私の登りたい山リストに前からあった関八州見晴台、空気の澄んだ晴れた日に行こうと思っていました。そして石丸謙二郎氏のNHKラジオ山カフェ11月21日放送で、コーヒーを飲むのにおすすめの山で紹介されたので、バーナーを持って関八州見晴台へGO!
⏰ 歩行時間:約3時間45分
⏰ 7:00 西武池袋線吾野駅🚻 ~ 7:50 登山口 ~ 8:40-9:30 高山不動(湧水さがし)🚻 ~ 9:50 関八州見晴台入口(721m) ~ 9:55-10:25 関八州見晴台(771m) ~ 10:30 関八州見晴台入口 ~ 11:10 大滝 ~ 12:05 西吾野駅(244m)🚻
6:55 西武池袋線吾野駅着 改札をでるとすぐにこの案内板、顔振峠方面へ向かいます。
弁財天様、すっごい所に立っていらっしゃいます。旗たてるのも岩のぼりしたってこと?
今日のネコ様。美人さんです。
朝一から2匹も会えるなんて縁起がいい。
高山不動参道とありますが、左と右どっち? どちらでも行けますが、駅においてあった飯能おでかけMAPでは右となっているので右へ。
ホタルがいるんですって
水がとってもキレイですもん、そりゃホタルも住んでいるでしょうよ。
7:50 林道が終わり、スタート1時間弱でやっと登山口
朝日が射し込んできました。
寒くてまだ暗い時間に家を出るのはつらいですが、こんな朝を山で迎えられるのはうれしい。
この道標からは緩やかな坂になります。「高山不動→」ちょっと違う方角を指しています。
車道にでました。ラジオでは途中に湧水があり、それでコーヒーを淹れるとありました。湧水はどこかな?
高山不動周辺で湧水さがし
8:40 高山不動 立派なお寺さんです。千葉の成田不動、東京の高幡不動と並んで関東三大不動なんですって、大きいはずです。ここに来れば湧水があるものだと思っていましたがありません。
スマホで検索してみると、山道から車道に出てすぐとの口コミあり。見逃したかな? 戻って山道から出たところから下に行きました。これじゃないよね? これは井戸だ。
そして、高山不動の上、車道から山道に入るところまで登りましたがない。西吾野駅から上がってくる山道と車道周辺も探しましたがありません。水が枯れていた場合のことも考えて予備の水は持ってきていますが、湧水どこだー! 本堂に戻りスマホチェック、本堂の下にあるのですって。本堂から階段を下りて大銀杏、この銀杏の木の横の階段をさらに下りていくと
あったニャン! 左は三輪神社。車道にでたらグーグルマップで三輪神社を検索したらよいと思います。
来た道を戻り本堂へ
12月も半ばとなるのに、境内には秋の名残り。11月19日に寝坊と電車間違いのため目的地を同じく飯能の龍崖山に急遽変更しましたが、本命は関八州見晴台でした。その時に来たらキレイな紅葉を見られただろうなぁ、私のバカバカ
車道からも、本堂横トイレ後ろのあたりからも関八州見晴台の入口へ行くことができます。
関八州見晴台
9:50 関八州見晴台入口(721m) 右は山道、左は車道で車が停まっています。なーんだ、車でここまで来られるのか、見晴台は登山者の特権ではないのね。これなら夜景も見に来られます。
もうちょっと。
9:55-10:25 関八州見晴台(771m) 見晴台と名乗るだけあり、すばらしい眺めです! 東屋とベンチがあります。
ちょうどベンチがあいたので、私はベンチでコーヒータイム。ラジオ山カフェでは「コーヒーは最後は雑味が残る」とありました。それに対して石丸マスターが「よく最後しぼっている人がいますが。」 山コーヒーアドバイザーの青山氏「そこに愛があればよいと思います」 愛?ありますよ! 奥剱縦走時に購入した剱岳コーヒー、愛であふれてる、だってめっちゃくちゃ頑張りましたもの! ぎゅうぎゅうに絞って最後の一滴たりともムダにしませんよ。
おじいちゃんおばあちゃん「スカイツリーが見えるね」「本当だ」 え、どこどこ? まったく見えません(私はとても目が悪い) おじちゃん二人、寝転びながら「気持ちいいなー」「最高だね」 うんうん。秋に来たかったと言いましたが前言撤回。紅葉の時にきたら山頂はてんわやんわ、わちゃわちゃしていてこんなにのんびりできなかったと思います。冬のおだやかな今日ここに来られてよかった。
来た道を下り、途中から西吾野駅方面へ。不動三滝=白滝・不動滝・大滝とありますが、そのうち2つの滝は、蕎麦屋のラストオーダーの時間があるのでパスします。
道を間違えました、不動滝入口をまわるはずが民家エリアにでてしまいました。庭?でウロウロしていると、家の中からほうきを持った奥さまが「駅?このまま向こうへ行けばいいのよー」 迷惑な登山者ですみません。。。
大は小を兼ねる、大滝は見ておこうと思います。
下りていくと川につきあたり川沿い左右に道が分かれます。カンで左へ進むものの滝は現れず、滝のドドドという音も聞こえません。右だったのかな? そんな時、カンニング竹山似のおじさん登場。「こっちであっていると思いますよ」 小川の段差を見て「これですかね」「違いますよね、ははは」 竹山さんおもしろい。さらに奥へ進んでいくと、竹山さん「あったー、滝だー」
11:10 「大」滝というほど大きくはなくドドドと滝つぼに打ちつける音もしませんが、なかなかよい。
下りてきた道を登り西吾野駅方面へ歩いていくと、また大滝の道標。川から登らずに川沿いを下ればここに出たのだと思います。竹山さんはここから入ってきたのでしょう。
ここで山道はおしまい
柚子を購入、1袋4個入りで100円。この日スーパーでは1個149円だったので、かなりお得。人間の私が入っていないのにげっ歯類がゆず湯に入るなんて、カピバラだけにいい思いはさせないわよ。
12:05 西吾野駅(244m) スタートの吾野駅と違い、お店はありません。
電車に乗車し、東飯能駅で下車。
せいたろうですいーとん
飯能のB級ぐるめ、すいーとんを食べに蕎麦屋せいたろうにきました。他のお店でもすいーとんはありますがなぜせいたろうか。それは私の祖父が清太郎さんだからです、どうでもいいか。
今日はバスに乗らないので彼女たちにあわずに済むと思っていたら、店内に伏兵がいました。
すいーとんはおやつ感覚なのかこれだけではお腹いっぱいにはならないそうです。
なので仕方なくというわけではありませんが、韃靼そばのセットにしました。わらび餅つき。韃靼そばは普通のそばより苦味があるので苦そばとも言われるそうですが、うーん、私の舌ではよくわかりません。中国では漢方薬、健康食だったとのこと、とりあえず体にはよさそうです。
おじいちゃん、すいーとん、とってもおいしいよ! 口に入れるたびに、エビ、栗、チーズなどの変わった味を楽しめるのでおもしろい。これがB級グルメかぁ、旅館で「炊き合わせです」と出されても納得しちゃうかも。すいーとんだけをお腹いっぱい食べたい。
左上の黄色い液体は韃靼そばのそば湯。そばはそば湯という楽しみもあるからね。お茶も香ばしいそば茶でした。
すばらしい景色に、湧水で淹れたコーヒー、〆はすいーとんで充実したゆる登山旅でした。省略してしまった白滝、不動滝も調べたところなかなかよさそうで、特に不動滝は裏から見ることもできるようなので、また行きたいコースです。
真砂沢ロッジでコーヒー売ってるなんて知らなかったです!てっきりホテル立山の売店かなと思ってた。
関八州見晴台、もろヤマノススメだよ(笑)あと、飯能のせいたろうや長寿庵に彼女達鎮座してるかもね
いりくん様 コメントありがとうございます。剣山荘でも同じコーヒーを売っているのですが、真砂沢ロッジのほうが安かったです。