雷鳥沢ヒュッテでおはようございます。起きたときにはすでにお天道様は高くのぼっていました。
⏰ 歩行時間:約4時間45分
⏰ 7:50 雷鳥沢ヒュッテ(2400m)🚻 ~ 10:15-30 剱御前小舎(2760m) ~ 13:00 雷鳥沢ヒュッテ🚻
6:35 朝食 事前の案内では朝食は7:00と聞いていましたが、6:35に「朝食の準備ができましたー」という声が館内に響きました。早出した人が多いのか、夕食時より人は少なめです。朝食はオーソドックスです。コーヒーは¥400-
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朝食会場のベランダから見たテン場。今日もいい天気、暑いくらいです。
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剱岳を見よう
7:50 雷鳥沢ヒュッテ(2400m)出発 また戻ってくるので必要ない荷物はヒュッテにデポしました。ヒュッテの前あたりから新室堂乗越をめざします。もくもくと歩いていたら「前見て! クラック!」と山友さんの声が後ろからしました。あぶないあぶない、まったく気が付きませんでした。雪崩になるかもしれませんからね。
剱と早月尾根を眺めます。ひたすら登る長い尾根、こりゃ登るの大変だ!
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「もう少しあがると違う角度から剱が見えるよ」と山友さん。まだ9時前だし、ここまで来ると欲がでてしまい「見たい!」と答えてしまいました。
剱御前小舎をめざします。けっこう斜面きついのですが、これ帰り下りるんだよね。。不安になってきました。日本海と白山が見えました。なんだか神々しい。
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途中切り立った尾根も歩きます。なんで「見たい」なんて言っちゃったんだろうと後悔。もちろん写真なんて撮る余裕は私にはありません。しかも山友さん、肝心なところでサッサと先に行ってしまい、心細いったら! あわあわしながら剱御前小舎へ。
10:15-35 剱御前小舎(2760m) 剱岳がこんなに近くです。く~ カッコイイ!! ここまで登ってきてよかった! 見るだけで大満足! いや、槍や穂高も最初は見るだけで満足だったけれど結局登頂したからこの先わからないかも? いやいや剱はないな。(4か月後にタケノコ会の別のメンバーのおかげで剱岳を登頂します)
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少し休憩して出発。なんと同じ道を戻るんですって! あのおっかない所また歩くのか~ ここでピッケルデビューです。そもそもこのブログの名前は「ゆる登山だニャン」だったはず。もう「ニャン」とか言っているレベルではありません。怖いよ~
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下りではピッケル大活躍です。これすごくイイ!
山友さんはスキーで降ります。一気に滑りたいだろうに昨日から要所要所で待っていてくれ、他にもいろいろ私のおもりで大変だったと思います。アイゼンのベルトの端処理までしてくれて、何から何まで感謝です。連れてきてくれてありがとう!
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13:00 再び雷鳥沢ヒュッテ お昼は富山ブラックラーメン。白えびラーメンもありました。ラーメン¥1,000- コカ・コーラ¥300-
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ラーメンを食べながら下りてきた斜面を眺めます。真正面のてっぺんに剱御前小舎が小さく見えます。あんなところから下りてきたのか、人の一歩一歩って大きいなぁ 私が目指してしまったクラックも見え、そのまま進んでいたらと思うとゾッとします。
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13:55 アイゼンをしまって雷鳥沢ヒュッテ出発、室堂に向かいます。んん? 私たちが泊まったのは雷鳥沢ヒュッテではなく、雷ヒュッテだったようです。雷ヒュッテだなんてカワイイじゃないか。
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15:00 室堂(2540m)到着 観光客いっぱいですでに下界の雰囲気。観光スポット雪の大谷やってます。カメラを向けたら手を振ってくれました。サンキュー!
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少し遅い時間なので観光客はもういないのでは?という期待はすぐに打ち破られました。日本人観光客がいないという点ではこれは期待通り。彼らは扇沢におりて都内などに帰らなければならないから、もう自分たちの観光バスに乗っているはずです。が、大町や長野県内に宿泊する外国人(主に中国人)は今この時間帯に大移動です。これは恐ろしい! すごいパワーです。なんであんなに元気なんだ? 早く帰国したいよ~
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黒部ダムでの歩きで少しの間だけ混雑から解放され、楽しかった立山室堂スノーハイキングの余韻にひたります。最高のロケーション、素晴らしい天気、ベテラン山友のガイド、これで楽しくないはずがない!
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