晩秋の浅間嶺 払沢の滝~浅間嶺~かんづくり荘のお蕎麦~数馬の湯♨

有給消化で来てみました、浅間嶺。土日ですと混んでるようなので平日はのんびり紅葉を楽しめるかなー。

8:40 JR五日市線武蔵五日市駅 バス出発 駅でて左前方の1番乗り場、藤倉行に乗車します。


払沢の滝

9:00 払沢の滝入り口バス停到着 ¥470- 滝はバスを下りてバス進行方向へ進み、お豆腐屋「ちとせ屋」さんの手前を左へ曲がります。お豆腐屋さんの前の道を渡ったところにトイレがあります。「払沢」読めます? 「ほっさわ」と読むそうです。私は「はらいさわ」だと思っていました。

お豆腐屋さん手前を左に曲がると、また左に少し入ると雰囲気のよい道があります。

滝へと続くウッドチップの遊歩道入り口にあるギャラリー喫茶やまびこさん。お豆腐屋さんもここも休業日でした。やまびこさんには事前に営業の確認電話をしていました。「現在使われていません」とアナウンスが流れ???と思っていましたが、お店は健在です。陶芸ギャラリーということもあって、喫茶で出されるものの陶器が予習で画像を見たところステキなんです。なのでここで、特におしるこを食べたかったのですが残念!

やまびこさん前の、滝へつながる遊歩道。

もとは郵便局だった、木工製品のお店。中を見たかったのですがここのお休みです。しかし、すごいことろに建っていますね。歩道からはみ出てますよ。

水がとっても澄んでいます。

9:15-25 払沢の滝 この滝は真冬には凍って氷瀑となり、たくさんの観光客が訪れます。日本の滝100選にも選ばれています。

滝つぼ、暑かったら滝つぼにカメラをいれて「どうなってるのかなー」と撮るところですが、寒くて撤収。

滝の近くにはあずま屋があり、のんびり朝ごはんを食べてる方たちもいます。私もお茶タイム。

来た道を戻ります。

浅間嶺

喫茶やまびこから駐車場方面へと歩くと、浅間嶺の標識があります。ここから山道に入ったり、車道にでたりを繰り返します。

途中、なんと桜が咲いていました。

ゆずも実をつけていました。

10:20 時坂峠手前

しばらくアスファルトの道が続きます。

アスファルトでも景色は山の中です。木々がもこもこしていてかわいい。

10:35 峠の茶屋ももちろんお休み。高尾山の茶屋でさえ平日は休業ですからね。

「山の神社」(と祠に書いてありました)のお賽銭箱。私もお賽銭を入れようとしましたが中まで入りません。

アスファルトの道から左に山道が伸びているのですが、その山道を進むと話題のお蕎麦屋さんがあります。


10:50 そば処みちこ 土日祝のみ営業で、今週末(2018.11.25)に閉店予定です。もちろん今日は平日なので営業していません。

後日、最終営業の様子をテレビで見ました。常連さんや常連ライダーさんたちに感謝されて、お花もらって、女将さんよかったですね。最後の客が、ここがはじめての男性で「いつもカップ麺なので。。。けっこうおいしい」とのこと。けっこうって? けっこうってどういうこと? 私、「けっこう」ってあまりいいほめ言葉ではないと思うんですけど。調べたところ、純粋にほめ言葉で使う人と、言われたら小バカにされたと思う人にわかれるようです。私は小バカ派なのですが、この人が純粋にほめ言葉として使ったのだと思いたい。

確かに山の中にお店はあります。が、秘境でしょうか? 確かにここまで通って営業してきた女将さんたちには頭が下がります。が、たまーに来るお客さんからしてみれば、バス停から歩いて1時間、車だったら駐車場がすぐのところにあります。最近たいしたことないところでも、すぐに秘境、秘境とさわぐメディアに違和感を感じます。

そば処みちこの水場

11:40-50 浅間嶺 ベンチ・テーブルがありここで休憩。見晴らしもよくいい場所です。

浅間嶺下のあずま屋付近から見た大岳山。そのうちここも登っておきたい山です。

ヤマレコ(GoogleMap)が指し示す浅間嶺はここでした。頼りすぎると違うところに連れていかれることもあるようです。

東京って山が多いなー

12:55 猿石 よく探せばお猿の手形が見つかるとのこと。よく探しましたが見つかりませんでしたよ。清い心の持ち主だけが見られるのかもしれません。

道の修復でしょうか? ゆる登山でさえも自然の中を歩いている気分になりますが、手入れのされた道を歩いているにすぎません。ありがとうございます!

13:25 浅間坂 ここのお風呂に入りたかったのですが、火曜日はお休みだそうです(事前に電話確認済)。

13:40 浅間尾根登山口バス停

かんづくり荘

お腹がとっても空いています。数馬の湯で食べようかな。数馬の湯に向かっている途中で趣のある建物が見えてきました。

13:45 かんづくり荘 看板に大きく民宿と書いてありますが、入り口には「そば」ののれん、そして「新そばはじめました」の貼り紙が。お店に入るとすぐに薪ストーブがお出迎えしてくれます。薪ストーブってどうしてこんなにじんわりと暖かいんだろう。

私はAセットのざるそば+舞茸天ぷらを注文しました。季節の天ぷらは、かぼちゃとなんとかなんとかと言っていましたが、フツーだったので好きな舞茸にしました。そば玉ぜんざいも気になりますが、もしやそばがきの親戚みたいなのがでてくるのではと思い遠慮しました。以前ほかのお店で食べたそばがきが、うーん?粘土?というものだったので。

そばと舞茸天ぷら以外にもおかずがいっぱいです!煮もの、なます、お新香、ゆずのはちみつ漬け。お蕎麦はもちろん新そばです。舞茸の天ぷらは、そばつゆでも塩でもいただけます。そしてそば湯! 私はそば湯好き。そば湯が飲みたくてざるそばを注文しているところがあります。ざるそばでそば湯がでてこないと詐欺ではないのかと思ってしまいます。素朴ですが一品一品がおいしかったです。男性スタッフは感じいいのですが、女将さん?は無愛想で北横岳ヒュッテの女将さんを思い出させてくれました。山小屋だったら無愛想でもいいかもしれないけれど。。。2人そろえばWink結成です。

このステキな建物、築300年。壁がなく風が抜けていくので夏は涼しいけれど冬は。。。 屋根にはムササビが住んでいるそうです。

おいしい食事で満足した後は10分ほど歩いて数馬の湯です。

温泉センター数馬の湯

ずいぶんと大きな温泉施設だこと、センターですから。

まずは受付横でバスの時刻表を確認。そしてちょっと変わっているのが、脱衣所ロッカーのカギは受付でもらうことです。登山ザック(日帰りサイズ)を持っている人には、大きなロッカーを使わせてくれるようです。近所のおばちゃん風の人たちは小さなロッカーでしたが、私や登山の恰好のおばちゃんは大きなロッカーでした。内湯は檜のチップが入った網が浮いている浴槽と、ジャグジーが二つ。そして外には露天風呂と壺湯、ですが平日だからか壺湯はお湯が入っていませんでした。露天風呂は小さめです。この季節の露天風呂は、頭が涼しいので長湯しちゃいます。サウナもありました。お湯はさっぱりとしてクセのない温泉です。アルカリ性で肌によさそうですが、私にはわかりません。平日のため人も少なくゆっくりできましたが、登山シーズンの土日だと洗い場待ちになりそうです。入浴料¥820-

お食事処もメニューは豊富で、目玉は舞茸のようです。

バス停は温泉センターをでたところ「温泉センターバス停」があります。

もっと雰囲気のあるお風呂がいい方は、もっとあるいて行くと日本秘湯の会会員の蛇の湯温泉たから荘があります。

バスでJR武蔵五日市駅に戻り、お気に入りの喫茶店山猫亭に行こうと思いましたが、なんとここもお休みでした。火曜日ってお休みが多いのでしょうか?

紅葉は期待したほどではなかったですが、人がいなくのんびり歩けました。平日でのんびり歩くか、土日に来て途中のお店も楽しむか、んー悩ましい。