Timtam 雪山登山講習会 ピッケルとアイゼン

Timtamの講習会「ピッケルとアイゼンの使い方入門机上講座」に参加しました。雪の蓼科山や天狗岳、燕岳には登ったことはありますが、ピッケルではなくストックを使ってでした。黒百合ヒュッテの前の坂で友達のピッケルを借りて滑落停止練習をしたことがあるのですが、怖くてあきらめてしまいました。何か私を後押ししてくれるものはないだろうかと講習会に参加。アイゼンも今まで履いてはいたけれど自己流だしお勉強になるかもしれない。


私が参加したのは無料の机上講座で、会場は原宿・千駄ヶ谷区民会館。実技講座もあり、実際に岩場を登ったりロープワークを習うことができるものもあります。

まずはピッケルとアイゼンの選び方から。アイゼンはブラックダイアモンドのものをすでに持っているのですが、講師おすすめのアイゼンはモンベルで販売しているカジタのアイゼン。バンドの留め方がラクらしい。金具に通すだけではなくパチンとなるタイプです。ピッケルについては、アイスクライミング用との違いや長さなど、特定のメーカーの紹介はありませんでした。あまりメーカーごとの違いはないのでしょうかね。

ピッケルとアイゼンの使い方のお話し。ピッケルの持ち方から、静加重静移動、フラットフッティング、足運び、耐風姿勢など。アイゼンをどこでつけるかについては「へぇ~」という内容でした。八ヶ岳渋の湯でバスを降りるとすぐつけていましたが、これは自分の判断ではなくまわりの人たちがみんな着けているからなのですが、ここでアイゼンの装着はまだ早いのだそう。森林限界を超えたところで着けるらしい。確かに雪の西穂山荘に行く時、私を抜かしていった人たちはつぼ足でした。でも私、アイゼンなしでは怖いんですけど。。。

そして聞きたかった滑落停止について。「滑りますよ」と覚悟を決めてピッケルをしっかりスタンバイして滑っても怖いのです。転んだらどんな体制で滑るのかわかったもんではないし、しかもザックを背負ってです。何か解決策があるのでしょうか? ①足が下、背中で滑っている場合 ②頭が下、背中で滑っている場合 ③頭が下、腹で滑っている場合 一通り説明が終わりました。特に②なんて考えただけでも怖い! ムリ! 講師「滑落停止はピッケルの華なんですけどね。。。どんなに練習をしても実際そうなったら賭けでしょうね。止まったらラッキーみたいな」 やはりそうでしたか! 練習が無駄というのではなく、講師が言いたいのは「滑りだす前に止めなければならない、転んだらすぐにピッケルを」ということでした。これなら私もできそう。

今回私ははじめてゲストとして参加しましたが、会員の人が多く、顔なじみのようです。机上ではなく山での登山教室にも参加しているみたい。北八ヶ岳雪山教室や富士山雪上訓練など魅力的なコースがいくつもあります。お金に余裕があれば参加したいなー

とりあえずピッケルを買おう。

→2020年、まだ買っていません。。。


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