おはようございます。夜中たくわんを噛んでいるような音が聞こえましたが、それは歯ぎしりだったようです。そして気になる宴会は、私が寝てからも静かに続いてたそう。「オレたち今回は優等生だ」と言っていますが、それがフツーなんですよ。
朝ごはん お鍋の翌朝といったら当然うどんか雑炊でしょう。今回はうどん。各自1玉づつ持ってきているので、細い麺や太い麺で個性がでています。昨夜の残りのワインがあるというので朝からワイン、いやブドウジュースをいただきました。金色の麦のジュースを飲んでいる山友もいます。
6:40 くろがね小屋出発 天気予報では晴れのはずでしたがおかしいぞ。
たぶんこれが見納め、さようならくろがね小屋
晴れそうでなかなか晴れません。
7:20 峰の辻
7:50 牛の背 ここから火星だか月面だかのような景色が見られるということですが。。。 それより強風で景色なんてどうでもいいから先へ急ぎましょう。ガイドブックにも「強風に注意」と記載があります。となりのトトロに「風の通り道」という曲がありますが、その類の風ではありません。いや、そもそもあの曲には風感がないように思います。
未知との遭遇? 山影に未確認物体がいそう。
8:10-25 安達太良山山頂(付近) ここから山頂まで5分ほど岩登り。安達太良山に岩場があるなんて聞いていないんですけど!
山頂到着
ハシゴまであります。
次は薬師岳を目指します。
9:35 智恵子のほんとの空記念碑 青空が見えました。自分が壊れていく恐怖を感じながら思い描いたほんとの空はもっと青かったに違いありません。
9:40 薬師岳 晴れて下まで一望できます。
登山道は昨日の雨でぐちゃぐちゃのド・ロードです。なのになんとスニーカーにオシャレザックの観光客まで登ってきます。強風でロープウェイがとまってしまい、ちょっと登ってみようかと思ってしまったのでしょうか。ここは完全山道、かなり大変そう。泣いているちびっこまでいます。おかげで道は大渋滞です。一番キレイなところは下の遊歩道なのに。この写真、途中隠れていますが蟻の行列になっています。
スキー場をくだります。
駐車場からあふれた車がスキー場まで。
11:10 奥岳登山口でゴール 温泉施設「奥岳の湯」の前にある洗い場で靴を洗うことができます。
奥岳の湯
駐車場の横にある温泉施設。以前に来たときはなかったので調べたところ2015年オープンした新しい施設なのだそう。入浴料は¥600- 食堂や休憩場所はなく、受付前に自販機とベンチがあります。
浴室はほどほどの広さ、脱衣所はちょっと狭いかなーという程度です。紅葉の週末で激混みというわけでもないので需要もそこそこのようです。内湯も窓が大きくとてもいいのですが、なんといっても露天風呂! 湯船に浸かりながら外を見ると、まるで天空のお風呂のようです。あふれ出たお湯が、そのまま外へ流れて出ていくかんじ。行ったことはもちろんありませんが、シンガポールのマリーナベイサンライズのプールのよう(言いすぎ?) お湯はうっすら白くいいお湯です。が、くろがね温泉で源泉かけ流しをたっぷり楽しんできた私たちには少し物足りないのであります。あー、またくろがね小屋の温泉に浸かりたい!
サッパリした後はお昼ごはん。車でおりていくとソースカツ丼で有名な成駒さんがあります。私はここで食べたことがあるのでもう一つの選択肢、浪江焼きそばに一票。多数決だかなんだかわかりませんが、浪江焼きそばに行くことになりました。途中成駒さんを通りましたが、お店の外にまで人が並んでいました。
なみえ焼きそば杉乃家
ご当地グルメ、浪江焼きそば。ご当地は福島県浪江町、原発事故で避難区域となってしまった場所です。今は二本松駅近くの市民交流センターの1Fで営業しています。
ソーツカツ丼屋さんと同様、こちらも人気のお店ですので待ち時間あり。お店に入り、さっそく注文。焼きそばだけでなく、なんとウナギまであります。しかも私でも手に届くお値段であります。焼きそばとうな重のセットまでありましたが、とても私では食べきることができない量だというのは想像に難くない。基本に戻ってなみえ焼きそば¥650- B級グルメというだけあり、お財布にもやさしい。どーん! けっこうな量です。麺は太くてもちもち。登山のあと体がニクを所望しておりますが、豚肉もしっかり入っています。見た目は茶色オンリーでしつこそうですが、モヤシもたっぷり。テーブルにある七味ニンニク、辛いものは苦手ですがニンニクに魅かれ少しかけてみました。口に入れた瞬間はニンニクがふわ~っと広がりおいしいのですが、あとから辛い! 食べても食べてもなかなか減らないと思っていましたが完食。おいしかった~ 食べたあと、お皿にはお馬さんの絵が。この時は気づかなかったのですが、いまブログを書いていて気づきました。お店の外観の写真に写っているのぼりに「何事も馬九行久」、これが答えです。
社交的でない私にとって、少し気が重かった大人数の山行でしたが、山友さんたちのおかげでとても楽しかった2日間でした。