ついに、ようやく、やっと、登山解禁です。まだ県をまたいではいけませんのでまずは都民の基本、高尾山へリハビリゆる登山です。せっかくの平日ですので、高尾駅のカフェIchigendoのモーニングが食べられる! 緊急事態宣言解除といってもお店によっては営業していないところもありますので、念のため前日に確認。私「金曜日、モーニングやってます?」 朝の時間帯は営業していますが、私が求めているフレンチトーストなどのセットは用意していないとのこと、あらら。なので高尾駅からバスには乗らず、バス代節約の高尾山口駅出発コースです。
⏰ 歩行時間:約5時間10分
⏰ 9:10 高尾山口駅🚻 ~ 9:20 高尾山薬王院祈祷殿駐車場(197m) ~ 9:30 梅の木橋(220m) ~ 10:30-35 三沢峠 ~ 11:15-30 見晴台 ~ 11:55-12:00 コンピラ山(515m) ~ 12:30 大垂水峠(398m) ~ 13:45 稲荷山コース ~ 14:15-25 展望台 ~ 15:00 高尾山口駅🚻
💰 🚃電車運賃 京王線新宿駅↔高尾山口駅¥388×2=¥776-
8:04 京王線新宿駅発
9:01 高尾山口駅着 ¥388- リハビリ登山なので「お先にどうぞ」バッチを装着。
南高尾
9:10 スタート そして何を血迷ったのか、メージャーな稲荷山コースや6号路にしておけばいいのになぜか南高尾へ。南高尾草戸山経由は以前歩いたことがありけっこう大変だった記憶がありますので、地図を見たところ平坦が多そうな道を歩くことにしました。しばらくは20号線を南西に進みます。
9:20 高尾山薬王院祈祷殿駐車場(197m)
高尾山ICの下
9:30 梅の木橋(220m) 車道から小道に入ります。
車道からちょっと入っただけで、こののどかな景色
そして畑 山にむかって変化する景色、そうそうこれこれ
9:35 うかい竹亭 一度は食事をしてみたい高級料亭。ランチコースは¥5,050- 山小屋エイド基金に寄付しなければランチできたじゃないか、いや山小屋エイド基金でいい。
しばらくは平坦、もしくはゆるゆるの坂、リハビリにぴったりです。お地蔵さんのお茶、湯のみはきれいでまったくゴミが入っていませんでした。頻繁に代えてもらっているようです。このあたりでマスクを外します。「風が顔にあたっちょる」by スケバン刑事鉄仮面伝説の南野陽子
バズーカー砲のようなカメラを持っている人が何人もいました。お目当ては鳥かな? 確かに鳥の声でにぎやかです。また、白い蝶がたくさん舞っています。
ヘビイチゴ。ピントが合わない撮影技術は健在です。
10:30-35 三沢峠 ここまではとってもゆるやかな坂です。ちょっと休憩。
ここからは山道らしい山道。STAY HOMEしていた時は、私の人生に山は必要ないのではと思ったこともありましたが、緑の香りにつつまれるこの感覚、やっぱりいい。
南高尾はベンチが多い。そのうちの一つ、フクロウがいたり、リュックかけがあります。ベンチだけではなく一人用のイスまで。
11:15-30 見晴台 人気の休憩所、見晴台に着いた時はベンチは人でうまっていましたが、まもなく独り占め状態になりました。
このベンチに座ると目の前に湖や山々の景色が広がるのですが、今日はもやっとしてイマイチ。 そのかわり、白い蝶がまるで「いっしゃいませ~いらっしゃいませ~」と言っているかのようにひらひら舞っています。
ここでおやつタイム。メロンです。誕生日プレゼントで友達がメロンを2玉送ってくれました。Happy birthday to me ~♪
冷えたメロン甘~い! 生ハムのしょっぱさは疲れた体にいい。そう、誕生日は九州で過ごすはずで、本来なら今頃は九重山を歩いてころだったのに。習隠蔽め、とんでもないものを世界中にばらまいてくれたヽ(`Д´)ノ
たいしたことない坂ですが、今の私には合戦尾根かと思われるほどです。体が重い、とても重い。家で食っちゃ寝、食っちゃ寝してたらそりゃ太るでしょう。
11:55-12:00 コンピラ山(515m) なぜカタカナ? それよりも歩くのがしんどい。。。 もみじ台にでて細田屋でおそばを食べるというのが今日の予定でしたが(営業しているかわからないけれど)、この疲れ具合ではムリかも。大垂水でバスに乗ることも考えておかないと。
台風19号で崩落した箇所、3/27より通行可能になったところです。通れるようにしてくれてありがとう。
12:30 大垂水峠(398m) この橋を渡った先で、城山方面、高尾山方面に分かれ、またバス停も近くにあります。もうちょっと頑張れそう、もみじ台を目指そう。
高尾山
ニガナ 疲れて下を向いて歩いているので、花が目にとまりました。
オカタツナミソウ
4つの道に分かれる分岐にでました。間違わないように、案内板のルート地図でしっかり確認。ここからは砂利道です。砂利道で面白くないのですが、今までより一番多くの蝶が舞っていて幻想的です。写真に写せないのが惜しい。
?? あれ? もみじ台にあがる道がありません。見逃したかと思い少し戻ったりしましたが、ないものはない。GPSでも確認しましたが、道があるべきところにあったのは崩落後の瓦礫のみ。4つの分岐のところにあったルート案内板にも「通れません」やバッテンマークなどの記載はありませんでしたし、予習の段階でチェックしたビジターセンターの最新情報でも通行止めは北高尾の数か所のみだったはず。あと15分登れば、細田屋さんでおそばだったのに、がっくし(きっと営業していないよ)。
ただただ砂利道を進みます。私のようにガックリ首をおとすホタルブクロ、もとからか。。ホタルブクロってもっと暑くなってから咲く花ではなかったでしたっけ?
砂利道の脇に稲荷山コースへつづく道がひっそりとありました。あまり人が歩いていなさそうです。
細い道を歩いていると、上のあたりから人の声がかすかに聞こえます。高尾山のメインルートを歩いているのでしょう、私を引き上げて。
13:45 稲荷山コース、頂上直下にでました。これ以上登るなんてとてもじゃないけれどムリ、足が疲れてもつれそう。とにかく下界を目指します。
久しぶりの稲荷山コース。歩きやすいし、風が通るので気持ちがいい。人気のコースにはそれだけの理由があります。
フラフラになりながら歩いていると、んん? たわし? 動いてる?
あらー、お食事中のアナグマちゃんでした。ふんふん言いながら食べています。この音がかわいらしい。人間に囲まれてもまったく気にするそぶりがありません。
14:15-25 展望台 もう倒れそう。ベンチで一休み。ここで休んでいた他の方たちも「久しぶりに歩いたから大変」と仰っていました。みなさんもしっかりSTAY HOMEしてたそう。山友さんたちの何人かは緊急事態宣言中でもフラフラ歩き、正直者が馬鹿を見るのではと思っていたので、真面目な人がいて安心しました。何気なく撮った写真、枠がハートになっていました。
お稲荷さんがマスクをつけています。お地蔵さんの帽子などはお地蔵さんのために作ったものだけれど、これは使用済みのゴミのマスクよね。かわいそうなお稲荷さん。着けた人、貧乏一直線だな。不潔でいかがわしいアベノマスクよりかはマシか。このあたりで私もマスク装着。
お腹がすいたのでおそばでもと思いましたが、この疲れ切って弱った状況で食べたらじんましんでて唇が腫れてしまうかも(私は蕎麦と高級な貝に弱い)。おとなしく帰ろう。
15:00 高尾山口駅 駅の横の案内所に、崩落について確認すると「崩落しているんですよねー、もみじ台からは入れなくなっているんですけどね」 崩落はいいのですが、大垂水上のルート案内板に何も記載がなかったですけど? 「東京の管轄ではないので、勝手に直せないんですよ」 そうですか。でもWebには記載があってもよかったよね。
ホームで待っていたのはかわいいサンリオ電車でした。シナモン車両に乗って帰宅。
疲れから爆睡。降りる駅を寝過ごしてしまいました。家に帰って見てみると足首の上のあたり、登山靴の縁があたるところが腫れていました。もちろん翌日はひどい筋肉痛。ここまで歩けなくなっているとは。。。高尾山に完敗です。
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