おはようございます。夜中、向かいのおじさんのいびきがうるさかった~ 耳栓をしていましたが余裕で通り抜け、地響きのようでした。私の隣に寝ていた女性も「はぁ~」と大きなため息をつきながら寝返りを何度もうっていたので、うるさく思っていたのは私だけではなかったと思います。おじさん個室に泊まればよかったのに。いや逆に、うるさいと思う人が割高料金を払って個室に泊まるべきなのでしょうか?
歩行時間:約3時間
7:15 白駒荘(2115m)
~ 8:10 高見石小屋(2270m)
~ 10:20 渋御殿湯(1880m)
電車運賃 JR茅野駅→京王線新宿駅¥3,007-
バス運賃 渋の湯バス停→茅野駅¥1,200-
奥蓼科温泉郷渋御殿湯入浴料¥1,000-
6:30 朝食 お正月なので、お雑煮、伊達巻、紅白かまぼこ、昆布巻き、なます、しっかりおせち料理ではないですか! しかも金運アップのきんかんも。ゆる登山ができるくらいの贅沢はしたいので金運アップ頼みます!
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7:15 出発 どんよりして雪が降っています。
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今日の歩き始めは私が一番みたい。私の足跡しかありません。うれしい。
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しばらくは森歩き。雪の降る音と、雪を踏む音しかない静寂の世界、最高です。
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8:10 高見石小屋(2270m) モノトーンの世界に突如現る雪上車、圧倒的存在感です。この奥に高見石小屋があります。
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朝のコーヒーでもいただこうかなと思って寄ったのですが、営業時間外ということでした。ちょっと早かったようです。この断り方が外気温より冷たかった。
白黒モードで撮っているのではありません。
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賽の河原
森を抜けました。ここからは吹きっさらしを覚悟をしていましたが、うれしいことに風はそよ風でした。
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下界は天気がよさそうです。
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小エビのしっぽができています。
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先ほどよりかは成長したエビのしっぽ
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「賽の河原」の雰囲気たっぷりです。一人スノーハイキングデビューは渋の湯→賽の河原→高見石小屋でした。その時もこんな天気ではじめての「賽の河原」が本当に賽の河原に見えて怖かったっけ。
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そういえば、アイゼンを履き忘れていました。予定では高見石小屋でコーヒーを飲んだあと装着するはずだったのですが、コーヒーを飲まなかったことでアイゼンのこともすっかり抜け落ちていました。どこか履くのにいいスペースはないだろうか。
と思っていたら樹林帯に入りました。このあたりからは雪がふかふかしているのでもうアイゼンは必要なさそうです。
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10:20 渋御殿湯(1880m) どなたかのメガネを雪ダルマ拝借しております。
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ここまで滑らずに来たのに、渋御殿湯に行く途中で豪快に滑りました。薄く積もった雪の下は氷でした。ザックを背負ってなかったら頭を打ってたかも。しっぽの生えるあたりがじんじん痛い。
奥蓼科温泉郷 渋御殿湯
以前から気になっていた温泉です。入り口で入浴料¥1,000を支払い奥へ。
棚に置いた荷物をガサガサしようにも薄暗くてよく見えません。上に蛍光灯があるので電気はつくはずなのですが、スイッチが見当たらず。。。スイッチは外だったのでしょうか。ドライヤーはありません。
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壁も床もすべて木張りで秘湯感たっぷり。湯船は2つ。右の小さい浴槽、白濁しているのは冷泉で源泉らしい。洗い場には石鹸が置いてあります。
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大きな浴槽は木の板を一枚一枚上げなければなりません。これがちょっと重い。こちらは透明のお湯です。スノーハイキングのあとのお風呂、なんとも言えません。
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一緒にお風呂に浸かった女性は、高見石小屋泊まりでお手伝いをしていたらしい。あの山小屋、ファンがお手伝いしているというのを聞いたことがあります。一昨年麦草ヒュッテのクリスマスパーティに一緒に参加したYさんも確かそうでした。ということを言ったら、Yさんのことを知っているとのこと。山の世界って狭いですね。それにしても高見石小屋の魅力ってなんなのでしょうか?? 私はこのブログをはじめる前の12月に1度宿泊、その他に喫茶利用が2回。恐ろしく寒くて、トイレが異様に臭かった思い出しかありません。山ガール用のランドネも高見石小屋をだいぶ贔屓にしているようですし。そのうちまた泊まってみようかな。
ここ渋御殿湯の受付でバス乗車券を購入し、ロビーでバスを待ちます。バス停は渋御殿湯のすぐ目の前。ここでお風呂に入らないと、寒い外でバスを待たなければなりません。
11:35 渋の湯バス停発 乗車券¥1,200-
12:30 茅野駅着
お昼の時間ですが、お正月なのでどこも営業していません。
そこで駅の改札横にある立ち食い蕎麦屋さんでとることにしました。立ち食い蕎麦といっても、ここは信州。長野産の生そばがたったの待ち時間3分でいただけちゃいます。おばちゃんの手際のよさを見ていたら3分なんてあっという間。
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特上とろろそば¥510- 駅の立ち食い蕎麦でこれが出てくるなんて、おいしい、さすが信州です。
2019年歩きはじめはよいお泊りゆる登山でした。今年もゆる~く楽しく山に登れますように。
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