県を越えての移動が可能になりましたので、リハビリゆる登山第3弾は東京から神奈川を越え、山梨の山、笹子雁ヶ腹摺山へ。たとえ3000m級の山に登らなくても、いま頑張らないと夏に周辺の山でもバテてしまう、頑張るぞー
⏰ 歩行時間:約5時間10分
⏰ 7:15 笹子駅(602m)🚻 ~ 7:45 登山口・新中橋バス停 ~ 8:10 鉄塔 ~ 9:30-45 笹子雁ヶ腹摺山(1358m) ~ 10:45 笹子隧道・駐車場(1096m) ~ 11:15-25 矢立の杉(925m) ~ 12:20 新中橋バス停 ~ 12:30-13:10 しらかば食堂🚻 ~ 13:30 笹子駅🚻
💰 🚃電車運賃 京王線新宿駅↔JR笹子駅¥1,225×2=¥2,450-
4:55 京王線新宿駅発
6:08-14 高尾駅 ¥367- 京王線からJR中央線へ乗換 JR1本で笹子へ行くよりも700円ほど安い
7:06 JR笹子駅着 ¥858- トイレは改札手前左 駅周辺にコンビニはありません。
7:15 駅にあった笹子雁ヶ腹摺山のトレッキングマップをもらってスタート(602m) 梅雨中の晴れ間ですが、空気はカラッとしていてすがすがしい。
駅をでて東京方面へ進むと滝子山、笹子雁ヶ腹摺山は甲府方面、おもしろくもなんともない車道(20号)を歩きます。
7:45 登山口・新中橋バス停 おもしろくない車道にひょっこり登山口にあがる坂が現れます。
笹子雁ヶ腹摺山
登山口を入ると、ガラッと山の世界へと雰囲気が変わります。が、下界はすぐそこなのでバカバイクの騒音は聞こえます。
登りはじめて10分、もう息がきれます。けっこうな登り坂です。フタリシズカ
8:10 鉄塔 かなり登った気分ですが、まだクソバイクの音が聞こえます。
出会った方はこのおばさん一人。鉄塔から上の登りは少し穏やかになります。
標高1000mを越えたころから下界のアホバイクの音は遠ざかり、そのかわりハルゼミ(?)の大合唱。足をとめて聞き入ります。
足元には白い花が散っています。
見上げてみると、クロミノニシゴリかな?
ハルゼミの大合唱は続きます。あまりにも必死なので、そんなに頑張って鳴かんでも。。。と笑ってしまいます。
9:30-45 笹子雁ヶ腹摺山(ささごかんがはらすりやま 1358m) ここで夜中に握ったおにぎりで休憩。山頂はベンチが1つあるだけで、それほど広くはありません。山梨百名山、秀麗富岳十二景、大和十二景という肩書がありますが、見えるはずの富士山が茂った木々に隠れているのか見えません。富士山は冬限定で見られるものなのでしょうか? 木々の間から見ても雲がかかっていて、見えませんでした。この下に中央自動車道の笹子トンネルが通っているんですって。
笹子隧道方面へ。
こちらの道のほうが、登ってきた道より傾斜がゆるやかです。鉄塔を通り、森林浴をしながら下ります。
道は尾根道と新道に分かれます。どちらでも同じところに出るのですが、登る気力がなかったので新道を選びます。
下界の音、やかましいバイクの音が聞こえてきました。
10:45 笹子隧道・駐車場(1096m) いたー 騒音の元凶が。
すばやくこの場を離れます。夏になるとよくでてくるもの、蚊、ダニ、ゴキブリ、バイクなどと考えていたら、あることを忘れました。あの駐車場の近くにあった笹子隧道、見たかったのに! あのバイクのせいだ!と責任転嫁をする身勝手な私。
矢立の杉
しばらくアスファルトの道を進むと矢立の杉へ入る山道の道標が。その下に消えかかって甲州街道と記載があります。この山の中の細い道が甲州街道! へー
山道に入って、道なりに進み、まっすぐに進みます。かんたんかんたん。
まっすぐ進んでいたら行き止まりになってしまいました。あれ? 少し戻ってみるとピンクリボンやテープが複数ある場所がありました。ここで横に入るようです。行き止まりまで踏み跡があるので、私以外にも間違っている人が多数いると思われます。階段をのぼり、小さな橋を渡ると
「矢立の杉」ののぼりが見えました。
11:15-25 矢立の杉(925m) ハンドルをぐるぐる回すぜんまい式の音声ガイドがあり、杉良太郎氏の「矢立の杉」の唄も聴くことができます。山梨の天然記念物に指定されている、樹齢1000年を超す立派な杉です。
でも、根元は空洞になってしまっています。長生きしてね。
ここは近くに車道もとおっていますので、観光客も来ることができます。私はそのまま山道を歩きます。
苔もキレイです。
地味ですが川があったりなかなかよい道です。
一度車道にでて、予習ではこのままずっと車道を歩く予定だったのですが、駅でもらったトレッキングマップではまた山道に入ります。これがその入り口ですね、道標はありません。
引き割り納豆の一粒くらいの大きさ、小さい! うまくピントがあいません。最近老眼がはじまってきたのか、肉眼のピントもあいません。
ヤブヘビイチゴの親子 黄色の花と赤い実、別ものだと思っていたら両方ヤブヘビイチゴで家族でした。
ピンクリボンを頼りに歩いていたら、こんなところ(写真中央ピンクリボン)からガサガサと下界にでました。下山だからたどり着きましたが、ここが登山口とはよほど通ではないとわからないでしょう。
12:20 新中橋バス停 今朝、登り始めたところに戻ってきました。
田んぼのタニシ。鴨、飛んでこないかな
しらかば食堂
12:30-13:10 駅付近にはなにもないので、この辺でお昼をいただこうと思います。笹子鉱泉と書いてありますが、食堂のみの営業です。
入り口にいたメダカ「いらっしゃいませ~」
店内は。。。レトロ、ノスタルジック、昭和。。。なんと表現したらよいのでしょう、デートで来るにはおすすめしません。注文したのは肉野菜にんにく炒め定食¥780-、これで元気もりもりです。
野菜炒めもお味噌汁も味は濃いめです。お客さんは登山者とガテン系のお兄ちゃんたち、塩分を欲している人たちです。ふー、完食、ごちそうさまでした!
にんにくとニラで臭い口をマスクでフタをし会計へ。あら、木村文乃さん、小日向文代さん、他にも有名人のサインが。ご主人に聞いてみると、ここのお店、ドラマや映画(祈りの幕が下りる時)のロケ地として使われたことがあるんですって。そのような需要があったのですね! 世の中こじゃれたレストランやカフェばかりじゃねぇ。
13:30 笹子駅でゴール
リハビリ登山3回目でようやく筋肉痛にならない足となりました。とりあえずよかった。
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