ピークは三条の湯2日目 三条の湯~雲取山~鴨沢~玉翠荘♨~釜めしなかい

夜明け前、夢うつつながら誰かがストーブに薪を入れてくれているのを見たような? 小屋番さんでしょうか。。。

おはようございます。勢いよく薪が燃えるストーブのおかげで大部屋はあったか快適です。外に出ると寒いっ!!


5:30 朝ごはん シンプルですが生卵がうれしい。今回の山行のピークはここ三条の湯です。ここからお祭りバス停に降りようと思っていたのですが、夕食時に「えー、ここまで来て雲取行かないの?!」と言われてしまいました。そうか、やっぱり行くものなのか。雨が降らなかったら雲取行こうかなーと思っていたら、山ちゃんさん曰く昼から雨になるらしい。

6:00 三条の湯出発 以前に登頂したことがあるので雲取山にはあまり興味はありませんが、三条ダルミが気になるので登ってみることにしました。

薄暗い中を歩きます。夜明け前の黒戸尾根は真っ暗で人もいなく不安でしたが(いてもあっという間に追い抜いていく)、今日は前にも後ろにも同じようなペースで人が歩いています。みんなゆる登山者?

一つ目の通行止め

昨日に続き今日もオレンジです。

空模様があやしくなってきました。

2つ目の通行止め。台風で通行止めになったそうですが、行けないこともないそうです。私はもちろん迂回路です。

迂回路の上はつづら折りの坂道です。人が3段に分かれて歩いて居ます。つづら折りの道をつくってくれてよかった! これが直登だったらかなり急ですよ。

ピンク?オレンジ?の道

黄色の道

この後、苔の道になったら信号なのに、と思っていたら、緑どころかガスってきました。なにこの天気?

8:20 三条ダルミ ここでレインウェア装着です。 この後ぐわーって登ります。

ぐわーっと登ってます。写真では急には見えませんが、とっても急なんです。急だし、雨は降るし、もやで先が見えないし、あー三条の湯から下りればよかったー

9:00 雲取山避難小屋 避難小屋からは「がははー」という声が聞こえます。朝から宴会でもしてるのでしょうか?

9:05 雲取山山頂 もちろん景色は何も見えません。山梨、東京、埼玉の「雲取山」標識があります。どの写真を載せようかと迷いましたが、すみっこにあった一番さえない埼玉版を採用。雲取山ゼロキロって。。オーケーかと思っちゃった。

もちろん東京の墓石みたいなのもありました。後ろを見るとなんと埼玉が便乗しています。せこい、さすがダ埼玉(私は埼玉生まれ埼玉育ちです)

避難小屋に戻り、中でおやつタイム。出発しようとしていると、先ほどの「がははー」の人たちが、「時間がない、バスに間に合わない」と走っていきました。え、10:15に乗るつもりなんですかっ。さすが~ 私は13:53のバスなので頑張らず得意のノロノロペースで下ります。

このガイドブックの表紙は雲取山避難小屋から少し下りたところから見上げたものです。まったくの別ものですが、晴れているとこうなんですね。

ダラダラおります。以前登った時は鴨沢から入り雲取山荘泊まり。時間がかかり暗くなってから雲取山荘に到着、山小屋のおやじに怒られました。今なら日暮れ前には到着できそうな気がします。世の中には雲取山山頂まで日帰りピストンする人たちがいるといいますが、信じられません。

10:10-15 奥多摩小屋前にテーブルをだして何かしている人がいます。給水所か何かのサービスかしら? と思ったら奥多摩小屋3月閉鎖に伴うアンケート、主にトイレに関するものでした。こんな寒いところでお疲れさまです。老朽化ということですが、見ればわかります。大菩薩の丸川荘は大丈夫だろうか。。。

いつもは憎きガスも、いい雰囲気をつくりあげてくれています。

3000m級の山々が連なる稜線の派手さはありませんが、落ち着いたいい登山道ではありませんか。

葉っぱで目がチカチカ☆

楽しみながら歩いていて、ふと気が付きました。みんなに抜かされて私、ビリッケツです。このペースでは私バスに乗れないのかも? 超スピードアップです(といっても普通の人の普通のペース)。

やっと人が見えてきました。昨夜ワインをわけてくれたステキなご夫婦です。なかなか追いつくことはできませんが、ちょっと安心です。

このあとご夫婦は休憩に入りやっと追いつきました。私「バスの時間大丈夫ですかね?」 奥さま「びみょーですね」 旦那さん「大丈夫ですよ!」 大丈夫かなー 私は歩くのが遅く心配なのでお先に失礼しました。

しばらくは写真も撮らず黙々と歩きます。途中、どうしてこんなところに?というカーブの場所に「滑落注意」の看板が。夜暗い中歩いて落ちたり、勢いあまって突っ込んしまうそうです。私は止まっちゃいそうなスピードなので心配はいりません。

山によくある「あるある」、下のほうは晴れていました。

ここにあるのか、有名な看板。ここでアスファルトの道にでます。

車道を通ってもいけますが、近道の山道に入ります。消火栓もあるしほぼ下界なので安心していると、猿が何匹も走り回っていて怖かったです。目をとじればジャングルにいるようです。

13:20 鴨沢バス停到着 ゴール! 余裕でバスの時間に間に合いました。よかった~ 

このベンチに座っているとネコ様がきました。エサくれ、と。私はあまりのパンをあげました。なくなると次の人へ、そして次の人。お腹がいっぱいになるとさっさとどこかへ行ってしまいました。ちゃっかりしてる~

13:53 バス乗車 ステキなご夫婦が来ません。疲れてしまったのでしょうか。そして、避難小屋から走っていったメンズたちが同じバスに乗ってるではないですか! 私「この前のバスに乗るつもりで走っていったんじゃなかったんですか?」 「ん? すぐ諦めた」 そ、そうですか。


14:25 JR奥多摩駅到着 下山後のお約束のお風呂はもえぎの湯。メンズたちも行くというので、一緒にもえぎの湯に進みます。が、なんと定休日です! で、近くの日帰り入浴「玉翠荘」に行くことにしました。

奥多摩温泉 玉翠荘

外観は古そうで、大丈夫?と思いましたが玄関ロビーはキレイです。入り口付近にザックを置きお風呂へ。女子風呂はなんと地下4F! 「あの、エレベーターはどこでしょうか?」 階段でおりるらしい。今日は元気ですが、足が疲れていたらツライ。んー、やっぱり古い建物ですね。

お風呂はまぁまぁ。私の好きな馬油シャンプーがおいてあるのはうれしい。お湯がぬるい場合はフロントに電話をかけます。この宿は崖に建っているので、地下といっても見晴らしはいいです。クセもにおいもありません。一人でのんびりできるのはいいですね。

お風呂の窓からは赤い橋が見えます。脱衣所にはドライヤーがありません。電圧の関係で使えないのだとか。ドライヤーはフロントで貸してもらえます。私はショートですぐ乾きそうなので自然乾燥です。入浴料¥750-

メンズたちが「釜めし なかい」に誘ってくれたので、ついていくことにしました。とってもおススメの釜めし屋さんだそうです。別の駅に行かなければならないのですが、そこまでおススメならば行ってみましょう。

釜めし なかい

JR青梅線奥多摩駅から4駅の川井駅下車。徒歩だと30分ですが、なんとお店の人に駅まで車で迎えにきてもらいました。このメンズは何者なんでしょう。車だと5分ほどです。

奥多摩の田舎にこんなステキなお店があるなんて!

内部もしっとりいい雰囲気です。土日の昼は2時間待ちの人気のお店なんだそう。

秋限定の栗の釜めしが食べたかったのですが、終わってしまったそうです。残念! なので定番のきのこ釜めしを注文しました。釜めしを待っている間、大だんな(車で迎えに来てくれた人は大だんなでした、あまりに腰が低いのでわかりませんでした)がDVDプレーヤーを持って来て、このお店がテレビで紹介されたのを見せてくれました。大だんな、うれしそう。

きのこ釜めしが来ました。ふっくら炊きあがった釜めし、おいしい~ 水炊きは具だくさんで味も文句なしです。レモンは水炊きにしぼってサッパリ風に。刺身こんにゃくは歯触りがちゃんありと「オレはこんにゃくだぜ」と主張してきます。辛いものが苦手な私はいつもはワサビはよけるのですが、このワサビはおいしかったです。お饅頭までついて、コース料理のようです。

写真には撮っていませんが、釜めしの他に焼き鳥も。通常の焼き鳥より、1つ1つが大きいです。香ばしく焼かれていてこれはビールに合うでしょう。(メンズはビールも注文)

このメンズ、昨日丹波天平の下のところでやはり迷ったそうですが、今日も迷ったそうです。メンバーの1人に用があり早く下山しなければならず、朝は4:00にでたらしい。小屋番さんから「迂回路があるけれど、通行止めの道も行ける、その方が早い」と聞いていたので通行止めの道に入ったそう。小屋番さんが教えたのは前述している2つ目の通行止め。彼らが入ってしまったのは1つ目の通行止めだったのです。真っ暗な中で間違った道にかなり進み、途中気が付いて戻って結局は避難小屋でノロノロの私に追いつかれてしまったというわけです。そして避難小屋から走ったものの、バスでまたもやノロノロの私に追いつかれてしまったのです。バス停近くで飲んで楽しかったそう。この人たち面白いんですけど!

まったくそんな気はなかったのですが、見ず知らずの人にごちそうになってしまいました。話を聞いているとどこかの社長さんのようです。若いほうも「いいからいいから。おごってもらっちゃって」というので私は財布をしまいました。社長だから奢ったのか、豪快だから社長になったのか。おそらく後者だと思われる。

「またどこかの山で会いましょう」とお別れをしました。釜めしと楽しいお話、ごちそうさまでした。