主役はイケメン帝釈天様 東寺立体曼荼羅が東博へ

これはゆる登山ブログであり、ほとんどの記事が山に関することです。が、今回は仏像がテーマです。山をはじめる前は日本の古典文学を起点に、仏像、寺社仏閣、日本庭園などに興味があり、京都・奈良へは足しげく通ったものです。もうあえて関西まで見に行くことはなくなりましたが(そんな時間とお金があったら山へ行くよ)、あっちから東京に来てくれるなら喜んで見に行きます。


入館料は¥1,600- 私は昨年のうちに前売り券を買っていたので¥1,200の支払です。

この東寺の仏像たちは2011年にも東京国立博物館へ出張してくれています。今回は15体の仏像ですが、2011年は8体でした。2011年の展示の仕方にとても感動したのを覚えています。仏像で曼荼羅を体現しているのですが(もちろん完璧ではない)、これを上から見下ろすことができ、曼荼羅を立体として楽しむことができました。しかもその仏像一体一体に近くから360度ぐるっと見ることができたのです。8体でこれですもん、15体も並んでいたら興奮して鼻血もんかもしれません。また、本場東寺で見ると雰囲気はありますが、見る方向が限定され並びもよくわからず、一体一体をじっくり見ることができません。よくぞ東京に来てくれた!

フレックスで15:00に会社を出、寒い雨の中(東京都内、場所によっては雪、みぞれでした)上野の東京国立博物館へ。天気が悪いから空いていたらいいなぁ。どうでもいいですが、上野公園にはシャガがたくさん咲いていました。高尾山にも咲いていますが、大都会にも咲いているんですねー

 

桜はほぼ終わりです。タイトルは「東寺 空海と仏像曼荼羅」くぅ~楽しみ!

 

会場は本館ではなく、左奥の平成館。まずは第一会場へ。混雑具合は、ガラガラではありませんが、待つことなくゆっくり見ることができます。第一会場は文献や密教法具など細かい展示が並んでいます。いきなり出ました「風信帖」、空海が最澄にあてたお手紙、歴史の教科書にもでてきました。何が書いてあるのかさっぱりわかりませんが、残っていることに感動です。確か空海も最澄もゲイだったんじゃなかったっけ? 最澄と空海と最澄の愛弟子の三角関係。。。おっさんずラブです。

大きな平面の曼荼羅、見応えあります。これがその時の色のまま残っていたらさぞかし目がチカチカ、じゃなかった鮮やかだったろうと思います。曼荼羅だけではなく仏像も建築も当時の色を見てみたい、ここに来ている人は誰でもそう思っていることでしょう。

展示物前のガラスがキレイすぎて、何度もガラスに頭を打ち付ける私。じっくりじっくり見ていたら、「閉館まであと30分です」との館内放送が。なんてこと!


泣く泣く第一会場残りの展示をあきらめ第二会場へ。第二会場入り口では兜跋(とばつ)毘沙門天様が「いらっしゃ~い」 この悩ましいくびれの仏像が羅城門にいたんですって。

 

さぁ、メインの立体曼荼羅は。。あれあれ? 仏像のみなさんフツーに並んでいらっしゃいますけれども? 一か所混んでいるところがあります。見てみると帝釈天様。え、どうしてここにいるの?

帝釈天は警護する人なので端にいるはず、その控えめなところがよかったのに~。他の方々とは別の方向を向き、明らかに特別扱いです。彼だけ写真撮影OK。他は360度見ることができますが、彼の背中のすぐ後ろには壁が。これでは像の扁平尻も見ることができません。

帝釈天の下剋上。イケメンは仏像の世界でも贔屓されるということなのですね。。。 大威徳明王の牛のお尻を最後に見て第2会場を後にしました。

展示会鑑賞の後のお楽しみ、グッズコーナーです。図録販売コーナーには写真撮影禁止マークがありましたが、他のところではなかったので文房具コーナーを撮ろうとしたら注意されてしまいました。あら、そうだったの、ごめんなさいね。なので遠くからパチリ。

楽譜の製本用に帝釈天様のマスキングテープを、と思ったら¥540-高いなー しかも製本に使ったら縦半分で折れるので、お顔が割れてしまうため却下。今使っているブックカバーがボロボロ(合皮がぽろぽろ剥がれてきた)なので、帝釈天様のブックカバー¥1,300弱。うーん、イケメンは3日で飽きるというしねぇ。その点、仏像界のゆるキャラ、天燈鬼・龍燈鬼はまったく飽きません。仕事中も彼らのクリアファイルを眺めては癒やされています。注意されたことで購買力が落ちていることもあり、何も買わずに退散しました。

私が期待していたのとは違いましたが、まぁよかったです。帝釈天ファンには写真も撮れるしとってもよい展示だと思います。

 仏像の本は数冊持っていますが、仏像ガールの本は初心者用に易しく予習におススメです。

帰りにちょっと東京文化会館をのぞいてみました。上野では東京春音楽祭(丸の内・有楽町のラ・フォル・ジュルネみたいな?)開催中です。ミュージアム・コンサートもあり、なんだかとっても楽しそう! 国立科学博物館の展示室でヴィオラとヴァイオリンの二重奏K.423、尺八とオルガンによるアヴェ・ヴェルム・コルプス!? なんと斬新な! お値段も¥2,1000と私でも買えるお手頃価格です。知ってたら行ったのに~ 来年は早めにチェック要。

後日、テレビ東京の「美の巨人」で、この東寺の仏像たちが東京へ出張する様子が映されていました。帝釈天と像さんってくっついているのかと思っていたのですが、パコって外れるんですね。工夫すれば帝釈天様、ホンダのカブに乗れちゃう?


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