おはようございます、といっても夜中の2時。酔っぱらって寝てしまいましたが、覚醒したように頭がさえてさっぱりした気分です。もう1つのお風呂につかりに行こうと思います。
日中は外来入浴に使用されるお風呂、脱衣所には神棚があります。
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ヒバのよい香りがします。真夜中でもいつでも温泉に入れる贅沢。外来入浴のお風呂にしては少し狭いような気もします。
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宿泊者専用のお風呂はシャンプーとリンスが分かれていましたが、こちらはリンスインシャンプーです。
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木のぬくもりのあるお風呂でいいのですが、やっぱり宿泊者用のお風呂のほうが落ち着きます。
夜の廊下は行灯が足元をほんのり照らします。
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廊下のどんつきにある無料のドリンクコーナー。黄色の液体はリンゴ酢。ウォーターサーバーの水素水で割り、美容によさそう。おいしいので昨日とトータルでかなりガブガブ飲みました。
温泉でほかほかした後はもう一度寝て、起きたら今度は宿泊者用の朝風呂、いつもはぐうたらな私が外が暗いうちから活動的です。
7:30 朝食 ん? お弁当箱かな? サラダは野菜にポテトサラダと生ハム
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重箱でした。朝から豪華です。上段は左から鮭塩焼き、しそ巻きりんご🍎、ヤリイカ刺身
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下段:左からオクラの胡麻和え、あけび味噌、筍のきんぴら、マタギ南蛮漬け、温泉玉子。マタギ南蛮漬けだけでもご飯が進みます。
ご飯は白飯か山菜のお粥か選びます。私はお粥で。お味噌汁には帆立が入っています。ドリンクはコーヒー、ほうじ茶、ココア、牛乳、そしてもちろんりんごジュース。青森ですもの。
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チェックアウトしバス停へ。お世話になりました。
昨日のトウモロコシおいしかったな。焼きトウモロコシはまだですが、真空パックのトウモロコシはすでに並んでいます。「おはようございます! すみませーん。トモロコシくださーい」 旅館だから忙しのかしら。おばあちゃんが奥からでてきてくれました。「あっためようか?」 私「いえ、お土産用なのでそのままでいいです」 本当は3本くらい買いたかったけれど、背負って八甲田歩くのもねぇ。
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8:30 嶽温泉前バス停 岩木山がプリントされた弘前のご当地ナンバーのバスに乗って弘前市内へ。
車窓からかっこいい岩木山、手前にはリンゴの木。中腹が紅葉でほんのり赤くなっています。今日は雲もなく登るにはいいですね。
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町中から裾野まで見られちゃう、津軽富士と呼ばれるのも納得。山が町を守っているよう。
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建物が有形文化財のスターバックス。おしゃれです。
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バスは昨日の往路をそのまま戻っているわけではないようです。
9:11 ホテルニューキャッスル前バス停 ¥990- ICカードは使えません。町中散策をするためとりあえずバスを降りてみました。近くになにかあるかなー
日本基督教団弘前教会 明治39年に完成のノートルダム風な教会、内部も見学をしたかったのですが開いていませんでした。明治からあるのかー、なんとハイカラな
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カトリック弘前教会
近くにもう一つ教会があります。こちらはカトリック弘前教会、明治43年に建てられました。手前の食パンマンは弘前カトリック幼稚園の遊具です。
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中には信者らしき方が。私「すみません、見学いいですか?」「どうぞどうぞ、ゆっくり見ていってください」 内部はステンドグラス越しの光がやさしく揺れています。ステンドグラスはそれぞれに意味があるのでしょうけれどさっぱりわからん、でもキレイ。
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なんと席の下が畳です。
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とてもよいものを見せていただいたので、献金箱にチャリン。ケチの私がめずらしい
弘前のおいしいアップルパイが食べたい、ということでパティスリーヴェルジュに来ました。「OPEN 10:00」と入り口のドアにあったのでその時間まで待っていましたが休みなようです。
添乗員時代に桜の弘前城には来ましたが、弘前城以外にも見どころがたくさんありそうです。山のついでではなく、じっくり散策したいところです。
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弘前にはおしゃれなレストランやカフェもあり、↑のカフェも候補でした。
パティスリー山崎は営業していましたがアップルパイはありませんでした。
休憩もかねて喫茶店へ。
土手の珈琲屋 万茶ン
なんと創業昭和4年! 万茶ンの「ン」ってなんでしょね。
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太宰治もご来店
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酸味があるよりはマイルドなものが好きなので太宰ブレンド。ケーキはアップルパイもありましたが、好きなチョコとりんごを食べたくてアップルショコラにしました。中にりんごが入っています。ケーキは市内の洋菓子店ノエルさん作。
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サイフォンで淹れてくれたコーヒー、カップ2杯飲めます。落ち着いた店内でこのケーキセット¥850-、お手頃じゃないですか?
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おしゃべり好きなマスターは大学生時代相撲部でその当時の写真を見せてもらいました。まぁなんとイケメンになられて!
弘前駅まで走る運賃100円の土手町循環バスもありますが、ぶらぶら歩いて駅へ。アップルパイマークのある洋菓子店にまた入りましたがアップルパイはおいてありませんでした。りんご収穫中?
11:36 JR弘前駅発 ICカードが通りません、隣の改札でも通れない。駅員さん「カード使えないから、切符買ってー」 弘前はこんなに都会なのにICカード使えないのねぇ。切符¥680-
雲がかかっていますが車窓から岩木山、ドーン。拝みたくなってしまう雄姿、神社があるのもわかります。
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12:30 JR青森駅着 まずは酸ヶ湯温泉行のバスがでるAUGAの場所を確認。
さてお昼です。汁ものが好きなので、じゃっぱ汁が年中食べられると図書館で借りたマップルに記載のあるみちのく料理西むらアスパム店へ。青森駅から徒歩10分ほど、↓の建物の10Fにあります。
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メニューにじゃっぱ汁がない。店員さんに聞いてもじゃっぱ汁はやっておらず、ランチタイム用の丼ものや定食でいまいち青森っぽくない、残念。お店の人に丁重にお詫びしお店をでました。お店からの眺めはよかったです。
お店を求めてふらふら。良さそうなお店は閉まっていたりで決まりません。
街路樹にはなんと小さいリンゴが実っています。
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途中で声をかけてきた人、彼も明日八甲田に登るのだとか。青森市内に泊まって借りたレンタカーで朝一で向かうそうです。温泉宿に泊まらないなんてもったいない!と思う私は邪道でしょうか。
結局AUGA(アウガ)に戻ってきました。
郷土料理 りんご箱
AUGAの地下1階には鮮魚店などがあり、その一角にある食堂?居酒屋?です。店内はかなり広くステージまであります。12:45から津軽三味線の演奏。。。青森駅からここへ直行していれば聞くことができたのに! 津軽三味線の生演奏聞きたかったー
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テーブルやイスはりんご箱。テレビ台にリンゴ箱を買おうかと迷ったこともありました(結果、大正時代につくられた二本松箪笥を購入)。
「じゃっぱ汁? あれは冬のものだからもっと寒くならないとねー」 そうなのね。なのでせんべい汁¥715- ほわわわーん、三つ葉のよい香り。汁を一口。。。だしがとてもきいていておいしい! 青森の人はこんなおいしいもの食べてるの! 汁に浸かってくたびれたせんべいもマル。あまりお腹が空いていないのでお昼はこれだけ。
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酸ヶ湯温泉への無料送迎バスは事前予約要、アウガ裏手発ということですがどこが裏手なのかわかりません。とりあえずアウガの1Fへ。ショッピングモールかと思っていましたが、行政窓口がありました。ますますわからずマゴマゴしていると職員さんが声をかけて教えてくれました。
14:00 アウガ発 ほぼ満席でした。
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途中、茶屋によりながら約1時間ほどで酸ヶ湯温泉へ。
酸ヶ湯温泉
ヒバ千人風呂で有名な酸ヶ湯温泉へ到着しました。
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「秘湯の会」ではなく「混浴を守る会」
チェックイン。ここも昨日の嶽温泉に続き、予約時都民不可だったためGoToトラベルは哀しいかな利用していません。大手予約サイトより直で予約したほうが安かったので酸ヶ湯温泉のサイトで予約していたのですが、これがよかった。「GoTo利用に変更しておきますね」 えっ本当?! うれしい~ありがとうございます! これはよかったのですが、受付にあるロープウェイのお知らせには「強風のため運休」とあります。酸ヶ湯に下山ではなく、ロープウェイに抜けるコースを計画している身としては気になります。
酸ヶ湯温泉は旅館と湯治棟にわかれていて私は湯治棟。湯治棟しか予約がとれませんでした。宿泊してここの千人風呂に入ることができれば十分です。
湯治棟の、めぞん一刻にでてきそうな廊下
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もっとしょぼい部屋を想像していましたが、基準が山小屋のタコ部屋の私にとっては十分すぎるお部屋です。浴衣は部屋にはなく、廊下の棚から持ち出し。
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予約返信メールには「歯みがき等はお部屋にご用意しておりません」「お部屋のポットのお湯は共同の台所のヤカンとガステーブルをご利用ください」と記載がありましたが、歯みがきとヘアブラシがアメニティであり、ポットにはお湯が入っていました。
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受付ロビーから湯治棟への廊下を通っていると、ヒバのとってもよい香り。鼻の穴ふくらまして大きく深呼吸してしまいます。そしてここの従業員の数がとても多くどこにでもいます。しかもみなさんとても感じがよい。この地域一帯の雇用を担っているのでは。
では早速千人風呂に、といきたところですが千人風呂には洗い場がなく浸かるだけなので、まずは男女別の玉の湯へ。ロッカーは隣と密にならないように一つおきに使えなくなっているため、ロッカー待ちの人まででる始末。とっても「密です、密です」 千人風呂のほうがそりゃ雰囲気はありますが、玉の湯も壁は板張りで落ち着いたいいお風呂です。シャンプー等はDHC.
夕食 17:30~19:00に食堂へ 左上から時計回りに:せんべい汁、帆立酒盗、甘海老烏賊刺、ローストポークサラダ、お漬物、竹の子味噌漬、鰻蒲焼
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本日2回目のせんべい汁、わーい!なのですが、病院食かな? よく言えば優しい味ですが。。。具はこちらの方が多いですが、お昼に食べただしのきいたせんべい汁とはまるで別ものでした。昨晩の夕食が豪華だったのもあり、ちょっと。。。あー私ごときがこんなことを言うなんて身の程を知れ。昨晩の夕食が良すぎたし、今日はお手頃プランだから仕方がない。写真にはありませんがキノコの味噌汁がおいしかったです、高尾山の味?
11人のグループが「かんぱーい」と飛沫とばしあいながら楽しそうにお食事をされていました。大人数の食事でお酒が入ったらこうなるよね。Gotoトラベルもイートも大人数がよろしくないので人数制限するとか。お一人様優遇なんてあったらソロの私はとってもうれしいのだけど、それはないか。外は雨が降ってきました、明日歩けるかな。
ショッピングタイム。トウモロコシの真空パック、嶽温泉では250円でしたがここでは300円、そして明日行く新青森駅では350円、都会(?)に行けば行くほど高くなるようです。お土産類豊富。山てぬぐいもあります。この手ぬぐい、明日行くロープウェイ売店では売り切れていました。「八甲田山」文字の手ぬぐい¥1,000-とりんご柄タオル¥770-を購入🍎 明日クーポン券をもらえることになっているので2本も買ってしまいました。
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本日メインの千人風呂 女性専用時間20:00~21:00、8:00~9:00
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「みだりに異性を注視しないこと」とあります。
私は20:45ころ、女性専用時間がまもまく終わるという頃に入りました。脱衣所は出る人で大混雑です。浴場にはもう5人程、もちろん女性しかいませんのでひろびろのんびり。先に湯滝と熱の湯を堪能。熱の湯に浸かっていると係員より「男性用の脱衣所使用している方、もうそろそろお願いします」という掛け声が。女性時間は男性の脱衣所も女性に開放されているようです。
しばらくすると「男性入ります」と係員。では私も熱の湯からあがり四分六分の湯へ。写真でよく見るヒバ千人風呂、大きい湯舟が二つありますが手前が熱の湯、奥が四分六分の湯。四分六分の湯は女性更衣室から湯船に入ったところまで衝立があり、裸を見られることなく入ることができます。その四分六分の湯にワニになりながら注視していると(注視といってもみだりにではない、そもそも視力が0.3なので細部まで見えません)、あ、あの人かけ湯しないで入ろうとしてる!きったねー。そんなジジイと同じ湯船につかりたくないので撤収。
明日に備えて早めの就寝、お休みなさい💤 3日目へつづく
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