不思議なメンバーと唐松岳に行くことになりました。日にちは決まっていましたが、行先が決まったのは前々日、当日になっても宿が決まってないという、その点の準備はバッチリで行く私にとっては驚きの出発でした。
1:00頃 車で都内出発 中央道にのるのかと思っていたら関越道経由でした。確か夏に乗った扇沢行きの夜行バスも、中央道の予定を変えて関越を走っていました。違いは私にはわかりません。
途中、星がとってもキレイでした。
夜明け前 リフトの八方駅前、目の前の駐車場に到着 まだあたりは暗いのに車はけっこう停まっていました。リフトが動くまで仮眠(といっても私は移動中もよく寝てたけど)。
⏰ 歩行時間:約6時間10分
⏰ 8:35 八方池山荘(1830m)🚻 ~ 9:15 八方ケルン(2035m) ~ 9:20 八方池(2060m) ~ 12:15-40 唐松岳頂上山荘(2620m) ~13:15-20 唐松岳(2696m) ~ 15:10 八方ケルン ~ 15:35 八方池山荘🚻
🚃八方アルペンライン往復¥2,900- ♨八方の湯入浴料¥800- 🏠飯田屋素泊まり¥5,800-
リフトの運行開始時刻は8:00と八方尾根のホームページには記載がありましたが、駐車場のおじちゃん曰く7:30開始というので7:00頃に並びました。すでに多くのお客さん、しかも半分以上が登山客ではないですか! 登山届を書いて、受付でチケット購入時に提出します。八方アルペンライン往復チケット¥2,900-
7:55 ぴょんぴょん平(兎平) まだリフトが動きだして30分足らずなのにすごい人! さすが人気の八方!
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計3つのリフトに乗ります。
今回の山友さんは、安達太良山でご一緒させてもらったチャラ男と勇者です。いや、もと勇者と言うべきか。安達太良山では鍋をザックに装備していたので勇者となりましたが(DQにお鍋のフタという装備がある)、新しいザックは鍋を装備できる仕様となっておりません。オーダーメイドのいいザック(ウンコ色かと思ったら、オシャレな人はアースカラーと言うらしい)のようですが、ダサい私にはさっぱりわかりません。勇者ではなく商人(トルネコ?)あたりか。
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8:20 八方池山荘(1830m) ここまではスキーヤ―(上級者)もいますが、ここから先は登山の世界です。そしてここから先はトイレもありません。しっかり八方池山荘でしぼりだしていきます。夏は八方山ケルン近くと唐松岳頂上山荘にありますが、冬のトイレは八方池山荘が最後です。八方池山荘、夕食がビュッフェスタイルで泊まりたい山小屋の1つです。
唐松岳
8:35 登山スタート 女子トイレがとても混んでいたので山友さんたちを待たせてしまいました。ここで一人はスノボへ、我ら3人は唐松岳へ。
唐松岳へと言っても、私は行けるところまで、例えばほにゃららケルン(ケルンはいくつかあります)までか八方池までか。私はピッケルもなく、ウェアもちゃんとした雪山仕様ではなく(厚めのものをただ重ね着しているだけ、ネックウォーマーはダイソーだし)、これで何かあったらヤフコメ民に「こんなバカほっとけ!」「自業自得」と書かれることでしょう。そして私も赤ポチ押しちゃうぞ。
もくもくと歩き、八方池山荘が下に見えるようになりました。
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9:15 八方ケルン(2035m) もうちょっと先まで行けそう。
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途中もう下ってくる人が。私「えー、もう登ってきたんですか?!」「まさかー、池までよ。ふふふ」 私のようなゆる登山がここにもいましたか! 自信をもって池から下りていいんですね、ちょっと安心。
9:20 八方池(2060m) もう着いてしまいました、私のゴール。もちろん池は凍り、雪の下です。
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もうちょっと先まで行けそう。
スノーボーダーが滑っていきました。あまりにも急な坂で下が見えません、下をのぞきに行くのも怖い~
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渋滞です。渋滞のため歩くスピードは遅めですが、私にはちょうどいい。
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ルートを外れて歩く人も! すごい!!
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こんなところにテント?!
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五竜! カッコイイ! また行きたいなー
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12:15-40 唐松岳頂上山荘(2620m) どこで引き返そうと考えているうちに唐松岳頂上山荘に着いてしまいました。
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風をよけて、山荘の影で昼食をとることにしました。が、寒い!寒すぎる!! 火がつかなかったら困るし、おにぎりは凍ってしまうかもしれないし、ということで私はパンです。元勇者とチャラ男はカップ麺を取り出しました。あったかいの、いいなー ん? なんだかノーマルガスっぽいけど? 火つくの?つくの? ついた! えー、夏の北アルプスにパワーガス持っていった私ってオーバースペックだったんじゃん! チャラ男のバーナーには火がつきません。だよね! 元勇者も「ぬるい」と仰っています。だよね!! 「弘法筆を選ばず」とはいいますが、ガスは選んだほうがいい、と思いながら気温よりも冷たい視線を送る私です。
さて、これからどうするか。チャラ男と元勇者は当然山頂を目指します。私は。。。ここで待つにも寒すぎます。先に下りてようか、2人ならすぐに追いつくだろうし。いや、頂上までの道を見てみようか。ももももしかしたら、頂上まで登れちゃって剱拝めちゃうかもしれない。雪の 北横岳ヒュッテで話したゆる登山女子が「雪の唐松岳、風にさえ耐えられれば行けちゃいますよ」と言っていたし。
まわりの景色は見ず、慎重に足元だけに集中して歩を進めます。それにしても寒さを取り越して痛い。幸いガリガリに凍っているようなところはなく、このままそろそろと行けば。。。
13:15-20 唐松岳(2696m) 平らなところで顔をあげると、そこは頂上でした。ババーン、剱です。あのテッペンに立ったなんて信じられません(もちろん夏だけど)。
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うれしい。とってもうれしい。
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五竜の右奥に、なんと槍まで見えました。
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いつまでも眺めていたいけれど、むちゃくちゃ寒いので撤収です。
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ここだけ神秘的で雰囲気が違いました。
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唐松岳頂上、あのテッペンからおりてきました。無事でよかった。
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遠くの山は火打、妙高、あとなんだろう?
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あわわわ、人が救助されていきます。明日は我が身、気を付けよう。
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連れてきてくれてどうもありがとう!
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15:35 八方池山荘(リフト乗り場)でゴール リフトの最終ギリギリでした。
八方温泉 八方の湯♨
私たちはこれから松本まで行かなければならないので、なんと入浴時間は30分弱! えーー! 入浴料¥800-
洗い場は10か所ほど。シャンプーはリンスインシャンプーではなく、トリートメントとわかれているタイプでした。
お風呂は内風呂と露天風呂にわかれています。露天風呂からは白馬の山並みが見えるでしょう。でしょう、というのは、だって時間がなくて入ってないんだもの! 泉質はアルカリ性なので肌はつるつるになると思われます。思われます、というのはだって時間がなくて浸かってないんだもの! ざぶんと入っただけです。
入口近くの足湯には外国人観光客が占拠しています。だれも足湯に足を入れていません、ただの憩いの場になっているようです。
焼肉明月館
松本に着きました。下山後はやっぱり肉!肉でしょ!!
なんともディープな路地を入っていきます。
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カルビ¥1,300- 上カルビ¥2,200- 特上カルビ¥2,500- 特上カルビを注文しようとすると、おススメは普通のカルビとのこと。お店の人って高いのすすめるものですが、おススメというので普通のカルビにしました。飲み物は、私はチューハイを注文。メニューには「各種チューハイ」とあるので種類を聞くと、「レモン」だそう。だけ? おもしろいお店だなー
ナムルなどのあとは、まずタン塩です。いまブログを書いていても食べたくなってきました。ニクー!
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そしておススメの普通のカルビは。。。おいしい! 油のっていておいしい! これ以上の油はいりません、普通のカルビで十分です。
ごちそうさまでした。とってもおいしかったです! 梅ワインでほろ酔いです。
ワインバー peg
中町縄手付近の自然派ワインのお店、元勇者がなにかでここの記事を見たそうです。
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雰囲気とてもいいです。
最初は立ち飲みでした。疲れと酔いからくる眠気で、テーブルにもたれる私です。
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席が空いたので移動。手作りの味がする、と思ったら自家製でした。
縄手通りの裏。いい夜でした。
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ビジネスホテル 飯田屋
予約してくれた松本駅付近のビジネスホテルに分散して宿泊。私は飯田屋さんに泊まりました。素泊まり1泊¥5,800- 朝食別途¥600- ビジネスホテルなのでこれといって特徴はありませんが、スタッフみなさんとても感じがよかったです。全室wi-fi完備。
バタンキューでおやすみなさい💤 2日目の松本市内観光へつづく
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