年が明けたら春節に向かってまた箱根に大陸からにぎやかな人たちが大挙して押しかけてきそう。彼らがいない今のうちに箱根へ! 本当は箱根駒ケ岳がよかったのですが、大涌谷へ抜けるコースが火山活動による通行止めのため歩くことができません(駒ケ岳にはロープウェイで行かれます)。なので箱根の浅間山へゆる登山です。
⏰ 歩行時間:約2時間50分
⏰ 7:55 小涌谷駅🚻 ~ 8:05-10 千条の滝 ~ 8:15 鷹巣山分岐 ~ 8:45 宮ノ下分岐 ~ 8:55-9:20 浅間山(804m) ~ 9:30 大平台分岐(739m) ~ 11:00 湯坂城跡 ~ 11:20 湯坂道登山口 ~ 11:30 箱根湯本駅前ロータリー🚻
💰 🚃電車運賃 小田急線新宿駅→箱根登山鉄道小涌谷駅¥1,521- 箱根湯本駅→小田急線新宿駅¥1,211- ♨湯の里おかだ¥950-(クーポンで¥500引)
5:00 小田急新宿駅発
6:54-58 小田原駅 ¥891- 小田急線から箱根登山鉄道へ乗換え 登山電車、別名あじさい電車に乗ります。
この季節にあじさいは咲いているはずもなく。。。と思ったらドライフラワーと化したあじさいが「いらっしゃいませ~」
千条の滝
7:49 小涌谷駅着 ¥630- 登山電車は強羅へ。強羅温泉も浸かってみたいねぇ
さっそく千条の滝・浅間山ハイキングコースの案内。本日歩くところは湯坂路コースの一部です。
きれいに手入れされている花壇
怒ったりビックリしたネコのしっぽはこうなる、フーッ!
登山をしない人も朝の散歩にはよさそうな道です。
マイナスイオンエリアに入りました。
山深いところまで入ってきたような雰囲気ですが、まったくそんなことはありません。
8:05-10 千条の滝 おぉ、これはすばらしい!「千条」とはなるほどね。ここまでは観光でも来ることができ、一眼を持ったおじちゃんがいらっしゃいました。
滝のすぐ近くにある橋を渡るとハイキングエリアです。橋を渡って行こうとすると、おじちゃん「ハイキング?」 私「はい、箱根湯本まで」 おじちゃん「箱根湯本?!! 箱根湯本まで歩くの??!!」 そんなに驚かなくても。。。たかだか2時間ちょっとです。黙るおじちゃん。
私が少し登ると、下からおじちゃん「気を付けてー」 私「はーい、行ってきまーす」
浅間山
8:15 鷹巣山分岐
アキノキリンソウ
しっかり山道です。
8:45 宮ノ下分岐
もくもくと歩いていくと
休憩所でしょうか、ススキがわさわさしています。
8:55-9:20 浅間山(せんげんやま 804m)でした。ススキに囲まれて、あまり山頂の雰囲気はありません。
ススキを見ながらおやつタイム。今日のコーヒーは藤田珈琲の「スモーキーな味わい仕上げ」。空もスモーキーで曇っていて、いつものことながら景色は何も見えません。晴れですと箱根駒ケ岳や二子山が見られるそう。
下山開始。ノコンギクが咲いています。
マルバフジバカマのお花畑
浅間山からススキは続いています。
ヤマラッキョウ、きれいにまんまるです。
9:30 大平台分岐(739m) このあたりがススキのわさわさピークです。
しばらくススキ道。両側からファンが握手を求めているみたい。握りかえす私、フワフワだけどずいぶんと華奢な手ですねー
試験管ブラシならぬ、サラシナショウマ
ススキ道も終わりのようです。わさわさがしょぼしょぼになってきました。
イヌヤマハッカ
紅葉ははじまったばかり。
日が差してきました。終わりに近づくと晴れるいつのもパターンです。今日は晴れ予報だったから有給もらったのに、イヤになっちゃうよ。
道が石畳になりました。
なんと明らかに観光客のおばちゃん3人が登ってきました。息が上がって熱いのか上着もぬいでいます。この先しばらくエスケープルートもないけれど大丈夫? 私「どちらまで行かれるんですか?」 「行けるところまで行ってみようと思って」 たいして面白くはない道だし、もう戻ったほうがいいような。。。よろよろしている後ろ姿、心配だ。
11:00 湯坂城跡 どこがどう城跡なのかわかりません。
スズメバチが飛んでる! 刺激しないようにそーっとそーっと。おばちゃんたち、ここ通ってきたのよね?
まだ下界の手前ですが、日帰り温泉の看板。このお風呂にしようかと思いましたが本日火曜日は定休日でした。
11:20 湯坂道登山口 ここを下りて右に進むとすぐのところに日帰り温泉「足洗いの湯・和泉」があります。
11:30 箱根湯本駅前ロータリー お風呂に入ろうと箱根湯本温泉旅館送迎シャトルバスをチェック、がお昼前後は運行がありません。まぁみんなお昼食べる時間ですしね。汚いままですがお風呂前に私も食事にします。
中村屋
箱根湯本駅近くの、蒸し寿司や穴子がおいしいと噂のお寿司屋さん中村屋。
日本酒を飲みたかったのですがメニューには「日本酒」としか記載がなく何があるのかわかりません。店員のお姉さんに聞こうにもツンツンしてちょっと怖いので、梅酒¥550-にしました。お通しの枝豆はしなびていてまずい。私がまずいと思うなんて相当なものよ。
カウンターで板前さんの動きを見ながらお寿司待ち。まわらないお寿司なんて何年ぶりだろう?(まわるお寿司も昨年行ったきりですが)
あじ・あなご寿司¥2,200- あじは口の中で脂がまわり、でも後に残らずおいしい
穴子はふわっふわ。とてもおいしかったのでアップ。
店員さんと枝豆はイマイチでしたが、お寿司はおいしかった。お寿司は。クレジットカードは使えません。
湯の里おかだ♨
お腹が満たされたので、箱根湯本旅館送迎シャトルバスには乗らず歩いていくことにしました。
箱根湯本は駅周辺のガヤガヤしたところしか知りませんでしたが、少し奥に入るとなかなかいい温泉街ではないですか。
浅間山山頂から見るはずだった二子山が今になって顔を出しました。
GoogleMapで湯の里へ向かいましたが、このナビにしたがうと、また道にある案内板に従うと車が通るとても急な坂を登ることになり大変な目に会います。その急な坂を登り切り、湯の里へ到着しました。入浴料¥1450-ですが、湯の里のサイトにある限定クーポンの画像を見せると500円引で¥950-になります。クレジットカードは使えません。クセのない無臭無色透明な弱アルカリ性単純温泉。
内風呂はまぁ普通ですが、露天風呂が広く種類も岩風呂や気泡風呂、寝湯、うたせ湯などがあり、高いところに露天風呂があるので眺めが素晴らしい。↑の写真は脱衣所でたところの廊下からの景色ですが、露天風呂でもつい立て越しに山が見られます。景色はいいのですが、割引前の¥1450ですと割高のように思います。
帰りは通路を通り、隣のホテルおかだに入ってエスカレーターとエレベーターで下におります。外の坂を下る必要はありません、あの坂は人が通るところではない。ロビーでシャトルバスを待たせてもらいました。
見るからに日帰り温泉客ですが、泊まり客のように接してくれるホテルマン。恐縮です。ホテルマンと玄関横の鯉に見送られて、シャトルバスで箱根湯本駅へ¥100-
茶のちもと
前回丸岳に登りにきた時、ここのお店の前に行列ができていたので気になっていたところです。箱根湯本駅から5分ほどのところにあります。入り口の外の生花、かわいらしいですね。
和菓子のお店ですがプリンも。↑のメニューは期間限定メニューで他にもいろいろあります。しっかり和風茶屋ではなくおしゃれ和風カフェといった雰囲気です。今日は行列どころか店内にも誰もいませんでした。
うーん、悩む。このお店の名物の湯もちを注文するべきでしょう。が、期間限定の栗きんとんも食べたい。。。 栗きんとんと言えば中津川。その中津川の近くの恵那山まで行ったのに食べずじまいで心残りでした。
結果、欲張って2つ注文しました。抹茶の器がハートです。
「湯もち」と言うからには餅なのでしょうが、マシュマロの親戚のような、なんともふんわりとした食感です。その餅マシュマロの中に羊羹の甘さ、そしてほんのり柚子が香ってさっぱり。これはおいしい! 行列ができるのも頷けます。
普通の栗きんとんもありますが、これは葛で包まれた栗きんとん。しっとりとした上品な甘さの栗きんとん、これで今年の秋に思い残すことはありません。栗きんとん・抹茶セット¥900- 湯もち¥260- お店横の広場でも湯もちなどは販売していてベンチでいただけます。
山に温泉においしいもの、天気はイマイチでしたがゆる登山としてはパーフェクトな1日でした。早く箱根駒ケ岳のハイキングコース、警戒解除にならないかなー
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