ランドネ山大学星空撮影 1日目 オリンパスミラーレス一眼を使って in 初島アイランドリゾート

YAMA HACKかヤマケイオンラインのFacebookで偶然にランドネ山大学星空撮影会参加者10名募集の記事を見つけ、だめもとで応募。ランドネは若い山ガール対象だからどうせ当選なんてしないでしょう。

が、予想に反して当選・案内メールが来ました。人生後ろ向きの私としては、「きっと応募する人がいなかったんだろうな」または「本当の意味で当選したのなら、きっと今年はもういいことがないんだろうな」と思うのであります。当選といっても参加費は¥10,000-交通費別、これはコスパとしていいのか悪いのか。とりあえず料金を振り込み、これが参加表明らしい。振り込み後確認メールもないのでちょっと不安です。


熱海

11:00 JR熱海駅集合 30分前に熱海駅に到着。熱海駅は想像していたよりにぎやかでした。駅をでてすぐに上を見ると、ステキな「花の郷」というステンドグラスがあります。

ツアーだと添乗員がわかりやすいように目印の旗をもっているものですが(私は元添乗員)、それらしき目印はなくウロウロ。なんだかザックを背負っている女性がいるけれど、じーっと見ていたら目があい、ランドネのスタッフさんでした。みんなで7番バス乗り場へ移動。山好きな人たちなので私の苦手なうるさいギャルどもはおらず、また同じ年代の人たちもいてちょっと安心しました。

11:20 バスで熱海駅出発 混雑してました。運賃¥230- ICカードは使えず現金のみです。

11:35 熱海港着 往復チケット通常¥2,600-のところ、団体料金適用で¥2,080- さらに端数をランドネさんがもってくれ¥2,000-

11:55 フェリーに乗り熱海港出発 868名収容の大きなフェリーです。船内のソファはほぼ埋まっていました。数年ぶりの船。水鳥も一緒に進み(ただエサが欲しいだけなのだけど)旅がはじまる!という感じがします。

 

 

12:25 初島着 旅がはじまる!とは言いましたが、たいしたことない距離です。だって熱海が見えるもの。富士山がひょっこりはん。

歩いて初島アイランドリゾートへ。

初島アイランドリゾート

12:40 初島アイランドリゾート着 すぐにアジアンガーデンでお昼。お昼ご飯はアジアっぽくガパオライスです。

 

キャンプヴィラトレーラーエリアに移動し、部屋割り、いや部屋ではなくトレーラー。参加人数は14人で3つのグループに分かれました。どうやら年代別に分かれているようです。私は30~40代のビミョーなお年頃グループです。ブランコ付き

 

トレーラーの中はこんなかんじ。このイスはベッドになります。

寝床は優雅なダブルベット、ソファーベッド×2、そして穴倉のような二段ベッド。ダブルベッドにむけてジャンケンポーン! ワタクシ、穴倉ベッドになりました。山小屋の蚕棚式の方がまだ広いですね。

 

一通りそろっています。

 

14:00 プラネタリウムテントで星のお勉強 これは初島アイランドリゾートのものではなく、この日のために星のソムリエさんが建てたものです。

頭を中心にみんなで寝そべって星の解説を聞きます。

一般的な星のお話から、今夜の星撮影で見るであろう、その時間この場所から見える星の案内など。簡易的なテントのプラネタリウムですが、とてもよくできていてとっても面白かった!

 

プラネタリウムを楽しんでいる間に、外では望遠鏡が用意されていました。これでピントを合わせる練習をして月を見たりします。私は月よりも、初島アイランドリゾートスタッフのかわいいお兄ちゃんの方が気になります。もう息子を見守る母のような気持ちです。

 

そしてオリンパスOM-D E-M10配布。くぅ~、ミラーレス一眼が私の手元に!

↑ここまでの写真はオリンパスTG-5で撮っています。

↓ここからはOM-D EM-10で撮影しています。ブログが重くなるため、画素数を下げています。

楽しんで写真を撮ろう

講師はオリンパスデジタルカレッジ講師の中村貴史さんです。

まずはカメラの構え方から。そしてレンズの変え方。本当に丁寧に最初から教えてくれます。半押ししてピントを合わせて撮ったり、明るさを変えたりしてとりあえずたくさん撮ります。あっちでもこっちでも「あー、なんか変な画面でてきた」「戻らなくなった」などと大人のヒヨコたちがぴよぴよ。先生はそんなヒヨコたちに丁寧に教えてくれます。。「お前、こんなのもわからねーの? バカじゃねーの?」とか思わないのかしら。教えるのが好きなんだろうなー。安心して何でも聞くことができます。

面白かったのがアートフィルター。これは持っているTG-5にもある機能ですが、あまり使っていなかったので、この機会に知ることができてよかった! 例えばこちらの「パートカラー」 指定した色だけカラーになります。おもしろいですね。他にもセピアモードや、トイフォトなどあります。

EM-10は液晶画面にタッチして操作することができ、初心者でもとっても扱いやすい。もちろんその液晶を見ながら撮影できるし、ファインダーをのぞいて撮ろうとすると、勝手に液晶がオフになるという、なんとも頭のいいカメラです。

空を撮ってみました。

先生が隣にきて、そのアドバイス通りに撮ると。。。色がまったく違う! ちょっとよって、アートフィルターのポップアートで撮りました。

 

また空を撮ってみました。

またまた先生出現。いつもいい時に現れます。写真はこうなりました。

色が鮮明になり、またトレーラーの窓に映るという、先生すごい! まったく気がつきませんでした。


16:30 カメラへの興奮が冷めやらぬまま、夕食の準備です。食材は用意してくれているのですが、バーベキューなので自分たちで調理しなければなりません。そして私は焼き係。写真の具材はほんの一部で、この他に、エビ、ほたて、厚切りベーコン、ソーセージ、玉ねぎ、じゃがいも、パプリカ、焼きおにぎりがあります。お腹がいっぱいで動けず、お風呂に行けませんでした。

 

夕食時の空には雲が。。。 星撮れるのかなぁ

 

ライブコンポジットを使って星の軌跡を撮ろう

19:00 いよいよ今回の旅のメインイベント、星空撮影です。雲はなくなりましたが、月がなんて明るいのでしょう! って、なぜこんな明るい日に企画したんだ? 先生またわかりやすく説明してくれるのですが、シャッタースピード、F値、ISO感度、これは何語ですかね。レンズは単焦点レンズに付け替えます。教えてもらったとおりに設定したら、一応オリオン座は撮れました。おぉ~

 

数値を変え、場所を変え、星の写真をとります。

そしてついにその時が来た! ライブコンポジット!!

まずは北極星を探すのですが、いまいちわかりません、とうより目が悪いので見えません。なんとかカシオペア座を肉眼で探し、このへんかな、という場所にカメラをセット。画面を見ると。。真っ黒じゃん。ピントをいじっていくと、突然画面に星が現れ、これ!という瞬間が。北極星発見です。

ターゲットが決まったところでライブコンポジットで撮影開始です。

。。。。。

30分経過、撮れたかなー ん? んんー? なんですか、この洗濯紐みたいな赤い線は。しかも2本も。えっ? 飛行機ですと? なんだよー、入ってくるなよ、バカヤロー!!

 

気持ちを切り替えて、三脚を移動。今度は北斗七星です。

「お前はもう死んでいる」 ケンシロウさん、つま先が冷たくて死にそうです。ほうほう、写真はなかなかいいじゃないですか。

 

飛行機の線が入ってしまった写真は撮るのに30分かかっていますが、その間にライブコンポジットとペンライトを使ってお遊びです。こんな遊び方もできるんですね。この文字は先生が書いたのですが、不思議なことに先生が写っていない! もしやこの世の人ではない?

 

「撮った写真ばかり見ずに、その場では自分の目でも風景を楽しもう」 先生、いいことを言う。

 

22:00 穴倉で就寝zzz 2日目の 初島・熱海散歩へつづく


2 件のコメント

  • 写真が趣味になると、旅の合間に写真を撮るというより、写真を撮るのが目的で旅に出るようになりますね。星空よく撮れてますね。

    • KAZ様 コメントありがとうございます。ミラーレス一眼は期間限定なので、カメラ散歩(山歩)も期間限定です。

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