おはようございます。寝ている間、激しく降る雨の音を聞いた気がします。起きてみると小降りになっていました。このまま止んで!
⏰ 歩行時間:約5時間30分
⏰ 7:55 三斗小屋温泉煙草屋旅館(1465m)🚻 ~ 9:20 ひょうたん池 ~ 9:30-50 姥ヶ平(1594m) ~ 10:20 牛ヶ首(1730m) ~ 10:40 日の出平(1786m) ~ 10:55 牛ヶ首 ~11:40-45 茶臼岳登り口 ~ 12:15 峰の茶屋跡避難小屋(1720m) ~ 12:50 峠の茶屋駐車場(1462m)🚻 ~ 13:00 那須ロープウェイ山麓駅(1390m)🚻
💰 🚃電車運賃 JR黒磯駅→新宿駅¥3,080- ♨鹿の湯入浴料¥450(入浴券事前購入で¥50引)
朝風呂は内風呂に入ってみますか。露天風呂は雨が降っていますし。
5:45 みんな同じことを考えているのか、女性用内風呂は激込みです。激込と言っても小さいので4人で激込になってしまいます。しかもまだ電気はつかないので真っ暗です。
混んでるし真っ暗だし、ということで私は諦め部屋でゴロゴロ。ゴロゴロ。。。ゴロゴロ。。。ぱっ!電気がつきました。明るくなると人生後ろ向きな私でも前向きになるようで、再度内風呂にチャレンジする気になりました。
6:10 ぞくぞくと人がお風呂からあがってきます。これはラッキー、電気がついて明るいし、人はいません。お風呂終了時刻・朝ごはん開始まであまり時間はありませんがかえってゆっくりできました。もちろん石鹸は使用不可です。
6:30 朝食 この温泉卵、とってもおいしい! 黄味も濃くて栃木の育ちのいいニワトリから生まれた卵に違いない、と勝手に思いました。
ご飯を食べたら即出発が山のお約束ですが、なんと雨は止むどころか本降りになってしまいました。一応9時ころには止むようなので、どの部屋もうだうだゴロゴロしています。私は図書室?においてあった栃木るるぶで下山後のおいしいものを物色。
小降りになってきたので、レインウェアを着て出発することにしました。今日のルートは昨年歩いた道なので気がラクです。
7:55 三斗小屋温泉煙草屋さん出発(1465m) 外にでると、雨粒はなくほとんどミスト、お肌にいいかも?
しばらくは樹林帯を歩きます。
橋の手前で渋滞。雨で濡れて滑りやすくなっているので慎重です。
ひょうたん池
まわりに紅葉した木々が増えてきました。楽しみながら歩いていると、少しひらけた場所にでました。ひょうたん池の入り口です。そこから見た茶臼岳。噴煙も見えます。
ザックを置いて木道に入ります。
前回見たひょうたん池はたいしたことなかったんだよなぁ。。。 木道を歩くこと1~2分。
9:20 ひょうたん池 おぉ、これはスゴイですね! あのしょぼかった池が見事に大変身です。
姥ヶ平
次はお楽しみの姥ヶ平ですが、姥ヶ平へ続く道は一部雨で水たまり状態です。足元は悪いが彩られた道を歩くのは気持ちがいい。
9:30-50 姥ヶ平(1594m) 着きました、紅葉で有名な那須岳姥ヶ平。煙草屋さんでは、同室のお姉さんもお風呂に一緒につかったおばちゃんも「昨年の方が真っ赤でキレイだった」と言っていた姥ヶ平。真っ赤ではありませんが、オレンジもなかなかいいではないですか。
姥ヶ平にはテーブルとベンチがあるので、せっかく持ってきたガスを出しモーニングコーヒーを飲みました。奇跡的にこの時だけなぜか晴れ、最高のオープンテラスになりました。
10:20 牛ヶ首(1730m) ここから姥ヶ平とひょうたん池が見られます。一度歩いたことがあるので道を確認せず、姥ヶ平に見とれながら歩きます。
姥ヶ平を右に見ながら、右に見ながら、ずっと進みます。(右に姥ヶ平を見ながら進む時点で道を間違えていることに気づいてよ私!)
ほどなく見通しのよくない狭い道へ、しかもロープ箇所まであります。見通しのよいところを歩くんじゃなかったっけ? 少ししたら開けるのかしら。
10:40 日の出平(1786m) 今日の行程にこんな地名あったかな? 確認すると、間違っていることがわかりました。急いで戻ります。
10:55 再び牛ヶ首 しっかり道標もあったのに、道を間違えるバカがここにいるのです。前に来たことがあるから油断しました。
そうそう、こんな景色を見ながら歩きます。
徐々に秋色は少なくなり、
緑の世界になりました。
11:40-45 茶臼岳登り口(ロープウェイ近く) すっごい風です。モノが飛ばされないようにしっかりザックに入れたりまごまごタイム。ロープウェイで登ってきた観光客が茶臼岳に登るかどうしようかまよっています。おせっかいかもしれませんが「傾斜もあるし石がゴロゴロしているのでふつうの靴だと大変だと思いますよ。上には紅葉はないし、この天気だと展望もよくないと思います。こっちの道(牛ヶ首方面)なら道はゆるやかだし紅葉もありますよ」 観光客は牛ヶ首方面へ歩いていきました。時間も往復で茶臼岳と同じくらいだし、今日はこっちの方がよかろう。
茶臼岳をのぼっていると、パラパラと観光客が。みなさん難儀していらっしゃいます。これで頂上からの景色がよければねぇ。
12:00 茶臼岳頂上の下分岐 頂上に行くか、峰の茶屋へ行くか。観光客にも言ったように、登頂しても何も見えないことはわかっています。茶臼岳は昨年登頂しているので、峰の茶屋へ行くことにしました。峰の茶屋のあたり、一番風が強いんですよね。飛ばされないように気を付けないと。
峰の茶屋が見えてきました。昨日歩いていた時は気がつきませんでしたが、いい稜線です。
12:15 峰の茶屋跡避難小屋(1720m) なんてラッキー、風はそよ風ほどに落ち着いていました。
私が姥ヶ平から牛ヶ首に歩いている時に会ったパーティ、彼らはその時牛ヶ首から姥ヶ平に下っていたのですが、に会いました。そしてなぜかここから駐車場まで一緒に歩き、なぜか私がパーティの真ん中です。お邪魔しています。早く歩いていた私とここで会ったからかパーティの人たち「牛ヶ首からは茶臼方面に行かず、そのまま峰の茶屋へ来ちゃったのよ。茶臼岳登ってきたんでしょう? すごいわね」と勝手に勘違いしてくれています。いえ、茶臼岳には登らず、道間違えていたんですけどね。
12:50 峠の茶屋駐車場(1462m) ここでパーティとはお別れ。少しの間グループ登山で楽しかったです!
13:00 那須ロープウェイ山麓駅(1390m)
13:13 那須ロープウェイバス停発 朝風呂まで入ったくせに、これから那須湯本温泉へ向かいます。
13:38 那須湯本温泉バス停着 鹿の湯ってどこでしょう? バスは観光案内所前に停まるので、とりあえず観光案内所へ。地図をいただき、鹿の湯の入浴券を購入。先にここで買っておくと50円お得です。
霧雨が降っていて、神社の鳥居もよく見えません。
この鳥居の道反対側に鹿の湯へおりていく遊歩道があります。
遊歩道をおりていきます。
那須湯本温泉 鹿の湯♨
1300年の歴史がある鹿の湯さん、710年に平城京遷都なので奈良時代ですね。左が浴場となっています。
ノスタルジックでいい雰囲気。明治時代に建てられたそうです。
こんにちはー 玄関は大正時代に建てられたそう。
靴箱もレトロ。あ、町の居酒屋でもこのような靴箱はありますね。
入浴料は¥500- 私は事前購入の入浴券をだします。ザックは脱衣所に持っていくのかしら。渡り廊下を渡って、いざお風呂へ。
脱衣所には棚があり鍵付きではありません。有料鍵付きロッカーは受付横、廊下にあります。脱衣所と浴場は同じ空間にありなんとも不思議。注意すべきことは、石鹸・シャンプーは禁止ということ、山小屋みたいですね。その代わり入浴前にはひしゃくで大人200回もかぶり湯するようにと、入浴の心得に記載があります。200回! でも他の人もしつこいくらいかぶり湯をしているので、私も。200回なんて手が腱鞘炎になってしまう、すいません、少なめにしました。湯船は温度ごと、41、42、43、44、46度にわかれています。心得には「腰まで1分、胸まで1分、首まで1分」という短熱浴を進めていますが、みんなまったり浸かっています。私は一番奥、階段を下りたところの大きめの湯船でゆっくり。窓から風がそよそよ入ってくるのでのぼせることもありません。
脱衣所はそれほど広くはないので、「すみません」といいながらザックが邪魔にならないようあっちに置いたりこっちに置いたり。そんな私に「那須岳のぼってきたの? いいわねー」「いい趣味ね」「私も歩けたら行ってみたいわー」とまわりの人。あー、邪魔になっているのにすみません、ありがとうございます。
14:50 那須湯本温泉バス停発 途中お菓子の城付近で、煙草屋さんで隣の部屋に泊まっていた女性二人をバスから発見。お菓子の城のお風呂に行くって言ってたっけ。
15:25 黒磯駅 お昼食べようと目をつけていたお店はことごとくランチタイムが終わり閉まってしまい、唯一この時間でもオープンしているお店に行くことにしました。
確かに開いていたんですけれどね、営業していたのはショップだけでカフェは閉まっていました。食べログだけではなく、お店のサイトもチェックするべきでした。
歩いていると、おしゃれな山道具のお店発見。
再び黒磯駅、もちろん鈍行で帰ります。栃木ならではのものが食べたかったな。で、結局これになりました。レモンドーナツ¥180-
燃えるような赤い紅葉もなく、なんともどんよりした天気の那須岳で少し残念でしたが、前泊しなくても来られることがわかったのでまた来たいです。今回は煙草屋さん、前回は大黒屋さんに泊まりましたが、どちらがいいのかはどちらもそれぞれ良いので好みでわかれるでしょう。私は今のところ大黒屋さんなのですが、もし今回天気がよく露天風呂から絶景が見ることができていたら煙草屋さんかもしれません。
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