2023年初登りは地味に金ヶ嶽~千葉亭でぼたん鍋

初登りにしてはとても地味~なゆる登山になってしまいました。ここ数年お正月は山小屋で過ごしていましたが、今年のテーマはいつにもまして「節約」、耳栓総理の大増税に備えてお泊り登山は制限しようと思います。初詣登山で登った丹沢・大山のいのしし鍋おいしかったな。昨年のお正月は唐沢鉱泉で名物はしし鍋、が注文は二人からなのでおひとり様の私は断念。そして年末の孤独のグルメ再放送で、五郎さんが丹波篠山でぼたん鍋をおいしそうに食べていました。これはイノちゃんを食べにいかなくちゃ。

 

⏰ 歩行時間:約2時間50分

⏰ 8:00 秩父鉄道野上駅(140m)🚻 ~ 8:45-50 金ヶ嶽・春日神社(373m) ~ 9:20 植平 ~ 9:55 寒神峠 ~ 10:30~35 菊水岩 ~ 11:00 ゴールの千葉亭🚻


ジビエ料理の千葉亭が今日のピークです。ここは長瀞秋の七草寺めぐり散策していた時に知りました。千葉亭に下りてくるハイキングコースが、以前秩父鉄道のどこかの駅でもらったフリーハイキングコースマップに記載があったのでそれを参考にします。

 

秩父鉄道はまだラグビーワールドカップ。日本に未来はないから過去にひたっていたほうがいいのかもしれません。

7:56 秩父鉄道野上駅(140m)着 レトロな駅、このぼろっちいかんじが好き。

 

駅舎よりも立派なトイレ

前方に見える山のどれかが金ヶ嶽

 

金ヶ嶽

見たことあるなぁ。9月の秋の七草寺めぐりで通ったからか。

春日神社の参道なので一応石畳?です。

 

お勧めではないルートはもちろん歩きません。

単調な道ですが、年末年始の休みは一歩も家から出ず、籠城状態で食っちゃ寝してたので体が重くつらい。

 

8:45-50 金ヶ嶽・春日神社(373m) むむ、ここ来たことあります。あれはたしか岩根山・岩根神社つつじ旅。あの時は金ヶ嶽ではなく、途中で立ち寄った神社という認識でした。神様ー、いらっしゃいます? 私の初詣なんですけどー。

山頂からの眺め、うーん。。。

 

登ってきた道を少し戻り、次は植平をめざします。

あまりおもしろい道というわけではありませんが、昨日行ったところよりかははるかにマシ。友達が行きたいというのではじめてスカイツリーに行きましたが、霞んでいて山々はほぼ見えず、あまりの混雑にびっくり。私は森の中を静かに歩いているほうが好き。

 

9:20 植平

ハイキングコースマップには植平から寄居方面の展望とあり、まぁ見えなくもないですが。。。夏で葉が茂っていたら見えないよね。

 

人があまり通らないコースかと思いきや、お供え物は充実しています。

9:45 仙元峠

 

9:55 寒神峠 ここで車道に一度でます。

萩の季節にくるとよいみたい。遠く浅間山、谷川岳、赤城山も見えるようですが、いったいどこから見ればよいのだろう?

↑の案内板すぐ横に長瀞駅へ向かう山道があります。

 

小さい集落?にでました。ここから車道です。

 

10:30-35 菊水岩 川の向こうに何かあります。下りてみよう。

ほぉ、菊水模様、菊の花と流水からなる楠家の紋章に似ているからこの名前がついたとのこと。なので楠さん家の家紋を検索、なるほど~。地質学上は横臥褶曲(おうがしゅうきょく)。

 

ずっとアスファルトの道はつまらないので、並行している山道に入ってみました。

 

11:00 ゴールの千葉亭 予約した時間よりだいぶ早いので(お店は営業しています)あたりをぶらぶら。

時間つぶしに法善寺、秋は藤袴、桜は枝垂桜をはじめ花が咲き乱れるお寺です。私は花のお寺と認識しており、冬も何かしら咲いているかもと期待して来てみましたが、冬空の下さすがになにも咲いていませんでした。


千葉亭でぼたん鍋

再び千葉亭。一人でも鍋は食べられるのか昨日確認の電話をし、ついでに12:00に予約しました。「歩きでしたら、お迎え行きましょうか?」とお店側。駅から歩いて15分弱なのにお迎えがあるとは、いたれりつくせり。

イノちゃんがお出迎え。あなたを食べにきたのです。ランチメニューでウサギのソテーもありました。兎年なのでそれも心惹かれました。

 

メインダイニングではなく、光熱費節約のためか個室用の小さな部屋に案内されました。先客は子連れの家族、嫌な予感がします。まぁ子供がうるさいのは仕方がない。今日のお客はこのファミリーと私だけのようです。

秩父錦を飲みたいけれど、ゆる登山旅でお酒は飲まないと年初に誓ったので我慢。

 

お肉は冷凍のまま出されます。¥2,000-

味噌ベースの汁で、味はとても濃い。お酒に合いそうです。豚肉を少し硬くし、クセを足したようなお肉ですが、よく煮込めば柔らかくなっていきます。豚はイノシシの親戚なのだと再確認。

そして予感的中。いや、子供はおとなしく、お母さんおじいちゃんも普通に話したりあやしたりしているのですが、ばあさんがうるさい。耳が悪いのか大声で関西弁を話し、チューリップからはじまり童謡を7、8曲(マロニーちゃんのCMソング含む)を歌い、またチューリップに戻る。子供をあやすために、物をたたいたり、拍手をしたり、子供はおとなしくしているのに。しかもここは貸し切りの個室ではありません。パーテーションで区切られているわけでもなく、私がいるのは明らか。自分のことを「ばあば」と言っているが、私は意地悪なのであえて順番を変えて言わせてもらおう。なぜババアの童謡を聞きながら楽しみにしていたぼたん鍋を食べなければならないのか。

↓マロニー入り 〆は雑炊とうどんがあり、うどんを選びました¥300-

こちらは個室ではなくメインダイニング。寒くてもよいからこっちがよかったわ。ごちそうさまでした。

 

 

野上駅へ。金石水管橋から見たキャンプ場は1組の貸し切り状態でした。

このあたりを歩くのは3回目ですが3回目で気がつきました、マンホールの蓋が川下りです。

 

山がイマイチだったとしても、お風呂やグルメで挽回できるのがゆる登山のよいところなのですが。。。 初登りがこれでは、今年は地味なゆる登山旅になりそうです。


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