あ・つ・い 暑いったら暑い! 暑い~!! こんな日はクーラーの効いた部屋でゴロゴロするのが一番です。が、山に登らねばなりません。なぜなら来週は、北アルプス大縦走がひかえているのです。大本番でバテるわけにはいきません。山登りの準備には山登りが一番。こんなにイヤイヤ登る山登りもなく、山だってこんなにイヤイヤ登られたくないでしょう。
御嶽駅はいつも大勢の人が降りますが、猛暑だからか今日は控えめです。私は御嶽駅をすぎ、奥多摩駅へ。
7:27 バス出発 奥多摩駅をでて右すぐの一番乗り場、東日原行きのバス。トイレは駅でて左。
7:40 川乗橋バス停 バス降りると反対側に看板があり、横のゲートを入ります。
道の下には川が流れており、すぐにひんやり感と涼しい風が。来てよかった~
木々の間から朝日が射し込んでいます。早起きしてよかった~しばらくは林道(アスファルト)の道が続きます。
沢登りしている人がいます。泳げない私にとってありえない山登りのジャンルです。
8:20 細倉橋 ここが本当の登山口。アスファルトの道が終わりここから登山道になります。トイレあり(写真奥の小さな建物)。
登山道入ってすぐ、緑がせまり、橋にテンションがあがります。アスファルトの道はラクだけれど、やっぱり山登りはこうじゃないと。
林道でも川はありましたが、道の下にあり少し遠くに川のせせらぎを聞く距離でした。登山道に入ってからは川はすぐそこ、その気になれば入れるところもあります。
流れてくる川
流れていく川 どちらもあまり変わらない。。
橋を何度か渡ります。渡る時、涼しい空気の中を通るようでとても気持ちいいです。
これが都内とは思えません。
水がブルーです。
中もブルーでした。
9:05-20 百尋ノ滝(ひゃくひろ) 木の階段をおりると滝にでました。細かいミストシャワーを浴びながらおやつタイム。涼しくて長居したくなります。再びいいますが、ここは都内、臭い渋谷とは雲泥の差です。ビーチサンダルで滝つぼに近づいている人もいます。あー、私も持ってくればよかった! 気持ちよさそう! 渡渉して反対側(写真ではお兄さんたちがいる側)に私は渡ることができず、まごまごしていたのですが川苔山に行くには渡渉する必要はありません。下りてきた階段を登ると、川苔山方面への道と来た道に分かれているので、川苔山方面(急な坂のほう)を登ります。
百尋ノ滝をあとにし、川苔山へ向かう道は。。。つまらん。
川がまたあったのですが、長くは続かずあまり面白くない道を進みます。
10:00 足毛岩分岐 足毛岩の肩方面でも日向沢の峰方面でも川苔山には着きます。私は短い方を選び、日向沢の峰へ進みます。
これといって写真を撮りたくなる対象もありません。
10:40 川苔山山頂まであとちょっと! 後ほどここまで戻ってきます。
10:50-11:25 川苔山山頂 雲取山が見えるはずなのですが、ぼやけてしまって見えません。
山頂は広々としていますがベンチは多くはありません。ここでランチタイム。今日は山ご飯の日(8ま5はん)なので、一応山ご飯をつくります。マンガ『山と食欲と私』で鮎美ちゃんがやっていたものをマネてみました。といってもご飯にレタスとオイルサーディン、それに醤油をかけただけなのですが。鮎美ちゃんはメスティンでご飯を炊いていましたが、私はアルファ米です。オイルサーディンはこだわりの天橋立のイワシです。
あまり。。おいしく。。ない。。。 家で炊き立てのご飯で練習した時は美味しかったのに。やはり手抜きのアルファ米ではダメだったか~
200mほど戻り分岐、鳩の巣駅方面をくだります。
淡々とした道が続きますが、本を読みたくなるようなベンチもあります。
林道にでました。ゴール近い?
と思ったらまだでした。階段をおりて右にまがると左前方に祠と登山道があります。
13:15 大根ノ山の神 まだくだりが続きますが、下界の音が聞こえてきます。
13:45 熊野神社 来週の縦走の安全祈願。無事におりてこれますように。
13:55 鳩の巣駅 ゴール。
お風呂が先か、ご飯が先か。通常はお風呂でさっぱりした後にご飯ですが、営業時間が気になります。駅から坂をくだり、青梅街道にでてすぐ(駅の下あたり)にある鳩の巣釜めしさん。何時まで営業と書いていないのでお店に入って聞くと「6時ころ」との答え。あまり決まってないようです(ホームページには18:30と記載があります)。店内はほぼ満席でにぎやかです。駐車場にも車がとまっていて人気のお店みたい。これは期待しちゃいます。時間に余裕があるので先にお風呂に入ることにしました。
青梅街道を白丸駅方面へ進むと左に「はとのす荘」の看板があり、坂をくだります。鳩の巣釜めしさんから徒歩5分ほどでしょうか。
奥多摩の風 はとのす荘
はとのす荘という名前から、ひなびた温泉旅館を想像していたのですが、これはホテルです。フロントで入浴料の支払。ホテルマンが丁寧に対応してくれて、汗だくな自分が恥ずかしい。。 入浴料はちょっとお高めの¥1,130- 旅館やホテルはどこでも¥1,000くらいするので仕方がありません。貸タオルは有料で、バスタオル¥216ー フェイスタオル¥108- 気をつけなければならないのは、日帰り入浴は14:30までに受付でしなければなりません。私が脱衣所についた時は14:10。もたもたしてたら入れないところでした。脱衣所は人がいてにぎやかでしたが、時間ぎりぎりだったため、浴場は貸し切り状態でした。高い入浴料を払っただけのことはあります、リンスインシャンプーではなく、シャンプーとリンスはわかれています。クレンジングや洗顔料も。洗面には綿棒はもちろん櫛やシャワーキャップまでありました。ロッカーは100円が後で戻ってくるタイプです。源泉名は鳩の巣温泉と鶴の湯温泉、さらっとしていてクセがないお湯です。真夏の露天風呂、暑いのを想像していましたが涼しい風がそよそよ。素っ裸にそよ風はなんて気持ちいいのでしょう。下には川が流れ、水の音も涼し気です。フロント前のロビーにはウェルカムドリンク?のセルフのお茶やコーヒーがありました。
鳩の巣釜めし
あんなに混んでいた店内も15:00になると私とあと2組でした。塩焼きだけでもヤマメ、鮎、ニジマスがあります。ヤマメのお刺身がとってもおいしそう! でもここは釜めしが売りのお店です。きのこ釜めしと山菜釜めしがありどちらも¥1,500- きのこ釜めしを注文しました。きのこ釜めし、野菜スープ(レモンはスープ用)、天ぷら、刺身こんにゃく、お漬物、なんと水ようかんまでつくという、てんこ盛りの内容となっております。おいしい、これはおいしいです、釜めし。スープも大量の汗をかいた私にはぴったりの塩加減です。お昼時混雑していたのもうなづけます。帰る時おばちゃんに「おいしかったです」と思わず言ってしまいました。
雰囲気のある鳩の巣駅
おまけに青梅線の電車がカワイイことになってました。
朝は気がのらない山登りでしたが、来てよかった! 充実した一日でした。
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