小田急百貨店新宿でミュシャ作品をじっくり堪能

美術は解さない私ですが、ミュシャ作品と仏像だけは興味があります。アルフォンス・ミュシャ(ムハ)はチェコ出身で、ヨーロッパで流行った「アール・ヌーヴォー」の代表的な画家です。ミュシャと言えば、プラハ。教会のステンドグラスやスメタナホール、レストランでもミュシャに大興奮。最近では2017年3~6月、六本木の国立新美術館でのミュシャ展『スラヴ叙事詩』がありました。明るい気楽なミュシャ作品しか知らなかった私にとって、チェコの歴史に向き合った『スラヴ叙事詩』はシリアスで迫力があり、ある意味ショック。違った角度からミュシャを楽しむことができました。この写真はその『スラヴ叙事詩』

では今回の小田急百貨店のミュシャ展はどうでしょう?

 

場所:小田急百貨店 新宿店本館11階 催物場

日時:12月26日~1月7日(元旦はお休み)

入場料:一般1,000円(小田急カードで100円引き) 大学:高校生800円 中学生以下無料

写真撮影OKです


エレベータで11Fに着きました。ドアが開くとすぐにミュシャ展です。

仕事帰りの平日18:30過ぎ、大混雑を予想していましたがチケット売り場も空いていて、並ぶこと30秒未満。しまった! 小田急カード忘れてしまいました! 100円引きが使えないとは痛恨のミスです!!

作品は、『スラヴ叙事詩』とは違い気楽に楽しめるものが多いです。例えば左はビスケットの、右はチョコレートのポスター。

よく見かける「四季」や、「一日の四つの時」ももちろんありました。でも「四芸術」はなかったような? こちらは私の好きな「一日の四つの時、夜の安らぎ」       こちらの作品、奥上高地の徳澤園にも飾ってありました。

ふと周りを見てみると、混雑どころかガラガラ? おかげでじっくり見ることができました。

スラヴィア銀行の保険証書 こんなステキな証書だったらうれしいですね。

こちらはビスケット缶容器のラベル

作品がありすぎて見るのが大変。

スラヴ叙事詩ほどではありませんが、大きな作品もあります。

スラブコーナー。衣装がかわいい。

これは! おぉ~なんと作品のなかにスメタナとドヴォルザークがいます!!

最後に「スラヴ叙事詩」のパネルコーナーがあり終了。作品は400余点だとか。ひとつひとつ丁寧に見るにはとても時間がかかるでしょう。

ミュシャ展の外にはミュシャグッズ販売コーナーがあります。作品集やポスター、ハガキ、マスキングテープなどはもちろん紅茶、チョコレート、和三盆まであります。

ちょこっとミュシャの世界を見てみたいというなら、入場料を払わずこのグッズ販売コーナーだけでも楽しめるんじゃないかなー。

私は小田急エリアが活動圏内ではないため、友人が教えてくれたことでこのミュシャ展を知りました。小田急さん、もっと宣伝した方がいいんじゃないかしら。だってガラガラなんですもの、もったいない。