ひたすら歩く…外秩父七峰縦走ハイキング大会に挑戦~打ち上げは鶴ヶ島のいわし屋ますみ

比較的近くで東武鉄道主催の外秩父七峰縦走ハイキング大会なるものが開催とのこと。参加費は2000円だし、どんなものか参加してみようか。まさか私が40kmも歩くことができるとは思っていません、まして制限時間内になんてとてもとても。

 

⏰ 歩行時間:約10時間

⏰ 6:35 東武竹沢駅🚻 ~ 7:15 官ノ倉山CP ~ 7:50-8:00 和紙の里(137m)🚻 ~ 10:05 笠山 ~ 10:45-55 堂平山(876m)🚻 ~ 11:10 剣ヶ峰(876m) ~ 11:15  白石峠(761m) ~ 13:05-10 大霧山(767m) ~ 13:50-55 ミルクハウス🚻 ~ 14:45 皇鈴山(679m) ~ 15:05 登谷山(668m) ~ 15:20 釜伏峠 ~ 17:05 寄居駅🚻  制限時間は18:30

💰 🚃電車運賃 東武東上線/JR八高線小川町駅→東武竹沢駅¥147  🎫参加費¥2,000-


5:48 始発で東武東上線小川町駅着 この大会に参加するにあたり私の有利な点は近くに住んでいること、のみ。東松山駅あたりのビジネスホテルに泊まって参加する人もいるようです。

第35回外秩父七峰縦走ハイキング大会

山バカがいっぱい。カインズの開店を待っているのではなく、受付待ちです。受付は6:30からとなっていますが、すでにはじめてくれています。

 

列はどんどん前に進み、20分ほど待って私も受付へ。地図とそれを入れるホルダー、参加賞のバンダナをもらいました。ゼッケンと記録カードは事前に自宅へ送付されます。

ここから多くの人が歩きだしますが、私は駅に戻ります。2つコースがありここからすでにハイキングコースへと入るAコース、東武竹沢駅から歩きだし約2km短縮のBコース、私はもちろん短縮コースです。

6:30 小河町駅発

6:34 東武竹沢駅着¥147-・スタート

距離の少し短いBコースなんてずるいかしら、なんて思ってましたがお仲間がこんなにたくさん。それにしてもみなさん歩くの速い! こんなにとばすの?! ひるむ私。

 

三光神社(手前にトイレあり)の前を通り過ぎ山道へ。以前官ノ倉山へ来たとき通った道なので写真は省略。。。というよりもたもたしていると後ろがつまってしまうので写真を撮る余裕がありません。

7:15 官ノ倉山(かんのくらやま)チェックポイント通過 官ノ倉山の山頂は通りません。

チェックポイントを過ぎてから、すべりやすい場所が少し続きます。私はよたよた歩いていましたが、他の人はその滑るのを利用してツルツルと下りていきました。

 

山道から車道へ。ベランダのワンちゃんも何事かと見下ろしています。

 

7:50-8:00 和紙の里 どなたかのブログで「数は多くキレイなのでトイレはここで行っておこう」とあったのでトイレ休憩。私はここでしかトイレに行っていないのですが、この先も要所要所で見かけました。コーヒーや冷凍パイン、あたたかいスナックなどの販売あり。ここで磯部焼き¥160-をいただきました。お餅はやわらかく、甘辛さが絶妙でおいしかった!

和紙の里すぐ裏の八重桜、お見事。

 

道には桜の花びら、先週あたりに来たらお花見ハイキングでしたね。

 

山道へ。今大会のハイキングコースの半分20km以上が舗装道路です。なので軽めのトレッキングシューズがよいのですが、私は持っていないのでいつもの重い登山靴です。ものを増やしたくないし、このためだけに買うのもなぁと思いまして。

 

お花で春爛漫の里山。こんな景色ならアスファルトの道を歩くのも悪くない。

 

一列になって歩く私たち。ザックの後ろにつけているのはゼッケンで、番号、名前(ニックネーム)とともに目標も書きます。ほとんどの人が「完歩」と書いていますが、私は「大霧山」。ちょっと恥ずかしいので私は後ろではなく胸につけていました。先週熊野古道を歩き20km歩けるのは証明済み。余裕もあったので今日は30kmくらいの大霧山かなと。そもそも平坦の道で1km15分と考えると、食事をとったりトイレにいったり、当然山道を歩くのだからそれ以上かかります。どう考えても制限時間内にはムリなのです。お、目標「大霧山」と書いている人も数人いました。同士よ、頑張りましょうね! 目標「ソフトクリーム」という人も。大霧山の少し先に牧場があり、ソフトクリームが食べられるんですって。これはなんとしても大霧山まではいかねばなりません。

 

笠山手前、標識の矢印が舗装道路を向いているのと山道を差しているものがあります。はて、どちらに行けば? 足をとめると「どっちに行ったらいいんだっ」と声をかけてくるジジイ。知らんがな。「私は目が悪いから地図で確認してくれ」 地図を広げるもそこまで細かく記載がないのでわかりません。私「山道がショートカットで、このまま行くのが巻道なんじゃないんですかね」 ジジイ「もういいっ」と山道に入っていきました。ムカつく。

 

山道に入ってしまうと足をとめるのが難しいので、山道に入る前にエネルギーチャージ。

 

途中、トレッキングポールを使用している人を発見。使ってはいけないのにずるい~とよく見ると、この大会参加者ではなく一般の人でした。せっかくお山に来たのにこんなガチャガチャした大会にあたってしまって不運でしたね。。。

もう少しで笠山だ。

10:05 笠山

 

カタクリが咲いていました。お花が咲いていても歩くことに必死でなかなか気がつきません。

 

堂平天文台が見えてきました。

 

10:45-55 堂平山(どうだいらさん 876m) コーヒーやパンなどの販売あり。ミキサーで一杯一杯作ってくれるバナナジューズ¥200-がとってもおいしそうだったのですが、私には量が多すぎるので諦めました。

 

堂平山からの眺めを見ていると、横でおじさんが「ここずっと歩いていくんだねぇ」 えぇっ!?

芝の上に座りこの景色を見ながら昼食。

 

屁こき騒音バイクも通るので注意。堂平山の駐車場にとまっていた旗たてちゃってるバイクですね。

 

剣ヶ峰チェックポイント チェックポイントは山頂にあるとは限らない。

きつい丸太階段を上がった先に

11:10 剣ヶ峰(876m)

 

11:15 白石峠(761m) ここでだいたい半分。まだ半分も!

また丸太の階段

 

なんとかイチゴかな?

 

前後に人がいなくなりました。やっぱり山は静かにしみじみ歩きたい。

 

また上り。みんなサクサク登っていきます。ここで足をとめたら負けのような気がする、ガンバレ私。

 

一人静

 

13:05-10 大霧山(767m) スタンプを押してもらって、ベンチでちょっと休憩。展望はあるのですが、曇りのためイマイチでした。

 

ミツバツツジ。他のところにあったレンゲツツジは蕾がふっくらしていました。

 

写真ではわかりにくいのですが、木の高い位置に桜が咲きしばらく桜道です。牧場はまだかなー

 

13:50-55 ミルクハウス ここは秩父ではなく乳父?

甘さに疲れが癒やされます。目標は達したけれどもうちょっと頑張ってみよう。

 

ゆっくり歩きたくなる道です。ただ通り過ぎるにはもったいない。

 

14:45 皇鈴山(みすずやま 679m)

曇りなのであまり期待はしませんが。。。

んー、晴れていたらよかったのにね。

 

「すみませーん。通らせてくださーい」 あ、すみません、どうぞ。颯爽と追い越していく彼女の後ろのゼッケンには「のんびりマイペースで」と書いてあります。あの女、「私ぜんぜん勉強してなーい」とか言いながら高得点をとるタイプね。

15:05 登谷山(とやさん 668m) 最後のチェックポイントです。ここまで来たからにはゴール目指しちゃう? あのお兄さんマスクしてえらいなぁ。マスク着用の規定はなく、完全に外している人もいればしっかりしている人も。私はマスクをして歩くなんて苦しくてムリなので、基本あごマスク。人と話す時やチェックポイントではマスクをしていました。

少し前から雨がパラパラ降りだしてきていたので、ここでみなさんレインウェア着用。ここを下りればすぐ舗装路で傘がさせるので、私はレインウェアは上だけ着用しました。

 

夕方から雨予報でしたので仕方がない。みんな傘ささないのね。時間がかかって1人で真っ暗な中歩くかもとヘッドランプもしっかり持参しましたが、出番はなさそうです。

 

15:20 釜伏峠 ここは寄居桜散歩で来ました。ここからが長いのよ。

 

雨はやみました。おじちゃんが気づかずまだ傘をさしているので「もう雨はやみましたよ」と声をかけると、「こうやって乾かしているんだからいいんだ!」 むっ、怒られちゃったよ。「すみません、余計なことを言いました」 なのに少し先で傘をとじるジジイ。乾くどころか滴ってるよ。傘を手にしてたのはこのクソジジイ含めて3人しか見かけませんでした。

 

もうダメだ。歩いている感覚はなく、ただひたすらに足を前に出している状態です。みんな私を追い抜いていきます。なんと走っている人も、信じられない! Walking Deadな私に声をかけてくれる散歩中のおじちゃんたち。「小川町から歩いてきたの?」 「はい。。。7つの山を越えて。。。もう。。フラフラです。。。」「もう少しだから、頑張って」 声援をいただきました。

鉢形城公園のエドヒガン桜、2週間前に来たときは本当に見事でしたが、キミあの時の桜だよね?

 

17:05 寄居駅でゴール ただただ疲れた

 

速く歩いたり、わいわいにぎやかに登るのが好きな人には楽しいイベントだと思います。私にはちょっと。。。ゆるゆる歩いて花や景色を楽しみたいし、後ろからせっつかれるように歩くのはツライ。まぁまわりの人おかげで時間内にゴールできたわけですが。。。 これらの山へはまた行きますが、もう参加はしないです。

ひとり打ち上げは東松山駅周辺でやきとんでも、と思っていましたが、お腹は空いているものの咀嚼する力が残っていないのでそのまま家へ、20:00に就寝。お疲れさまでした。

 

制限時間内に完歩した人がもらえる緑の帽子、かぶらないかな。。。 バンダナは参加賞、絵柄は川越氷川神社の鯛みくじや川越大正浪漫通りの鯉のぼりなど、東武鉄道川越アートトレインの柄です。これはうれしい(東武電車は好きではないですよ、遅延ばかりで)。




いわしや ますみ

翌日、会社帰りに打ち上げとして鶴ヶ島駅近くにあるイワシのお店へ。この冬寒すぎてイワシが稚内の海岸へ打ちあがるというニュースがありましたが、この時にイワシを調べたところヒットしたお店です。

孤独のグルメの五郎さんが入りそう。

 

『今日のいわし入荷はございません』え? ええー!? 一生懸命歩いた私になんたる仕打ちでしょう。月曜はいわしないのかしら。ご主人「曜日ではなく、天気とかですかね。漁に出るのも燃料かかるようですし。こんなのは今年は行ってはじめてですよ。」 そんな日に来た私ってすごくない?

 

お通し¥300-は大根とタケノコ、春ですね。熱燗は飲み治めかしら、八重洲¥440-

いわしのお刺身を食べる気まんまんでしたので、かわりに天然ブリのお刺身¥690- 新鮮ないわしはありませんが骨はある、いわしの骨せんべい¥330- 写真はいくらかすでに食べています。1人では多いかも。

 

焼きそら豆¥550- ゆで・焼き関係なく、そら豆って登山後の足の臭いがする気がします。

いわしと言ったらつみれ汁。私の知っているつみれ汁より、味噌汁に近い。

そら豆でお腹いっぱいになってしまいました。お一人様のツライところはいろいろな種類が食べられないところです。ごちそうさまでした。


2 件のコメント

  • ぐれぶさん、完歩凄い❗自分は、1人トレーニングで七峰縦走をイベントの時じゃなく歩いたけど最後の5キロぐらいタクシー呼んだよ

    • いりくん様 コメントありがとうございます。私も1人だったら歩けなかったと思います。大会で歩くことができたのは、まわりの達人たちが雰囲気で引っぱっていってくれたおかげです。

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