夏祭りの季節です。ぱっと思い浮かぶのがワッショイワッショイとお神輿を担ぐタイプ。山車もありますね。しかし鶴ヶ島市は「ずるがしま」のくせに一(いち)から龍を作っちゃうんですって。その一から作るのがちょっと気になり見てきました。
7月27日 龍蛇製作見学@白髭神社
東武東上線坂戸駅から暑いなか歩いておよそ30分、白髭神社で龍蛇が製作されています。
脚折、「すねおり」と読みます。足を骨折しそう
製作は8:00開始。いま10:30ころなので、作業の調子でてきたかんじ?
昨年から竹と麦わらの準備を進めてきたそうです。
丸い形のものはどのパーツ?
境内には女性もいますが、実際に作業しているのは男性
胴体の骨組み
一通り見たあとは、暑いので近くのマックに避難。かなり久しぶりのマック、マンゴースムージーとポテトがおいしい。
13:30ころ、白髭神社に戻ってきました。竹を割っています。
私がマックで涼んでいる間に製作はずいぶん進みました。
目玉かな?
たぶん耳
鼻の穴ね
この龍蛇が来週入る雷電池に歩いてきました。
この階段から龍蛇は池に入ります。それほど深くはなく大人の膝くらいでしょうか、水はきれいです。
「池に入ってはいけません」の看板もないので、浅いところに入ってみました。冷たいっというほどでもありませんが、そこそこ気持ちいい。池の近くには茶畑もあります。
なので、30分ほど歩いて狭山茶を製造・販売するお茶屋さんの狭山茶茶房・和楽にやってきました。茶畑を眺めながら、ほうじ茶とほうじ茶モンブラン。
鶴ヶ島駅へ歩いて終了。
8月4日 脚折雨乞@雷電池
13:00 白髭神社から出発するところを見ようと思っていましたが、暑くて体がもたなそうなので、15:25の池入りから参戦することにしました。
若葉駅から徒歩20分ほどで雷電池(かんだちがいけ)。14:20に着きましたがもう混んでいました。待っている間は池の横で太鼓の演奏もあり、退屈はしません。が、なかなか龍はやってきません。アナウンスでは、途中で修復作業があったため遅れているとのこと。私の左隣にいた幼稚園児くらいの女の子が暑さでギブアップ、お母さんと一緒に帰っていきました。右隣にいたベビーカーの親子もリタイア。暑いからね、私もつらい。
15:10 龍が近づいてきたところで、一番前に割って入る一眼ジジイども、場所とりをしていたか~。先週来た時「場所取り禁止」って書いてありましたけど。割り込む子供様もいてなんだかなー。ギブアップした女の子がかわいそうじゃないか。まじめな人が報われる世の中であってほしい。
思っていたよりでかい!
ご祈祷→御神水献注 暑いので早く進めてくれと祈るばかり
15:45 ようやく池入り
なんだか顔が歪んでいるような。。。増税中抜裏金党に顔が歪んだ人いるよね(龍に失礼です)
もこもこしてかわいい
口の中にドラム缶?? 口の中の下、板がはがれてるし。下の前歯も抜けてます。大丈夫かな?
長さは36m、重さは約3トン。
2周目に入りました。顔がかたむいているように見えますが、きっと気のせい。
ガンバレガンバレ!
龍の鱗でしょうか、自然解体がはじまっています。龍も満身創痍のようですが、私の前にいたおじいちゃん(場所取りジジイではない)もフラフラ怪しい動きをし、ついにしゃがみこんでしまいました。私も含めてまわりの人たちが扇子やうちわでパタパタ扇ぎます。暑さだけでなく、密集することで人の熱気もこもっています。龍もおじいちゃんもしっかり!
なんだか様子がおかしい。解体がはじまってません? 説明アナウンスでは池を3回まわって休憩、さらに2回まわって解体って言ってなかったっけ? 扇いでいるうちにダッシュした?
情熱的にボコボコにされている龍。
一方でしっぽのあたりは淡々とこなす作業です。
解体され、龍神様となって天に昇っていきました。
壊れかけてきたので解体した、とのアナウンスが流れてきました。長々と池まわっていたら、暑さと熱さで倒れる人がでるから龍神様は気を使って早々に昇天したのかしら? 空気を読める龍神様、さすがです。このあとは市長のスピーチがはじまりましたが長々となりそうなので私は退却しました。
お店で涼んで出てくると、幾人かが麦わらを持っていました。龍神様の一部をもらえます。優しい龍神様なのでご利益ありそうですね。
はじめて鶴ヶ島市のコミュニティバスを見たとき、なんで鶴ではなくて龍なんだろう?と思っていましたが、これだったのですね。
YouTubeで生中継もしていましたが、暑いなか見にきてよかったです。ですが4年後また見にいくかと言われると、もうこの暑さは耐えられません、ムリです。。。
へ~!こんなすごい祭りが近場にあったんですね。4年後に行ってみようっと。生きてたらね。
AZ090313さま コメントありがとうございます。埼玉(戸田)生まれ埼玉育ちですが、埼玉の片田舎に転勤になって私もこの行事をはじめて知りました。そもそも鶴ヶ島市の存在すらはじめて知りました。4年後なんてすぐですよ。