか。気になる! 縄文時代にまったく興味のない私でしたが、思いのほか楽しめました。いや、もっと時間をかけて見学したかったです。

16:40 三内丸山遺跡前バス停発 ねぶたん号、藤岡弘、をキャラクターにしたらこんな感じか。

16:56 新青森駅着 ¥300- とっても立派な新青森駅ですが、周辺にはお店などなく駅に入るしかありません。

 

まずは夕食、そういえば行動食だけで昼食をとっていませんでした。魚っ喰いの田という海鮮料理屋さんで海鮮丼をいただきます。GoToクーポンがあるので強気に特上五色丼¥2,500、サーモン、まぐろ、ほたて、いくら、うにが仲良くどんぶりに入っています。

 

お土産はコンパクトながら一通りそろっています。嶽温泉山のホテルで飲んだ藏子¥800-はここでは¥407-、嶽温泉で¥250-で購入した真空パックの嶽きみは¥350でした。ヒバのルームフレグランス¥1,540-とラグノオのりんごスティック5本入¥850-を購入。

改札内にあるねぶた、建物の中にあるのに迫力あります。これを夜のねぶた祭りで見たらさぞ。。。来年は開催されるといいですね、坂田公時さん。

まわりがGoToトラベルでお得に旅行している一方で自分が使えない状況だったので、帰りは売店のサンドイッチで、お土産なんて買うもんかと決意していましたが、酸ヶ湯温泉のおかげで気がゆるみ結局は食べていろいろ買ってしまいました。青森にちゃんとお金おとしましたよ。

 

19:44 新青森駅発 はやぶさ48号 セレブの乗り物でビューンと大宮へ¥8,360- JR東日本の新幹線半額は3月31日まで。これが人生で最後の新幹線乗車になるかもしれない、この速さ振動のなさを味わいながらおやつ。ラグノオのりんごスティック、弘前散策時にお店(ラグノオささき)があったのを思い出し駅で購入。袋に入っているし日持ちはするしでたいしたことはないと思っていましたが、もうアップルパイです。りんごはシャキシャキしていて本当においしい。検索したらモンドセレクション3年連続受賞ですって(モンドというものが信用なるものかはわかりませんが)。5個入ではなくもっと大きい箱で買えばよかった。

天気には恵まれませんでしたが、青森はよいところでした。そういえば添乗員時代、青森のツアーがアサインされるとラッキーって思ってましたっけ。新鮮な魚に甘い茶碗蒸し、どこに宿泊しても温泉。岩木山は、石がごつごつゴロゴロしているところが苦手なので見て満足、もう登ることはないと思います。八甲田山はまた登りたい、もちろん晴れた日に。その時はどの温泉宿に泊まろうかなーなどと妄想しながら大宮へ。


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