スノーモンスターを歩こう0泊3日 蔵王・熊野岳~蔵王温泉湯の花茶屋新左衛門の湯♨~樹氷ライトアップ

7月の荒川三山ぶりに山友のE2さんから蔵王のお誘いがありました。え、私のレベルで雪の蔵王を歩けるの? しかも0泊3日の強行軍です。お財布には優しいですが、体にはこたえそうです。しかも先週の大山で猪鍋を食べている時にひどい風邪をひき、治りかけてはいますが体調ははっきり言って最悪です。

11/12  23:30 東京駅鍛冶橋駐車場発 もともとは23:15発予定でしたがバス到着が遅れました。鍛冶橋駐車場って狭くて使い勝手がよくないですよね。新宿バスタのすばらしさよ。

 

⏰ 歩行時間:約3時間10分

⏰ 10:05 蔵王ロープウェイ地蔵山頂駅🚻 ~ 10:30 地蔵山(1736m) ~ 11:25 熊野岳避難小屋 ~ 11:50 蔵王山(熊野岳 1841m) ~ 12:10-13:05 熊野岳避難小屋 ~ 14:10 RW地蔵山頂駅🚻

💰 🚌東京駅鍛冶橋駐車場→蔵王温泉ホテル喜らく前駐車場¥6,500-  蔵王温泉ホテル喜らく前駐車場→東京駅鍛冶橋駐車場¥6,000-  🚋蔵王ロープウェイ往復乗車券¥2,800×2往復=¥5,600-  ♨蔵王温泉湯の花茶屋新左衛門の湯¥700-  ⛄スノーシューレンタル¥1,630-


11/30  8:10 蔵王温泉ホテル喜らく前駐車場到着 ここで降りたのは私たち含めて2組だけでした。バス運賃¥6,500-

駐車場から徒歩1分程のところにある「しばスキー」さんでスノーシューをレンタルしました。E2さんの山友さんO氏が念のために2日前に予約をしておいてくれました。¥1,630-

しばスキーさんから5分ほど歩いて蔵王山麓駅へ。

 

蔵王山麓駅 天気がよければ刈田岳へ行ったりと予定がわからないので、とりあえず地蔵山頂駅までの片道ロープウェイチケットを購入。¥1,500-チケットはこの建物の外の小屋で販売しています。さすが蔵王、スキーヤー、スノーボーダーが列をなしています。

 

ロープウェイからの景色。ハート型に木がないところがあります♡

樹氷高原駅で乗り換え

地蔵山頂駅 トイレに行ったり、スノーシューを履いたり準備まごまごタイム。

外はスキーヤー・スノーボーダーと観光客がいっぱいです。

お地蔵さん、下半身が埋もれています。お賽銭箱はスキー板を履いています。このお賽銭箱、夜はロープウェイ駅内に取り込まれていました。

蔵王山(熊野岳)

10:05 スノーハイキング開始 観光客が入らないようにでしょうか、駅・お地蔵さん周辺にはロープが張ってあります。登山客はそのロープを超えていきます。地蔵岳への夏道がかなり急登に見えたので、巻こうと違うところを歩いていたら、係の人に「そこは吹き溜まりだよ。危ないから!」と注意されてしまいました。仕方がないので急登へ。実際に歩いてみたらそれほどではありませんでした。

 

さっそくスノーモンスター。まだ1月中旬なのでスリムです。

 

エビのしっぽの変化形?

 

10:30 地蔵山(1736m)

 

今日の天気予報は晴れ+そよ風。青空が見えてきました、いいぞ~

 

青空は一瞬で、あたりは真っ白に。スノーモンスターどころか人も見えなくなりそうです。

 

11:25 熊野岳避難小屋 小屋には入らずそのまま蔵王山(熊野岳)を目指します。。。。が、間違って刈田岳方面へ歩いてしまい、途中で気が付き改めて熊野岳を目指します。無言、無写真、無景色。あるのは風の音だけです。

 

11:50 蔵王山(熊野岳 1841m) どうやら山頂についたようです。「熊野岳」の標識はどこへあるのやら、探す余裕もありません。神社らしきところを山頂のシンボルとしてパチリ。

 

12:10-13:05 再び熊野岳避難小屋

 

中でお昼休憩。なんとストーブがついています! が、まったく暖かくありません。幻?

 

ザックには小エビのしっぽができてきました。避難小屋の中でもまったく融けません。

 

寒いので外に出たくなく、無意味に避難小屋で1時間もうだうだしてました。外に置いておいたストックは視覚的にも冷え切っていました。

天気がよかったら、ここから刈田岳へ行って戻り、夕方は地蔵山頂駅から樹氷高原駅までライトアップを見ながらおり、ロープウェイで山麓駅という流れでしたが、この天気で刈田岳へ行くなんてとんでもない! 以前夏に来たとき、馬の背で風がとても強かったのを記憶しています。さぁ、早くおりましょおりましょ。

スノーモンスターの写真をたくさん撮りましたが、後から見ると真っ白で何がなんだか。。。

 

14:10 地蔵山頂駅でゴール 時間ではたいして歩いていませんが、つらかった~。下りのロープウェイも¥1,500-ですが、上りのロープウェイチケットを見せると往復料金を適用し¥1,300-にしてくれました。

15:15 スノーシューをレンタルしたしばスキーさんの前にある新左衛門の湯へ。

蔵王温泉 湯の花茶屋 新左衛門の湯♨

お土産屋さんとお食事処もある日帰り入浴施設です。

入り口には氷柱花がありました。寒いところならでは、かわいいですね。

ザックは受付近くに置くところがあります。下駄箱は100円返却のコイン式ロッカーですが、登山靴やブーツは入らないので下駄箱の上や棚に置きます。施設も新しく、また絶好のロケーションのため混雑していました。特に中国語が脱衣所・浴場に響き渡ります。いつも思うけれどこの人たち元気だなー 脱衣所のロッカーも100円返却コイン式ロッカーです。入浴料¥700-

内湯はなんの臭いもしないと思っていたら温泉ではないそう。蔵王温泉は外の露天風呂です。内湯でとことん温まり、いざ露天風呂へ。四・六の湯(しろくのゆ)は温泉と単水を混ぜたお湯です。適温でゆっくり浸かれます。となりの最上高湯は源泉かけ流し。ちょっとお湯は熱めですが、こっちのがじわ~っと体に効きます。酸性でピリピリするので無理をしないで、という内容の看板がありましたが、皮が厚いのでしょうか、まったくピリピリせず長湯しました。あー、いいお湯でした。これで混雑していなかったら最高です。

そのまま併設のお食事処で、早めの晩御飯です。お蕎麦屋さんですが、蔵王牛メニューもあります。私は蔵王牛すきやき御前¥1,500-をオーダー、当然です。

蔵王牛、とろけるほど柔らかくておいしい!というわけではありませんが、フツーにおいしかったです。お手頃価格ですしね。それよりも米! これがおいしい! 卵も濃いオレンジで弾力プルンっです。残った卵に残ったすき焼きのタレを入れ、これまた残ったご飯にかけて卵かけごはんにしました。


そして樹氷のライトアップを見るために再びロープウェイへ。本日トータルでロープウェイに¥5,600-の出費です。まぁもう二度と来ないと思い大盤振る舞いです、とほほ。ロープウェイのおじちゃんが「蔵王は本当に晴れるのは10日に1回だからね」 10日に1回の晴天に私のような者が当たるわけがないのです。 また「蔵王も滑る人が少なくなっちゃったよ」とも。ナイターでせっかく電気がついているのに、滑っている人はわずかです。もったいないね。でも、このわずかな滑っている人たち、超うまい! めっちゃくちゃカッコイイんですけど!!

樹氷ライトアップ

樹氷ライトアップ開催期間:12月22日~3月3日 17:00~21:00

樹氷高原駅と地蔵山頂駅中間あたりの鑑賞ポイントが近づいてきました。

 

おー、これはなんとも幻想的な!

 

山頂駅到着

 

昼間は人が多くて近づけなかった開運の鐘も突き放題です。いろんなところでこのような鐘をついてきましたが、つくほどに幸せが離れていくような気がします。

 

駅のすぐ横がライトアップされています。

 

ロープが張られていてこれ以上は近づけません。

 

ノロマモンスター

お地蔵さん方面にもロープが張られていてお地蔵さんまで行くことができません。暗闇の中、スノーモンスターの近く(昼間歩いたところ)をちょこっとだけ歩いてみたかったのですが、スタッフの人が見張っていてだめそう。

地蔵山頂駅の展望台からの眺め。晴れていたら温泉街の灯りも見えるはずです。

 

樹氷高原駅から中間地点のライトアップが遠くに見えます。

ロープウェイから雪上車が見えました。樹氷幻想回廊ツアー¥4,000- 私たちが山麓駅から上る時点で、この雪上車で樹氷をめぐるツアーは完売の貼り紙がありました。予約は7日前から受付だそうです。

ロープウェイ山麓駅前のお土産屋さん「能登屋」さんでお土産を買い、バス乗り場の前にある「音茶屋」でお茶をしながら時間をつぶし、21:00発の夜行バスへ。0泊3日遊びつくした~ バスに乗って気が付いたらもう埼玉、ワープしたかと思いました。バス運賃¥6,000- 最悪だった体調は、あら不思議、風邪はすっかり治っていました。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です