前回の九州に続き、今度は北海道。その間はしっかり自粛していましたが、北海道は航空券のキャンセル料がかかってしまうので今さら中止にはできません。スカ首相のオリンピックに対しての言葉をアレンジすると「中止の考えはない。強い警戒感を持ってゆる登山に臨む」というところか。
ゆっくりの出発なので羽田でモーニング。バームクーヘンのねんりん家さんがCafeでバームクーヘンサンドイッチを提供しているということなのでやって来ました。バームクーヘンの販売はしていますが、カフェはコロナでクローズ、残念。ねんりん家のすぐ横にあるエスカレーターで上にあがってすぐのところのカフェ、ノースゲートで朝食をとることにしました。ライ麦ホットドッグ(マスタード抜き)¥880-
カウンター席からは飛行機が見えます。大きな翼のANAがずらりと並ぶ中、お気に入りのドレミファソラシド・エアがちんまりしています。しょうがない、種(ソラseed)だから
10:35 羽田空港発 ANA571 ¥26,390- 早割で予約してもこの値段、北海道は値段的に九州より遠いなぁ
ANAの緊急時案内は歌舞伎調でおもしろい。キャラクターに目がくぎつけで肝心の内容が。。。なんだったっけ?
12:25 稚内空港着
12:35 稚内空港ターミナル発 空港専用バス乗車、フェリー乗り場に行ってもしばらく待つことになりますが、ここにいてもすることがないのでとりあえずバスに乗りました。
13:10 稚内港フェリーターミナル着 ¥700- 鴛泊港行のフェリーまではまだまだ時間があります。港には稚内や利尻・礼文の観光パンフレットが豊富で、ここから歩いてすぐのところに北防波堤ドームがあるというので行ってみよう。
北防波堤ドーム
ドーム周辺は公園?になっていて、日陰ではお弁当を食べたり昼寝をしたりくつろいでいる人たちがちらほら。
稚内港
北防波堤ドームが見えてきました。
防波堤とうとゴッツイものを想像しますが、なんとまぁ美しい。ギリシャの神殿のようです(行ったことないけど)。長さ427m、ランニングしてる人もいます。
礼文島行きのフェリーが出港しました。
東京はまだ梅雨が明けておらず蒸しはするものの日差しによる暑さはそれほどでもありませんでした。が、稚内暑い!想像よりはるかに暑い!! 北海道って涼しいんだよね? 暑さを避けるために東京オリンピックのマラソンも札幌にしたよね? 稚内は暑くて札幌は涼しい?そんなことあるかいな。ランナー大丈夫だろうか。釣りのおじいちゃん、水分ちゃんととってね。
この周辺の地名は「開運」、縁起がいい
稚内港に戻ってきました。お腹がすいたので港内のレストランへと思ったら、定休日でした。日曜日が定休日というのは観光客相手ではないのかしら。売店は売り場面積はあるものの品数は少なく、昼食は北海道牛乳と北海道デニッシュとなりました。
ハートランドフェリー
東京を出発する前、事前にフェリーの2等指定席を予約しようと電話しましたが、2等指定席のある船ではないので当日2等の乗船券を購入してくださいとのことでした。「乗客が多くて乗れないなんてことないですか?」「まずないですね。乗れますよ」 乗船券は片道¥2,550-。往復券は¥5,100-、往復を買ったからといって割引はありません。
乗船を待つ列にはすごい人! そのうちの80~90人は小中学生で、プラスその保護者と引率の先生たち。わちゃわちゃしています。しかも冷房はなく、窓も締め切っていてとても暑い。みんなパタパタ扇いだりしていますが、私は気分が悪くなり座り込んでしまいました。感染対策としても窓開けて~
16:40 稚内港発 ぐったりしながら乗船 人が多くて内部の写真は撮れず、以下は復路に撮った写真です。2等室はカーペット敷きのフロアで、ウニ・昆布、アザラシエリアなどに分かれています。好きなところに場所をとります。Free-Wifiあり
出港後まもなく写真右にうっすら利尻山が。
船内・二等室はさぞかし元気な小中学生でにぎやかになると思われましたが、予想に反してみなさんきれいに川の字になってスヤスヤ寝ています。かわいい。。。
近づいてきました。青空の中、利尻山にだけ雲がべったり張りついていて。。。白いヅラかぶっているみたい。
えええー 明日あれ登るの? 近づけば近づくほど不安になってきました。
18:20 鴛泊港着(おしどまり) なにあのカッコイイ山は! 滞在中に登れたらいいなー
宿に送迎を頼むのを忘れ10分強歩くつもりでしたが、車で迎えにきてくれていました。
旅館 雪国♨
「漁師の宿」というところに魅かれて予約しました。
お腹がとても空いているので、到着後すぐに夕食にしてもらいました。
もちろん海の幸満載の夕食です。
バフンバフン、バフンウニ。はて、最後にウニを食べたのはいつだったろう。甘味が口にふわ~っと広がります。
お刺身が新鮮でおいしいのは当たり前。エビの枕になっているワカメがシャキシャキしていてもっと食べたい。
ホッケと言えば焼きホッケが一般的ですが、ふっくらした煮付けで現れました。
串刺しにされているのはワカサギ。ワカサギって冬の湖で釣るものじゃないの? 調べてみると脂がのっているのは夏なんですって、へー。グラスに入っているのは昆布の焼酎¥600- よく嗅いでみると海藻の香りがするようなしないような? 味はまろやかです。
バターたっぷり、帆立のバター焼き この他にお吸物があります。
いやー、おいしかった! まるで竜宮城にいるようです。
食事会場にはツアー登山客がいらっしゃいました。そのうちのご夫婦と後ほど話しましたが、上に行くにつれて雲の中で眺めがよくなかったのだとか。確かに夕方フェリーから見た時にも雲が張り付いてたもの。明日は我が身でしょう。
部屋に戻ったらお布団が敷かれていました。ちゃんと旅館なんですね。部屋の窓からは、ペシ岬が見えます。ちょっとダイヤモンドヘッド
次はお風呂。浸かってみると、お湯がまとわりつく感じ(いい意味で)。 阿蘇で泊まった民宿が温泉ではなかったのでまったく期待していませんでしたが、ここはもしや温泉では? 脱衣所には成分表が貼ってあり利尻富士温泉との記載がありました。大浴場とは言えませんが、とてもよいお風呂、朝まで入れます。
明日は登山で早出です。はよ寝よ💤 2日目へつづく