人が動いている音で目が覚めました。いま何時? うわっ、6:50! 信じられません、寝坊です。慌てて顔を洗いにいくと、シンガポール人Rとフランス人Mがお茶をしながら「おはよう。12時間も寝てたね」「疲れてたんだね」英語で頭がね。いや、もしかして私を待っていてくれてる? 気にせず出発してくれてまったく構わないのですが。今日も英語漬けか。。。 昨日コンビニで買ったパンで朝食。外は雨が強くなったり弱まったりで、弱くなったところで出発しました。
⏰ 歩行時間:約4時間10分
⏰ 8:10 玉山登山口(2607m) ~ 8:55 孟緑亭/モンロー亭(2838m)🚻 ~ 10:30-40 白木林休憩亭(2838m)🚻 ~ 11:35 大峭壁 ~ 12:35 排雲山荘(3402m)🚻
💰 🚌バス運賃 排雲登山センター→玉山登山口 100元(¥480) 🏠入山料・排雲山荘素泊まり 480元(¥2,304) 🍴食事3食・寝袋レンタル 850元(¥4,080)
玉山(Yu Shan, Mt.Jade)
7:30 東埔山荘出発 バス停に続く道ではなく、山荘近くの近道を通って登山センターに向かいます。
7:50 写真奥の排雲登山センターで申請番号を伝えて許可証を発行してもらいます。入山料・排雲素泊まり 480元(¥2,304)
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日本語で発行してくれました。出発前の予習では、この許可証を持って写真手前の警察に行くのだったと思いますが、行かなくてよいらしい。登山センターのスタッフとシンガポール人が中国語でやり取りしていたので、間違いはないでしょう。
登山センターの前に待機しているシャトルバスに乗車。予約不要で片道100元(¥480)。乗らずに歩いていくこともできますが、バスに乗ることで約1時間短縮できます。途中おサルさんがいましたよ。
8:10 玉山登山口(2607m) いよいよ登山開始!ニイタカヤマノボレと張り切りたいところですが、残念ながら雨なのでテンションあがりません。(写真は翌日撮影したものなので雨で濡れていません。) 登山口ですでに標高2607m、ちなみに日本百名山の金峰山は2595mです。
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8:55 孟緑亭/モンロー亭(2838m)
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モンロー亭から3分ほど登ったところにトイレ。トイレから帰ってきたRにPrimitiveかと聞いたら、「Very very traditional」とのことなのでぼっとんでしょう。
なにか咲いてます
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10:30-40 白木林休憩亭(2838m) 手前にトイレがあります。
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鎖があるので一瞬ひるみますが、道幅はしっかりあるので問題ありません。
11:35 大峭壁 一枚の岩が文字通り壁のようにそそりたっています。ここをよじ登るなんてことはなく、その下の橋を通ります。
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景色はガスで見えないし、道も単調なので飽きてきました。
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もう少し
日本でこの標高なら高山植物が咲いていますが、これはシャクナゲ?
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昼食を申し込んでいるR、このままでは食べそこねてしまいます。「先に行って」と言うと「Ladies2人をおいていけないよ。」 誰?Ladyって。あと1kmだし、もともと1人で歩けるつもりだったので大丈夫です。
階段が現れると小屋が近いパターンは台湾でも一緒か。
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なんて立派な山小屋
排雲山荘(Paiyun Lodge)
12:35 標高3402m、富士山8合目くらいですが、そんな高いところまで登ってきた実感がまったくありません。木がわさわさ茂っているからでしょうか。
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今朝登山センターで発行してもらった許可証を受付に提出。寝袋レンタル代と食事代はケータリングサービススタッフに支払いですが、まだ準備中らしく後ほど支払います。私は寝袋レンタルと3食を事前に注文していたので 850元(¥4080)。ジュースなどの販売もまったくありません。山小屋グッズ(手ぬぐい等)あればよかったのになぁ。先に行ったRはランチを食べていました。
寝床にお布団はなく、寝袋で寝ます。この部屋に私だけ、貸し切り状態です。ちょっとさみしい。歩いているときはそうでもありませんでしたが、寒いのでダウンを着てニット帽かぶっています。
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お湯のタンク、タダ。Mがお昼用にインスタントラーメンをつくりましたが、このお湯では熱さ不足で持参したバーナーでお湯を沸かしていました(Mはフランス人ですが台湾滞在歴1年半なのでバーナーを持っている)。ベジタブルラーメン、半分もらいましたがほぼカルディのパクチーラーメンでした。山でののラーメンは美味です。バーナーは中のテーブルで使用可。
私はまったく平気ですが、RとMは少し頭が痛いと言っています。木々に囲まれていて酸素ありそうだけどもやっぱり標高が高いと高山病になるのか。
韓国人グループが国旗を掲げてにぎやかに小屋に入ってきました。相変わらずの愛国心よ。
16:45(17:00予定でした) 夕食 注文時にポークかチキンかベジタリアンを選ぶことができ、これはチキン。左のご飯はルーロー飯? 右下は少しピリッしたさつま揚げ。真ん中の野菜は箸休めによい。他の茶色いものは肉で、なんとも肉肉しい夕食です。この他に野菜スープがあり。お茶はないので各自何か飲んでます。日本で予約状況をチェックした時には山小屋は満員でしたが、天気が悪いからか人数は半数ほどでした。
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Mは食事の予約をし忘れていて、昨日の東埔山荘であわててメールで注文。返信がなかったのでどうなるかと思いましたが、ありつくことができました。
食後は同じテーブルの人たちとお菓子交換会。私はそんなこともあろうかと抹茶味のキットカットを持参。フランス人のMが一番喜んでくれました。
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Mからもらったパッションフルーツ。初めて食べましたが酸っぱいのね! シミによさそうよ。
どのように部屋割りをしているのかわかりませんが、Mは遅い出発の台湾人と同じ部屋、Rの部屋も複数いるとのこと。私たちは早朝に出発するので、MとRに私の部屋に来てもらいました。
富士山8合目の山小屋で起きた後、頭痛で気分が悪かった私。横になると呼吸が浅くなり脳に酸素がいきわたらず高山病になりやすいそうなので、座ったまま寝ようと思います。おやすみなさい💤
入山料・素泊まり: 480元(¥2,304)
食事3食・寝袋レンタル: 850元(¥4,080)
食事時間: 夕食 17:00 朝食 2:00または2:30 ブランチ 7:30~
トイレ : 洋式:和式水洗 ペーパーなし 水流が強いのと弱いのがあるのでウンチする際は注意 どなたかの流れていないブツがありました
携帯電波: つながります
充 電 : 受付前の壁にコンセントあり
お湯もらえます。朝は甘いミルクティもタダです。
4日目へつづく
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