冬は丹沢で鍋焼きうどん2日目 塔ノ岳・尊仏山荘~大倉~秦野温泉さざんか♨~洋風家庭料理パルフェムン

6:20 神奈川、東京、埼玉のみなさん、おはようございます。朝ですよー

6:47 日の出

朝日に焼ける丹沢の山々と富士山 ピンクでラブリー 


7:00 朝ごはん 6:00予定の朝ごはんですが、泊まり客はみなゆっくり出発の予定なので、7:00開始になりました。テーブルからも富士山バッチリです。

ご来光を見て「寒い寒い」と小屋に入ってくると、いいタイミングでほかほかのおでんを出していただきました。ご飯はとても上手に炊けています。ご飯にはふりかけをかけて。

7:50 尊仏山荘出発 見納めの景色。富士山もいいけれど、気になるのは南アルプス。荒川三山の完璧な稜線美、よかったなぁ~

出発してすぐ、霜柱に心うばわれます。踏んだり、ストックでかき回したり。柱が長い。

アップ

木道は凍っていて滑るところもあるので慎重に。

8:10 金冷し ここから大倉まで6.4kmです。

No42 どれだけ進んだのかわかります。No1は遠い。

霜柱のお花畑

丹沢のチャンプ、歩荷の畠山さん。 歩荷さんが来ると、いつも邪魔にならないよう声をかけず道をあける私ですが、チャンプから話かけてもらいました。重い荷物で大変なはずなのになんとも気さくな歩荷さんです。元旦にTBSの番組に登場するそうです。そういえば尊仏山荘のご主人もそんなこと言ってましたっけ。→チャンプ、2019年元旦TBSに出演していました。雪降る塔ノ岳でも彼はジャケットは着ていましたが、半パンでした。ご来光は見られなくて残念でした。

8:35 花立山荘 OPENとありましたが、平日なので閉まっていました。月見うどん¥500は安い。

バカ尾根、こんな坂がずっとダラダラ続きます。登るのはとても大変そうです。

バカバカーな尾根。登る人の気がしれません。頭が下がります。

9:25 堀山の家 もちろんここも営業していません。ぽっちゃりリスのおしるこ食べたかったなー

たまにこんな道があるとホッとします。

再びダラダラ続く坂道

10:10 見晴茶屋 もちろん営業していません。ウッドデッキのあるランプの小屋です。

見晴茶屋からの見晴らしは?まあまあ。塔ノ岳からのダイナミックな景色見た後ですからね。

10:20 まだ時間が早いので、大観望経由で大倉へおりることにしました。

10:25 キャンプ場がありました。といっても水場もトイレもありません。

キャンプ場のすぐ下に大倉高原山の家という山小屋がありますが、廃業していて使うことはできません。この山小屋の前が大観望になっていて、天城山や大島が見えます。

こちらは奥に天城山。

10:45 大倉尾根と再び合流しました。

ゆるやかになってきました。

No0 通称バカ尾根といわれる大倉尾根、くだりでよかった。

丹沢の有名人、丹沢クリステル

11:15 山の家SLOW 10月にオープンしたばかりの、なんと言ったらいいのでしょう。山道具レンタル屋? 茶屋? 駐車場スペース? 看板の「竜神珈琲」が気になったのでお店をのぞいてみましたが、お店の人がいなかったので諦めました。

途中にある直売所でニンジンを購入。大きめのニンジン3本で100円や安い! うちの近所のスーパーでは普通サイズのニンジン3本で168円ですから。ネギ100円も欲しかったけれど、大きすぎて断念。ストックの倍くらいあるし、これで電車に乗るのは気が引けます。

11:20 大倉バス停・ゴール トイレの前の水道で靴を洗います。コンビニでコーヒーを買い、ベンチで飲みながらバスを待ちます。コンビニのコーヒーってこんなにおいしかったっけ。後ろから「最近の若い人はみんなストック持ってるのね」「あれは体幹が悪くなるからダメだ」と聞こえるように言うジジババ。私だって昨年まではストック使ってなかったんですよ。私がストック使うことであんたたちに迷惑かけましたかね? そもそも私は若くはないのですよ。

11:53 バスに乗車し渋沢へ


予定では渋沢でなんつっ停本店の黒マー油ラーメンを食べる予定でしたが、まだお腹が空いていません。なぜ? 運動量が多くなかったのでしょうか。先にお風呂と行きたいところですが、哀しいかな渋沢には日帰り温泉施設がありません。鶴巻温泉駅の弘法の里湯か東海大学前駅のさざんかが選択肢になります。弘法の里湯は2回行ったことがあるので、今回は秦野温泉さざんかに行くことにしました。

秦野天然温泉さざんか

小田急線東海大学前駅から徒歩5分ほど、ゆるい坂道をあがったところにあります。思いっきり逆光ですが、黄色の大きな建物です。

建物に入ったところはこんな感じ。広々として清潔感があります。

靴箱のカギを受付で渡し、脱衣所のロッカーのカギを受け取ります。入浴料は平日料金で¥700-  脱衣所のロッカーにはもちろんザックは入りません。脱衣所のすみっこにでも置こうかとキョロキョロしていると、常連らしきおばちゃんが「フロントで預かってくれるわよー」とのこと。フロントで預かってもらいました。預かってもらうほどのものは入ってなく、どこかに置かせてもらうだけで十分なんですけどね。

中は広々。洗い場も15以上ありました。内風呂は大風呂、ジャグジー、電気風呂。電気風呂は初挑戦でしたが、ピリッピリッとして私は入っていられませんでした。露天風呂もあり、岩風呂と檜風呂、そして壺風呂。常連のおばちゃん曰く、このあたりではお湯は弘法の里湯が一番だそうです。ずっと体ぽかぽかが続く続くとか。いつも混んでいる弘法の里湯より、私はこちらさざんかの方が尾のみです。今日は時間がたっぷりあるので一つ一つに十分浸かり、サウナまで入りました。が突然空腹がやってきました。なんつっ停の黒マー湯ラーメン、いま食べたい。が時はすでに遅し、ここは渋沢ではなく東海大学前駅でした。

洋風家庭料理パルフェムン

ここは下界の町なので、食べるところはいくらでもありますが、下山後といったらやっぱりニクでしょう。駅から徒歩3分のパルフェムンさん、秦野温泉さざんかと駅の間にあります。

メニューはこちら。ニクの塊が食べたいのです。本当はステーキセットが食べたかったのですが、予算的にサービスステーキにしました。

スープとドリンクが付いてステーキが¥1,180(税別)で食べられるのはうれしい。通常、ランチについてくるスープは、具がほとんどないコンソメスープのことが多いですが、ここはしっかりコーンスープです。味も量も私にピッタリで、シェフもいい感じの人でした。

温泉も食事も満足。私は途中下車をしないポリシーでしたが、東海大学前駅におりてよかったです。

北アルプスや南アルプスのキラキラ感はありませんが、丹沢もいい山だよなーと電車の車窓から見てしみじみ思います。これが今年最後のゆる登山かなー