常念岳 2日目 常念小屋~常念岳~蝶槍~横尾山荘♨

おはようございます。よく寝た~ おいしいご飯と良質の睡眠は山小屋で。外を見てみると、ご来光目的の人たちがウロウロしています。いやいや、こんな曇っていてお日さまでないでしょー 私は部屋の窓から見ていましたが、うっすらピンクに染まりました。

5:15 朝食 お腹が空いていたのと同席の方たちとのおしゃべりが楽しく、半分ほど食べて写真を撮っていないことに気がつきました。

 

⏰ 歩行時間:約7時間15分

⏰ 6:10 常念小屋(2450m)🚻 ~ 7:35-45 常念岳(2857m)~ 10:50-11:00 2592ピーク ~ 12:10-25 蝶槍(2655m) ~ 12:45 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐 ~ 14:45-50 槍見台(1810m) ~ 15:10 横尾山荘(1620m)🚻

💰 🏠横尾山荘1泊2食付き¥14,000-


6:10 常念小屋(2450m)出発 あの雷の中テントで過ごしたなんて元気な人たちだ。

 

希望の光?

 

常念岳

眼下に常念小屋。よい山小屋でした。

夕食時におしゃべりした岩手女子たちが「ご来光見えなかったよー」と下りてきました。朝ごはん食べないで登ったのに。しかも暗い中ヘッドライトの光で、石がごろごろしてるところを登るのは大変だったのでは。

 

ぐわーって登ります。なのにファミリー登山がちらほら。坊ちゃま「雲の中に行ってみたいなー」パパさん「昨日からずっと雲のなかじゃないか」 そのとおり。

 

7:35-45 常念岳山頂(2857m) 台湾・玉山、徳島・剣山に続いて今日もなんにも見えなーい! これがデフォルトなのでそれほどガッカリはしなくなりました。このブログの数少ない読者さんもキレイな景色を求めていないと思います。そのようなのはインスタにたくさんアップされていますから。期待しているのは灰色の写真に「なんにも見えなーい!」でしょ?

狭い山頂は占領されていますので、蝶ヶ岳方面へ少し下りたところで休憩。

 

トウヤクリンドウ これが咲いていると夏も終わりと感じます。

ガシガシ軽快に登っていくどこかの登山部。石がゴロゴロしていて私は苦手な道です。

 

ご夫婦とすれ違うときに私「こんな石ゴロゴロの道が続くんですかねぇ? 緑の稜線を期待しているのですが」 「もう少ししたら緑でてきますよ。」「石ゴロゴロしてると歩きにくいですよね」

 

緑がでてきましたが私が思っていたのとちょっと違う。。。昨年歩いた雪倉岳付近の登山道が好みです。

緑が欲しいと言いましたが。。。森になってしまいました。これじゃない。

 

アキノキリンソウ

ハクサンフウロ

 

試験管ブラシのようなサラシナショウマ

なんとかアザミ

 

オオヒョウタンボク

ヘビイチゴ

 

10:50-11:00 2592ピーク

カンチコウゾリナ

 

ミヤマトリカブト畑

 

蝶槍

蝶槍が見えました。槍というより甘食

近づくと甘食感なし

 

12:10-25 蝶槍(2655m) 必死の形相でたどり着くと、さわやかメンズが「おつかれさまでーす」と迎えてくれました。

蝶槍でお昼ご飯。晴れないかなー

 

奥に大天井が見えます。その右が常念岳、あんなところから歩いてきたなんて信じられない! 空はクリアにはなりませんが時折青空がのぞきます。さわやかメンズは「また来るかー」といいながら晴れるのを待っていますが、私は歩くのが遅いので出発することにしました。

 

梓川が見えます。あのあたりまで下りていきます。

12:45 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐 行程的にはここで蝶ヶ岳方面へ行き蝶ヶ岳ヒュッテ泊のほうが体はラクだと思います。横尾・徳澤間を歩くより、蝶ヶ岳への稜線を歩いたほうがおもしろいし。しかしあえて私は横尾に下ります。横尾山荘でおいしいご飯を食べたいから。NHKラジオ山カフェのスタジオで石丸マスターは蝶ヶ岳ヒュッテの味噌汁を飲んで「おいしい」と言っていましたが、私が泊まった時はそうではなかったのよねー

 

もくもくと下ります。

ところどころにあるベンチで休みながら下山。もたもたしていたら雷が鳴りはじめました。

 

14:45-50 槍見台(1810m)

けっこう下りてきましたが、ここから槍が見えるなんて不思議。今日は見えないけど。


横尾山荘

横尾山荘の裏に下りてきました。

15:10 横尾山荘(1620m)到着 山小屋門限の15:00を過ぎてしまいましたが、許容範囲でしょう(横尾山荘の門限は17:00でした)。このブログをはじめる前に槍ヶ岳登山でここに泊まったことがあり、施設も食事も非常によかった印象があります。

私はやまたんで予約し事前に支払っているのでここでの支払いはなし。¥14,000- 現地支払いでも宿泊費はクレジットカードで支払可。

 

前回から10年以上たつのにピカピカ

なんと清潔な枕カバーとシーツがあります! これはもう山小屋ではない。

 

なんとなんとお風呂もあります! お風呂は16:00からですが、16:00少し前に「お風呂入れます」放送がありました。フロントでもらったタオルを持ってお風呂へ

石鹸・シャンプーなどは使えませんが、汗を流せるだけでもありがたい。窓の外を見ながら浸かっていると「すみません、つめてもらっていいですか?」 振り返ると大混雑。みんな早く汗流したいものね。ゆっくり浸かっている場合ではない。気づかないでごめんなさい、すぐ出ます。

 

17:30 夕食 こねて丸めた肉ではなく、ポークソテー、肉のかたまりではないですか! ドレッシングは柑橘系のこじゃれたやつ。

味噌汁は具がいろいろ入っていて、味噌汁と豚汁の間のようなものでした。うまいニャン、頑張って横尾に下りてきてよかった!

 

同室の女子はカナダから来たそう。カナダなんていい山あるでしょう? 「トロントから山へは飛行機で行かなければならない。グリズリーは怖いし、山小屋はないから難しい」 そうなの? 日本の山は、特に北アルプスや八ヶ岳は山小屋も多く「山へおいでよー」という体制が整っているため初心者に毛のはえた私でもソロで歩けるのね。で、どうして富士山ではなくここへ? 「富士山は5年前に登ったけどすごい混雑で。。。」あまりよい印象ではなかったらしい。「涸沢の写真を見てここに来ました」 お目が高い! そうよ、涸沢すっごいいいところなのよ!! 私ごときが言うことではないのですが、海外から富士山ではなく、他の山に来てくれたことをとてもうれしく思います。

ヒマなのでもう一度お風呂に行ったら貸切状態でした。山で湯船に浸かることができるなんて幸せ~

 

一泊2食付: ¥14,000-

食事時間: 夕食 17:30   朝食 5:30

お風呂 : 16:00~20:00

トイレ : 水洗 ペーパーは箱へ

携帯電波(docomo): つながります

充 電 : 受付前と部屋にコンセントあり タダ

消 灯 : 21:00

3日目へつづく


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