多摩川水源のある笠取山~のめこい湯♨

今回は山友のび太(メガネかけているから)と一緒です。こののび太、甲斐駒をドタキャンし、私は夜明け前から黒戸尾根を一人で歩くはめになったアイツです。こののび太今回もやってくれました。

のび太が車をだしてくれるというので、電車とバスでは行けないところをリクエスト。地味ですが笠取山です。甲斐駒のお詫びもかねて、お昼は笠取山でのび太が山飯をごちそうしてくれるというのです。これは期待大です。

勝沼ICでおり、途中大菩薩の湯のわきを通りながら作場平登山口へ、一時間強かかります。

登山口に着きました。靴紐を結んだりなんだりしていると、なんだかのび太の様子が変です。「忘れてきたみたい。。。」 ん?何を? 「食材」 は? 今なんと? 食材? お前、バカかーーー!と言いたかったのをぐっとぐっとこらえて「行動食は持ってるでしょ? せっかくここまで来たんだから登ろうよ」と言って登ることにしました。


8:35 作場平橋駐車場出発 近くにトイレあります。登山口にあるハイキングコースをチェック。駐車場横に小川が流れています。

歩きやすい道です。

山梨のはずなのに東京都水道局と書いてあります。

しばらく小川に沿って歩きます。夏は気持ちよさそう。

9:55-10:05 笠取小屋 奥にテントが見えます。静かでいいですねー

小屋は開いていませんでしたが、避難小屋は使うことができます。

小屋のメニュー。山小屋なのに安い。このマニアックな山小屋で販売している手ぬぐい、非常に気になります。どんなデザインなんだろう?

苔をお触りしながらゆるゆる進みます。

10:30 小さな分水嶺 この峰に降った雨の場所により、富士川、多摩川、荒川に分かれるそうです。奥に笠取山が見えます。

「小さな分水嶺」から見た富士山。坊ちゃん狩り風。

いよいよ笠取山山頂へ。かなりの直登、まるでスキー場のようです。

上から見るとこんな感じです。

11:00-05 笠取山展望地 方角的には北岳などの南アルプスの山々が見えるはずなのですが。。。ここを山頂だと思い、休憩をとりました。

11:15 笠取山山頂 ここが本当の山頂です。展望はよくありません。

登ってきた急坂とは反対の道をゆるゆるおります。

11:40 水干(みずひ) ここが多摩川の最初の一滴ということですが、どれがその一滴なのかわかりません。

水干のすぐ下に、その一滴一滴が集まった多摩川の最初の流れがあるそうなので行ってみることにしました。

これがその流れ。この流れに乗っていけば、家の近くまで帰れるということになります。

折れたのは最近のようですね。台風の影響でしょうか。

12:25-55 再び笠取小屋 本来ならここでのび太が山飯をごちそうしてくれるはずだったのですが。。。 私はコーヒーを二人分沸かして、朝の残りのパンや行動食をガサガサ。どうやらのび太は行動食もないらしい。が、岐阜の出張時のお土産として栗のお菓子を買ってきてくれました。「岐阜は栗が有名だからね」と得意気なのび太。一ついただくきましたが舌が栗を認識しません。「ねぇ、これ栗入ってる? 箱みせて」と表示をチェックするとどこにも栗とは書いていません。ねぇ、そのメガネあってる? せっかくの会津駒ケ岳のこまの小屋のコーヒー、もっとおいしく飲みたかったなー

下りは一休坂を歩く予定だったのですが、のび太のスカポンタンぶりに動揺してしまったのでしょうか、登ってきた道をそのままおりてしまいました。

14:00 作場平橋駐車場 私にはめずらしく早いペースでゴールしました。動揺を振り払うかのように速いペースで歩いたのかもしれません。


のめこい湯

朝とおってきた大菩薩の湯は以前に入ったことがあるので、今回はのめこい湯にしました。

建物の裏に駐車場がありますが、細い道を入っていかなければならずわかりにくかったです。玄関には大きなザックをおくスペースがありました。値段は¥900- 旅館やホテルの日帰り入浴ですとこの値段はよくありますが、このような温泉施設で¥900-はちょっとお高めなような?

脱衣所は広く、カランもたくさんあります。平日なのでお客さんはまばら。和風風呂とローマ風呂にわかれていて、今日は和風風呂が女子用となっています。内湯は檜ぶろ、落ち着きます。露天風呂は3種類ありました。

「のめっこい」はこのあたり丹波山村の方言で「つるつる、すべすべ」という意味らしい。そういわれれば、お肌つるつるすべすべになったような?

食堂も併設していますが、他で食べることにしてのめこい湯をでました。

 

ろくなものを食べていないので、お腹が非常に空いています。山のあとはやっぱりニクでしょ。ということでステーキをガッツリ。

 

という内容の話を会社でしたところ、「で、食事はもちろんその人のおごりよね? え? 割り勘? それだけぐれぶさんに迷惑かけておいておごらないの?!」 ごもっとも! お腹が満たされてそれに気が付かなかった私もおめでたいけれど。

 

後日、のび太から山のお誘いがまたきましたが、断りのメッセージを送りました。「ドタキャンされたり大きな忘れ物されても困るから行かない」(原文まま)


2 件のコメント

  • ぐれぶさん、のび太さん良い味出してるねで、岐阜のお土産栗きんとんじゃなくてなんだったんですか?

  • ぐれぶ へ返信する コメントをキャンセル

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