駐在刑事の舞台へ 奥多摩・ツツジ咲く鷹ノ巣山

東京からダ埼玉の片田舎に引っ越し、東京のお山は卒業したつもりでした。が「駐在刑事」を読んだら無性に奥多摩の山に登りたくなってしまいました。ターゲットは小説にも出てくる鷹ノ巣山。なぜ都内に住んでいるときに登らなかったというと、日暮れまでに下山できそうになかったから。小説では秋の鷹ノ巣山ですが、秋に登ったらすぐに日が暮れてしまいます。日が長く、それほど暑くはない今がチャンス。ヘッドライトをしっかりザックに入れて奥多摩へ。

 寺島進さん主演でテレビドラマになりました

 

⏰ 歩行時間:約6時間30分

⏰ 8:40 峰谷バス停(590m)🚻 ~ 9:55 浅間神社(1050m) ~ 10:35-40 キノコ栽培エリア ~ 11:20 水場 ~ 11:25-40 鷹ノ巣山避難小屋(1560m)🚻 ~ 12:05-12:20 鷹ノ巣山山頂(1736.6m) ~ 道迷い ~ 15:45 水根バス停🚻

💰 🚌バス運賃 奥多摩駅→峰谷バス¥728- 水根バス停→奥多摩駅¥388-


7:46 JR青梅線奥多摩駅着 バスは駅でて正面、すでにたくさんの人が並んでいます。トイレは駅でて左

7:56 奥多摩駅発峰谷行バス乗車

鷹ノ巣山

8:32 峰谷バス停(590m)着 ¥728- 外から見るとぼっとん便所が鎮座していそうなトイレですが、なんと最新式の洋式トイレでした。

8:40 スタート 今日ももれなくみんな私のことを抜かしていくんだろうなーと思っていましたが、杞憂でした。あんなにいた人はまわりにいなくなり、スタート地点でビリになってしまいました。みなさま、熊払いは任せましたよ。

 

左にわさび田。小説にもでてきました、わさび田の作業小屋で事件が起きるのよね。

山の中にとてもオシャレな車

 

このような案内図を頼りに進み

山道の入口か?

 

おもいっきり山道と思っていたら前方に建物。奥多摩の人から見たら、まだ生活圏でここは山道ではないのだろうか。

ガクウツギ

 

いつのまにか林道になり

また山道?へ

 

アスファルトの道を歩き

やっと本当の山道へ

 

山の中なのに立派な鳥居です。

鳥居は立派ですがこれ↑が神社ですか? 壁がはがれています。

9:55 少し進むとまた建物。これ↓が浅間神社(1050m)かな? そういうことにしておこう。

 

私たちは登山客ではなく観光客なのね

お、ヤマツツジ

 

10:35-40 キノコ栽培エリア 原木がずらーっと並んでいます。こんな山奥で作業するなんて、来るだけで大変じゃない?

 

このレールでキノコを運ぶのですね?

ヤマツツジを見ながらキノコエリアのベンチに座って休憩

 

 

キノコエリアを後にし歩いていると、足元に落ちたミツバツツジ。もうミツバツツジは終わってましたか。

11:20 水場

 

11:25-40 鷹ノ巣山避難小屋(1560m) 避難小屋の裏にもヤマツツジ

 

なんとも立派な避難小屋です。

中もとてもきれいです。

 

小屋外のベンチでお昼休憩その1、山頂までお腹がもたなかった。写真奥の小さな建物はトイレ

雲取山方面へ行くと千本桜があるのよね。私のスピードで日帰りはムリですが。

 

小説にも出てくる石尾根、それだけで歩くのがうれしい。ゴミを拾っているのかな?と思ったら、何か採っているようです。そんな人を4人見かけました。山でとってよいのは写真だけと思っていましたが、奥多摩はいいのかな?

ミツバツツジが現れました。

それも両側に

千本ツツジエリアだけではなく、ツツジは石尾根に咲いているのね。

 

緑の山の中にピンクと遠くにオレンジがポコポコ

 

12:05-12:20 鷹ノ巣山山頂(1736.6m) 全部ではありませんが東京の山にはこのような山頂標識があります。変わりはじめたとき「墓石みたい、木の標識のがいいのに」と思っていましたが、見慣れたいまとなってはは悪くない、か?

山頂は広く、多くの人がくつろいでいます。みんなツツジ情報を見て来たのね、情報通だなぁ

 

私もお昼休憩その2、富士山をみながら。見ようと思って登ると見れないことが多いですが、今日は見れちゃいました。

 

みんなはまだ座っていますが、私はあまりゆっくりしてはいられません。日が暮れてしまう。


少し上のツツジに目線は向いてしまいますが、足元にはキンポウゲが咲いています。

ヤマツツジ

 

道が上下に分かれるところを下へ、水根山山頂を通らない道です。まだつぼみが膨らみはじめた段階なのですが、両側に山ツツジ、これが奥まで続いています。来週になれば山ツツジのトンネル?! 来週に来た人ラッキーです。

 

スミレももう終わりですね

ゴールは水根です。

 

何か住んでいそう、妖精?妖怪?

なぬー! 歩道崩落ですって!

 

ひぐらし? 春蝉か。いい声だなー

 

資材置き場か屋台だったのか。スイカの販売があったらなぁ🍉

これは崩落ではないよねぇ。こんなかんじの箇所はいくつかあります。

 

水根に向かっているだけに、川沿いを歩きます。

 

冷たくて気持ちいい

登りルートにも咲いていたガクウツギ。こちらは道に沿ってたくさん咲いています。

 

ここが例の崩落ですね。矢印に沿って迂回ルートへ。

ピンクリボンのところからでてきました。ブルーシートの奥が崩落しているようです。

 

崩落した箇所からすぐのところから林道がはじまります。よーし、スピードアップだ! 軽快に進んでいると「ルートから外れています」の警告がスマホから聞こえてきます。

崩落のところまで戻りまわりをよく見てみると、下り口がありました。うっかりです。

 

民家が見えてきたあたりで、ジキタリスが「お疲れ様~」と迎えてくれました。ジキタリス、別名キツネノテブクロ。「手袋を買いに」を思い出しちゃうね。

15:45 水根バス停 なぜゴールを水根にしたかというと、駐在刑事の主人公・江波さんは水根駐在所の所長さんだからです。実際には水根駐在所はなく、他になにかあると言われればないのですが、ちょっとうれしい。ご機嫌でバスを待っていると、前をパトカーが通り過ぎていきました。思わず助手席にプールちゃんがいないか見てしまいました。(プールちゃん=事件に巻き込まれた元介助犬。プールの更衣室に迷い込んでいたからプール。活躍して名誉巡査部長へ) 道を渡ったところの駐車場にトイレあり。

 

16:09 水根バス停発

16:25 奥多摩駅着 ¥388-

古里駅近くにあるだしまき玉子やさんの卵道(ランウェイ)が奥多摩駅近くにも出店したのよね。営業時間17:00までだから食べられるかも! が、もうテイクアウトのみだそう、残念。崩落のところで道を間違えなかったらもう1本前のバスに乗れて食べられたはず、悔しいわ。

この看板にはありませんが、クラフトビールのオシャレなカフェもあります。私は苦い炭酸はどうも。。。 お風呂は奥多摩駅から徒歩10分ほどのところにもえぎの湯、徒歩約2分のところに玉翠荘があります。

 

日が暮れる前に下山できてよかった。思っていたほど遅くなかったんじゃない? 今日のゆる登山はグルメもお風呂もないけれど、しっかり歩くことができたので合格としよう。小説の舞台を歩きにきただけでしたが、ツツジも見られたしラッキーでした。そして奥多摩のパトカーもね。


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