GWは雪の燕岳へ 1日目 燕山荘泊

久々の北アルプス・燕岳! 今シーズン、アイゼンを履くのはこれが最初で最後です。山登りは天気が重要ですが、雪山となってはなおさらです。

 

⏰ 歩行時間:約4時間40分  約1時間30分

⏰ 6:05 中房温泉登山口(1462m)🚻 ~ 6:40-55 第1ベンチ(1666m) ~ 7:35-40 第2ベンチ(1838m) ~ 8:15-25 第3ベンチ(2006m) ~ 9:00-15 富士見ベンチ(2210m) ~ 9:55-10:15 合戦小屋(2350m)🚻 ~ 11:55 燕山荘(2712m)🚻

⏰ 13:40 燕山荘🚻 ~ 14:25-30 燕岳山頂(2763m) ~ 15:20 燕山荘🚻

💰 🚌バス運賃 毎日あるぺん号バス竹橋→中房温泉¥17,500- 🏠燕山荘1泊二食¥14,000-


4月29日で予約していましたが、外せない用事が入ってしまいキャンセル。結果としてはこの日は天気が良くなかったのでよかった。毎日あるぺん号バスで山小屋も一緒に申し込むと1000円安くなるので、別の日に予約をし直そうとしますが、「(山小屋が)満室の為お取りできません」というメールが。燕山荘のWebで空き状況をチェックし、空きのある日で再度あるぺん号で申し込みましたが同じメールが送られてきました。むぅ、1000円高くなりますが、別々に申し込むしかありません。燕山荘とあるぺん号バスをそれぞれ申し込んだらすんなり予約がとれました。あるぺん号用の予約枠があるのでしょう。

5/3 23:00 竹橋・毎日新聞社前発 受付カウンターには、中房温泉や新穂高ロープウェイ、上高地のお土産屋さんなどで使用できる割引券が置いてあります。

5/5 2:00過ぎ 八ヶ岳美濃戸口 こんな時間に降ろされて、もう歩くの?

 

5:40 中房温泉登山口(1462m)到着 標識の後ろにシャクナゲが咲いています。甲武信岳や金峰山は6月上旬なのに早くない?

バスの中では食事禁止だったため、ここのベンチで朝食をとります。日焼け止めもしっかり塗らないと。

合戦尾根

6:05 スタート 北アルプス三大急登の一つ合戦尾根、いくらのろまの私でも15:00までには着くでしょう。

5分登っただけで、駐車場がもうあんなに下に見えます。

 

私を追い越していった人があんなに上に。ぐんぐん登ります。

 

みんなにスルーされるコケ丸くんたち

 

6:40-55 第1ベンチ(1666m) 少し下ったところに水場があります。

 

スイカが飛ぶ装置

 

7:35-40 第2ベンチ(1838m) まだ第2かぁ。ベンチで休憩していると、隣のジジイのタバコの煙が私の顔に直撃。今どきこれほどデリカシーがない人がいるとは。

それにしても雪がまったくありません、まったく。5年前の2017年5月3日にここに来ているのですが、第1ベンチから雪があり、第2ベンチでみんなアイゼンを装着していました。それがぬかるみどころか、乾いています。

 

中央奥の白い山が大天井岳、その左が常念岳。あぁ、北アルプスに来たんだなぁー

このあと、登山道にも少しづつ雪が現れはじめました。

 

8:15-25 第3ベンチ(2006m) みなさんここでアイゼンを装着していました。私はビビッて第3ベンチの手前で着けました。

せっかくアイゼンを着けても、地面がむき出しのところもあります。

 

おじいちゃん(たぶん後期高齢者)とその孫?を勝手に私のペースメーカーにしちゃってます。二人で写真を撮りあっていたり見ていて微笑ましい。

 

9:00-15 富士見ベンチ(2210m) 木の枝に座って休憩。ソロの女性が「トイレ行きたいけど、見えてしまう」とウロウロ。私「その奥でいいじゃないですか」 女性「あまり奥へ行くと落っこちてしまいそうで」と言いながら奥へ。 私「もう見えなーい」 女性「はーい」 何人たりとも奥へ行かせてなるものか、と思っていたら若いお兄ちゃん二人が私の後ろを指差して「あそこらへん座れそうじゃない?」と言っています。なんですとー! ベンチが空いてそっちへ行ってくれました。戻ってきた女性「お尻が冷えちゃったわ~」 スッキリしてよかったですね。

 

勢いよく融けるつらら

 

ペースメーカーのスローなおじいちゃん達を見失ってしまいました。あら、私、追い越しちゃった?と思ったら上にいらっしゃいました。

 

9:55-10:15 合戦小屋(2350m) おじいちゃん達が写真を撮り合ってます。 私「お二人の写真、お撮りしますよー」私が自分からこのように声をかけるのは大変珍しい。合戦小屋グッズで、スイカを持ったクマの手ぬぐいがありました。かわいい、のかな?でも欲しい。帰りに買おう。小屋内へはアイゼンを履いたままで入ることができます。

↓2017年5月3日の合戦小屋、半分雪に埋もれています。

 

合戦小屋で樹林帯は終わり、雪の中を真っすぐに登ります。ズルズル落ちながら登る私。「もっとつま先に力入れて! もっと蹴って!」とおばちゃん。かなり歳は行っていると思いますが、テント装備を背負ってスタスタ登っていきます。

前を歩いているおばちゃんがこっちを見てなにか言っています。「ひだりー! やりー!」 おぉ、本当だ、槍だ。足元ばかり見ていたので気がつきませんでした。

 

小屋のはしが見えました。なーんだ、もうすぐじゃん。

 

まったく「すぐ」ではありませんでした。今年の春は七峰縦走や熊野古道など歩いていたので、少しは歩けるかなと期待していたのですが、疲れて休んでばかりいます。あくびも頻繁にでるので、酸素が脳に行き届いてないようです。私のほかにも足が止まっている人がちらほら。「お先にどうぞ」「いえいえ、お先にどうぞ」とダチョウ倶楽部のごとく道を譲り合う私たち。

 

ゆっくりですが、確実に近づいています。

 

山小屋直下。ここからはもう雪はないのでみなさんアイゼンを外しています。木の階段が傷ついてしまいますからね。

 

あと100m

11:55 燕山荘(2712m)到着

事前に記入しておいた用紙を提出しチェックイン。一泊2食付で¥14,000-

栞と有明荘の入浴割引券をいただきました。表銀座を歩きたいのではりきってメンバーズカードなんて作ってみましたが、一泊¥14,000-と値上がりした今となってはスタンプを集めるのはもうムリではなかろうか(一泊につき1スタンプ。そのスタンプを10個集めると1泊無料。期限は発行より10年)。

 

荷物を下したら急にお腹が空きました。食堂の外にまでカレーやビーフシチューのいい匂い漂ってきています。ランチ営業10:45~13:45

 

注文をしてしばしシチュー待ち。食堂をはじめ館内には柱が見られます。雪の重みや強風で建物が傾くのを支えている、と昔聞いた記憶があります。

 

ビーフシチュー¥1,400- うまいニャン!

 

燕岳

お腹もいっぱいになったし、さて何をしようかな。私のピークは燕山荘ですが、燕岳の行けるところまで行ってみようか。2012年の夏に登頂はしていますが、残雪期はしていません。アイゼンを履いて岩岩を登るのはちょっと怖い。小屋の人いわく「アイゼンなしでも多くの人が行ってますけどね。アイゼンを一応持っていって滑りそうなところで履けばどうですか?」 履いたり脱いだりするのは面倒だけど、その面倒なことをすれば私でも登れそう。

13:40 スタート

5年前はこのイルカのあたりで撤退しました。

 

美しい山だ。アイゼンを履いていないのでそろりそろりと歩きます。野村萬斎さんの声が聞こえてきそう。

 

岩岩エリアに入りました。

 

そろりそろり。前から4人パーティが近づいてきました。こんな状態で道を譲るのはちょっと。。。 4人のリーダー「みんな、道をあけてあげて!」 花道だ。「ゆっくりでいいですよ!」「頂上まであとちょっと」 恐縮です~

ご丁寧に石の階段になっています。

 

14:25-30 燕岳山頂(2763m) やったー

 

山頂からの景色。槍ヶ岳はもちろん、それぞれ魅力のある山が並んでいます。以前の私では槍ヶ岳しかわかりませんでしたが、いろいろ登った今では多少わかるようになりました。左奥が黒部五郎だから、その左が三俣蓮華。戻って黒部五郎の右が鷲羽、ワリモ、ちょっと間をおいて水晶。。。たぶん。

 

さぁ、山小屋へ帰ろう。私はシュラフやお風呂セットなどはおいてきましたが、アイゼンやダウンジャケットを入れたザックをしっかり背負っています。一方でみなさんは手ぶらです。みんなには燕岳は散歩程度なのね。

 

右奥に笠ヶ岳。昨年秋に登りましたがきつかったー

 

槍ヶ岳の左、中岳、南岳、奥穂、前穂。奥穂前穂は登りましたが、私には近づいてはならない危険エリアであります。

 

15:20 燕山荘に戻ってきました。普通の人は往復1時間。私はそろりそろりだからかなんと1時間40分かかりました。

登ってくるだけでも必死なのに、この人たちはテント背負って登って、スコップで雪掘ってる、なんて体力だ。スコップだって持ってきたのよね? 頭が下がります。


燕山荘

おやつの時間です。

 

私も美しい山容を眺めながら

いただきまーす。この景色を見ながらですもの、おいしいはずです。ケーキセット¥1,000-

双六小屋のケーキと一緒疑惑。北アルプス御用達の冷凍ケーキ屋が下界にあると思われます。

先ほどは気がつきませんでしたが、剱が姿を現しています。前に 剱岳から新穂高温泉まで8日かけて縦走しましたが、山並みを目で追っていくとゆる登山でも時間(とお金)をかければ歩けてしまうものなんだなぁとしみじみ思いました。

 

本日の寝床。感染対策のためか2人用のスペースを1人で使用できます。

1971年、まだ私が生まれていません。歴史あるなぁ。燕山荘は昨年100周年記念でした。スペースごとに電気のスイッチがあります。

インナーシーツ(シュラフ、シュラフカバー)を持参することになっています。(枕を間違った方向へおいてしまい、後でセットし直します。これでは枕が廊下へ落ちてしまう)

 

「新館のトイレきれい、まじやべぇ」と小耳に挟みましたので、その「まじやべぇ」トイレに行こうと思います。私の寝床は食堂に近い便利なところ、そこから奥へ奥へ。

 

一番奥に新館のまじやべぇトイレはありました。確かにキレイです。お尻をふいた紙も一緒に流せます。

 

16:40 夕食(1回転目) コロナ前ならみんなの分のご飯をよそってしまうところですが。。。私「気にならなければご飯よそいますよ。」 「お願いしまーす」 気にする人は山小屋に泊まらないか。

お味噌汁は赤だし、ハンバーグはチーズインです。うまいニャン! デザートの位置には明日子供の日なので柏餅。

赤沼社長「黙食ですので、私が代わりにしゃべります」 ははは、黙食じゃなくたってしゃべるでしょ。このお話がなかなかおもしろいのよね。やはり年々雪が少なくなっていることもお話されてました。最後はアルプホルン♪

アルプホルン演奏はこの後2回聞こえてきましたので、夕食は3回転あったようです。

 

18:25 日の入

 

見とれちゃうよね。

 

おやすみなさい。

 

一泊2食付: ¥14,000-

食事時間: 夕食(1回転目) 16:40   朝食 5:00 or 5:50

新館トイレ: 水の少ない水洗。使用済みの紙も流せるのでまったく臭くありません。

携帯電波(docomo): アンテナ2本 つながりました。

充電  : 入口付近に充電コーナー¥100-

コロナ対策: インナーシーツ(シュラフ、シュラフカバー)持参要

消灯  : 20:30

2日目へつづく


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