雪の奥入瀬 星野リゾート奥入瀬渓流ホテル 1日目 ♨~夕食はコース料理で

冬のボーナスは雀の涙ですが、株・FXでもうけたので母を奥入瀬渓流ホテル一泊旅行へご招待。なぜわざわざ寒い奥入瀬かというと、亡くなった祖母からむかーしむかしもらったテレホンカードが雪の奥入瀬がプリントされていて、いつか行こうとずっと思っていたのです。奥入瀬渓流ホテルは2008年以降、冬の期間は休業していたのですが、今年12月16日から冬季営業を再開したそうです。星野リゾートは高級でお値段が高いというイメージですが、ここはそこまで高くはありません(私には十分高級なのですが)。


11:15 青森空港着 JAL143 もちろんスーパー先得で購入 青森空港の手荷物受取所をでるとすぐ正面に出入り口があり、真正面にJR青森駅行のバスが待ってます。

11:30 JR東北バス乗車・出発(予定より3分遅れ) 雪がじゃんじゃん降っていて、この先不安。

12:00 JR青森駅着 ホテル送迎バスがくるまで、駅ビル(ラビナ)のイタリアントマトカフェでお昼を食べながら時間をつぶします。駅ビルといっても中でつながっていないので外を歩かなければなりません。駅ビルに青森みやげのお店もあり予習をします。

14:00 JR青森駅発 送迎バスにはベージュに「青森屋」と大きく書いてあるります。15分前には来ていました。大型バスなのにお客さんは私たちをいれて2組4名のみ。もったいない! マイクロバスでいいのに。

奥入瀬渓流ホテル

15:50 ホテル着 青森市内は大雪だったのに、奥入瀬あたりは雪はふっておらず、積もっている雪も少なめです。玄関ではクリスマスツリーがお出迎え、コケ丸くん(偽物)がオーナメントになっています。

 

チェックインはウェルカムドリンクを飲みながら。ドリンクはホットのりんごジュース。ホットのりんごジュースははじめてですがおいしい! 甘すぎないジュースを使うのがポイントのようです。

 

ラウンジは岡本太郎の煙突(?)が目をひきます。

 

お部屋はモダンルーム。窓からは奥入瀬渓流が見えます。なんとマッサージチェアまで! 飾りはここでもコケ丸くん(偽物)。洗面台、見た目はいいのだけれど、このタイプは外に水が飛び散ってしまって使いにくいんですよね。

 

夕飯前にお風呂。脱衣所にウォーターサーバーが設置してあるのはよくあることですが、なんとアイスキャンディボックスが! 食べ放題です。

内風呂はふつう。りんごボディソープなど青森っぽいのが置いてあります。露天風呂は、「この寒いのに露天なんて。。。」と言っていた母親も「あらステキ」と言うほど。シンガポールのあの有名な天空のプール(マリーナベイ・サンズのインフィニティプール)のように、浮いているように奥入瀬を見下ろすことができます。なんて開放感なんでしょう! 景色反対側の壁は氷柱になっています。これは素晴らしい! 気持ちよく露天風呂に浸かっていると、内風呂が騒々しいので出ることにしました。日本語ではない言語でとってもにぎやか、しかもバスタオルを巻いたまま入っています。私が出ようとした時に入ってきたにぎやかグループのお仲間は、バスタオルを巻いたまま、しかも体を洗わず湯船に入ろうとするではありませんか。それには思わず「えー、体洗ってよ」と言ってしまいました。なにか文句らしいことを言ってカランに行ったところを見ると、言語は違えど伝わったらしい。


西洋膳処 奥入瀬

さっぱりした後はお楽しみの夕食です。リンゴ料理が目玉のビュッフェか、コース料理を選ぶのですが、料金は高いですが「西洋膳処 奥入瀬」のコース料理をチョイス。朝食にもリンゴがでるだろうし、またビュッフェで忙しく動き回るより母親にはゆっくり食事してほしかったので。一面が窓になっていて雪をみながらの食事です。暖房費かかってますね。コース名は「渓流の冬」

 

お皿は津軽金山焼が、ナプキンリングは津軽ビードロが使われていて目にも楽しい。まずは前菜。フォアグラやらキャビアやら滅多に口にしないものが使われています。食べられるお花、なでしこ、パンジーがかわいい。上段左から、たこのコンフィパプリカ風味、雲丹と人参のムース、フォアグラとフルーツのタルティーヌ。下段左より、真鯛のエスカベッシュ、ラタトゥイユと鴨、帆立のカダイフ揚げ、パテドカンパーニュ。

 

ここのレストランの特徴は、お花がかわいいんです。バターにはバーベナが飾られているのですが、ただ添えてある、おいてあるのではなく、茎が刺さってるんです。小さいお花が立っている姿には思わず笑ってしまいました。

 

どんどん続きます。

左上 オニオングラタンスープ

右上 ブリと根菜のサラダ

左下 鱈の白子のフリット グリビッシュソース (白子って揚げてもねとねとしてるんですね。)

右下 ブイヤベース

 

もう苦しい。この後に肉が控えているなんて。。と思っていたらお口直し用のサッパリしたものがきました。ゆずとしょうがのグラニテ。

グラニテとは、フランス料理で口直しを目的として供されるシャーベット状の氷菓とのこと。いわゆるカキ氷です。氷だけ食べるとしょうがで辛いのですが、甘いゆずと一緒に食べると美味しくいただけます。このおかげで次の肉料理のスタンバイ万全です。

お肉料理はすぐに飛びついてしまい、写真を撮るのを忘れました。牛ほほ肉の赤ワイン煮とステーキ

 

料理の締めは一口欧風カレー

別腹のデザートは、クレームランベルセ(プリン)、グラスキャラメル(アイス、これが甘さおさえめでおいしい!)、りんごのパルフェ、フルーツ盛り合わせ

大変おいしゅうございました。いつも粗食だからなおさらです。おしゃべりしながら食べていたのもありますが食事に2時間半かかりました。

食べた後はお勉強。岡本太郎の煙突があるフリースペースで(ラウンジとは別)、「森の学校」というネイチャーガイドによる講義があります。内容は、どのようにして奥入瀬渓流ができたのか、岩の上になぜ木が生えているのか、地衣類のお話しなど。山や苔に興味のある私にはとても面白い内容でした。普段は興味なさそうな母親も「けっこう面白かった」と言っていたので、万人受けするようです。

ここのフリースペースにはコーヒー、お茶などのフリードリンクもおいてあり、特にりんご茶がおいしかったです。後ほど売店で購入。アップルティーではなく、りんご茶。りんごの実と皮のチップがティーバックに入っていて、ほのかなりんごの甘さがやさしいお茶です。

 

もう一度お風呂に入り、お風呂を出た後はリラクゼーションコーナーへ。エステではなくフットコース10分と肩もみ10分をオーダー、各1,500- リラクゼーションメニューとあったので、なんの疑問もなくリラックスできて気持ちよいものだと思って期待していたのですが、実際は足つぼマッサージで、痛みを我慢するのに必死。リラックスどころではありません。さすがに肩もみは気持ちよくなれるのだろうと思っていましたが、これも痛みに耐えながらの10分でした。このテのマッサージだとわかっていたらやらなかったですね。

肩をじんじんさせながら就寝。おやすみなさいzzz 2日目へつづく


2 件のコメント

  • アクティブな年末を過ごされていますね。雪の奥入瀬、豪華なホテル、いいですねえ。絵になりそうな光景が目に浮かびます。奥入瀬渓流の写真は第二話ですか?私も年末は雪を見に里に帰ります。雪が待ち遠しい。

    • SASAKI様 コメントありがとうございます。奥入瀬2日目は後日アップします。雪を楽しんできてください。よいお年を。

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