楽しみにしていた夏山本番がやってきました。いや、楽しみというべきか、不安と言うべきか。はじめの2日間は山友さんたちと、3日目にみんなと別れ単独行になります。不安なのはもちろん山友さんたちと登る剱岳です。「登るのは怖い。ここで諦めたら私は一生登れないだろう。彼らが目指す山についていけるだろうか。怖さを克服できるだろうか。無理はしないで今までと同じような登山で満足していればいいのではないだろうか。正直なところ今も迷っている」(唯川恵「バックをザックに持ち替えて」より) みんなが劔にアタックしている間、泊まる剣沢小屋でにお留守番をするという手もまだあるぞ。
8/11 23:00 毎日アルペン号で都庁地下駐車場発 アルペン号って竹橋以外にも出発地があったんですね。¥8,000-
8/12 4:15 扇沢駅着 まだ夜明け前で真っ暗ですが、駅周辺は電気がついているのでヘッドランプはなしで動けます。すでにチケット売り場には並んでいる人が! 何時から並んでるのでしょう? 車で来ていた山友さんたちに合流。3:15の時点で第一駐車場は満車、第二駐車場もあと4台という混雑ぶりです。5:30からチケット販売開始です。扇沢→室堂片道チケット¥5,860-5:15には建物前から看板を超えたあたりまで長い行列ができていました。
6:30 扇沢駅出発 早くから並んでいたおかげで始発に乗車することができました。
6:50 黒部ダム ダムはダイナミックに放水中
7:25 黒部平 今日登る予定の一の越が見えます。
あの山の向こう側を今回の山行の後半に歩きます。く~楽しみ~始発で前に他のお客さんがいないので、ところてん式にどんどん進みます。
8:10 室堂着 4月に来たときはひどい混雑だったので覚悟していたのですが、あっさり室堂に着いてしまいました。トイレに行ったり登山届をだしたりまごまごタイム。周辺はお蕎麦屋さんの出汁のいい香りが漂っています。
8:25 スタート! さぁ、ターミナル駅をでたらキラキラした山が見える。。。はずでしたが、あらら、ガスガスでなにも見えません。
9:30 一の越山荘 ここからの景色とっても見たかったのになぁ、残念。
雄山を目指します。いつもノロマな私ですが、6泊7日の荷物を背負って思いのでさらにノロノロです。山友さんたちは「6泊でこれだけ?」「軽い!」と言っていましたが、私の40ℓザックがパンパンになることははじめてで、入りきらないカップ麺やパンなどの食料が横にぶら下がっています。観光客ハイキングが高尾山のごとくいっぱいいますが、渋滞をつくってしまっているのは私です。先に行ってほしいのでわざとルートを外れてガレ場を歩いても、観光客ハイカーはきっちり後についてくるではないですか。山友さんが「そっちの道も歩けるんで」と言うと「え、いいんですか?」と観光客ハイカー。ちっとは頭つかってよ。
10:50-11:10 雄山 トランスジャパン(日本海から太平洋まで駆け抜ける)のレース中の選手がいてわさわさしてました。選手より、「盛り上げ隊」というおばさんたちの方が気になりました。
12:25 富士ノ折立 ジャンダルムに似た岩がありました。ニャンダルム?(ΦωΦ)/
きっとステキな稜線に違いありません。
13:15-30 真砂岳でお昼休憩 何も見えないので写真省略
初めて雷鳥を見ました。ガスの中見たので幻だったのかもしれません。
14:45-15:00 別山 こちらも何も見えないので写真省略
劔沢小屋と劔沢キャンプ場が見えてきました。下は見えますが、もちろん剱岳は見えません。
チングルマがたくさん咲いています。
剱沢小屋
16:10 剱沢小屋到着
剱岳により近い剣山荘もありますが、山友さんの山友さんがここでアルバイトをしているので剱沢小屋に泊まることになりました。ヘルメットは剣山荘で貸し出ししていますが、もし在庫がなかったらということを考え、アルバイトの山友さんに頼んでおきました。お礼のお菓子を渡したらザックに少しスペースができました。
2段のかいこ棚になっていて上段を使用
受付で剱岳初心者用に剱岳登山の気をつけなければならないポイントなどの説明が手作り地図付きであります。緊張してきました。まず、鉄の4mのハシゴ、渡れるだろうか。。。ぶるぶる
剱沢小屋のなによりもいいところはシャワーがあるところです。汗(今日はかいていないけれど)だけでも流せるのはとてもありがたい!
17:50 夕食 味噌味のトンテキ
21:00 消灯 緊張して眠れない。。ということはなくぐっすりzzz
1泊夕食+お弁当 ¥10,000-
トイレ:水洗洋式で快適
電波:auは入りませんでした
電源:部屋にコンセントがあり、充電させてもらいました
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