本屋で偶然見たもの、これは!「ニードルフェルトでねこあつめ」でした。「ねこあつめ」とはスマホのゲームで、庭にエサとボールなどのグッズを置いてネコを集め、そのネコを眺めるというゲームです。それだけ? ええ、それだけです。しかしこのネコがボールと遊んだり、ミカン箱に突っ込んでいる後ろ姿などがとてもかわいくて癒やされるゲームです。
衝動買いはしない性格なので1週間毎日本屋に足を運び悩みに悩みました。つくったところで埃になるだけじゃない? つくってどうする? 創刊号は¥299だけど、次回からは¥990って高い! 70匹集めたら単純計算しても¥70,000弱って!! そもそも70号発行されるのか? このような週刊(隔週刊)ものには裏切られたことがあります。ディアゴスティーニだったかは忘れましたが、はるか昔「源氏物語」を毎週買っていたところ確か「須磨」のあたりで終わってしまったのです。宇治十帖とまではいかなくてもせめて「幻・雲隠」まで頑張ろうよ、と悔やんだものです。源氏物語も日本百名山も全部そろって価値ある出版物ではないでしょうか?(ネコは全部そろえなくてもいいけど)
ニードルフェルトでねこあつめ
とりあえずは社食一食分なので創刊号のみ購入することにしました。「とっても簡単」と書いてあります。ニードルフェルトって光浦靖子さんが得意な手芸ですよね。お気に入りはぽいんとさん(赤座布団にのってるネコ)
中はこんなかんじです。「動画があるから、はじめてでも安心!」と書いてあります。私は子供のころ、フェルト、リリアン、編み物(棒、かぎ)にクロスステッチと手芸大好きだったので自信があります。制作時間約2時間とありますが、ちゃちゃっと終わりそうな気がします。
本にも丁寧な説明がもちろん写真付きでありますが、動画のほうがわかりやすいです。大きさや、フェルトをどのように縦に4等分なのか、縦横に4等分なのかは動画があってよかったです。
しろねこさん
はじめから難関です。フェルトを5等分って! 5等分って難しい。丸めてちくちく、ちくちく。。。 マッシュルームのような、頭と胴体ができました。ここまででけっこう飽きました。先が思いやられます。針が刺さっているのがお尻です。すでに2時間が経過しました。。。
耳をつけたらなんとかネコに見えるようになりました。肩がガッチリしていてバブリーです。体は出来上がりと思ったらしっぽを忘れていました。
目鼻シールを貼り付けて完成しました。首をかしげていると思えばかわいいですが、傾いています。腕はもっと華奢で短くしてもよかったかもしれません。見本では顔の幅に腕がおさまっていますが、はみでてしまいました。もっとちんまりしてるとかわいいですね。ピンクのフェルトもセットに入っていて、ピンクの食器とその中にいれる茶色のエサもつくることができます。が、そんな忍耐力・集中力は私にはもはやなく、丸めた茶色のフェルトがエサです。ごめんね。。でも野良ちゃんだしさ。
お尻はぷりっと丸くかわいくできました。うんちじゃないよ💩
これにて終了。日をわけて少しづつ作り、だいたい3時間強かかったと思います。子供の時は得意だったのに、長い歳月は人をこんなに変えるのか、ちまちま作業でイライラしました。作業自体は難しくはないのですが、これは性格の問題です。全部そろえたら¥70,000弱かかってしまう、という心配はまったくの杞憂で終わりました。
後日、私のつくったしろねこさんが不憫になり、余ったピンクのフェルトでほっぺをおてもやんにしてみたらかわいくなりました。ぽっ♡
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