氷の花シモバシラを探して～京王高尾山温泉♨

高尾山冬の名物としてダイヤモンド富士はよく知られていますが、シモバシラもあります。シモバシラとは、シソ科の植物でちょっと地味ですが、冬は氷の花に大変身します。植物のシモバシラが枯れ、茎の中の水分が凍ることでできる氷の花が「シモバシラ」。何度も氷結を繰り返すと茎がボロボロになってしまうので、だんだんと小さい氷の花しか見られなくなります。

期間：１２月中旬～２月（大きい氷の花を見るのなら１月上旬まで）　陽が登ってくると溶けてしまうので朝早い時間がよい

場所：稲荷山コース入り口付近、５号路、もみじ台北側まき道

条件：気温が氷点下必須。悪天候（雨、雪、強風）では氷の花はできません

稲荷山コース入り口付近で見られるという情報により、稲荷山コースに入ります。気を付けて見ていたつもりだったのですが、見るけることはできませんでした。朝早いので空気も澄み、途中スカイツリーもくっきり見ることができます。稲荷山コースは入り口以外に用はないので、途中から６号路へ入ります。６号路は小さな沢のようになってるのでいつも濡れていますが、今回はそれが凍っていて滑りやすくなってました。登山靴でも滑るので、スニーカーの場合は要注意です。

シモバシラ

６号路が終わると頂上直下のトイレ付近にでます。トイレすぐ横の５号路へ歩を進めます。するとありました！　ティッシュのゴミかと思いましたが可憐な氷の花がありました！　かわいいですね。近くにはシモバシラの説明案内板もあるので、ここが一番簡単に見ることができるポイントでしょうか。

さらに奥へ進み、もみじ台手前の分岐で北側まき道へ。５号路から行くと右側の道で、細田屋さんの裏側にあたります。しばらく進むと一眼カメラを構えて写真を撮っている人たちが！　なんとわかりやすい、きっとシモバシラです。一眼カメラの人たちがへばりついているので、待つこと数分。やっと順番がきました。５号路よりも数が多く、お花畑となっています。

飴細工のよう

しっぽまでついてます。

一番大きなシモバシラ

クラゲみたい

妖怪ウォッチのウィスパーの頭

触るとパリパリと壊れてしまうんじゃないかと思っていましたが、意外にもしっかりしています。常連さんは「ちょっと溶けっちゃってるわねー。朝早いともうちょっと大きいのが見れるのよ」と言っていました。9:30で遅いのか。。。もっと早起きすればよかった。この北側まき道、ところどころにシモバシラが点在していて見つけるのが楽しいです。

見終わったところでもみじ台へ。細田屋さんのおしるこで温まりたい。10時になってもお店が開きません。富士山をみながら少し待つことにしました。

10時半になっても開きません。大晦日・お正月準備で今日はお休みなんですかね。残念！

１号路に戻ると、いい時間ということもあり観光客でいっぱいです。薬王院付近はすでにお正月飾りでにぎやかです。

どうしてもおしるこが食べたく、権現茶屋さんで黒ごまだんご汁粉を注文￥450。あたたまりました。

時間があるので金比羅台経由で下山。金比羅台の展望台で東京を眺めましたが、朝早く見た稲荷山コースからの景色のほうが断然クリアでした。

京王高尾山温泉 極楽湯♨

今日のお楽しみの一つが、京王高尾山口駅直結の温泉です。まだお昼前の時間なので、もしかしてお客さん他にいなくて貸し切り？なんて期待していましたが、少ないどころか混んでます。世の中真昼間から温泉に浸かる人がこんなにもいるとは平和だなぁ。入館料￥1,000-　京王ポイントカードのご来店ポイントがつきます。

登山客よりも一般客の方が多く、わざわざ来てるようです。というのも納得、とてもいいお風呂です。露天風呂がメインとなっていて、開放感あり気持ちいいい。人気のお風呂は露天炭酸岩張り風呂で、健康と美容にいいということです。私のお気に入りはマイクロバブルの檜風呂。マイクロバブルの泡が肌の汚れを取り除いてくれるのだとか。一年の汚れよ、さらば。この檜風呂、一応内風呂のくくりですが、壁がないのでほとんど露天風呂です。この他にも露天岩風呂（ぬる湯・あつ湯）や座り湯、替り風呂と飽きません。ふやけるまで浸かっていました。

お食事処やお休み処もあり長時間楽しめるところです、混雑していなければ。館内の時刻表を見ながら館内でくつろぎ、タイミングよいところで乗車。

この高尾が今年の登り納めとなりました。今年は８か月登らない期間があったので、来年は計画的に登りたい。どの山に登ろうかなー

10月からはじめたこのブログ、拙いながらもご覧いただきありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。